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うな重とうな丼の違い!理由を知ってうなぎを楽しもう

Unadon

うな重とうな丼はなぜ価格に大きな違いがあるのかと気になりますが、これはお店によって理由が違います。

行きつけのお店での理由を知ることで、納得した上でうなぎが楽しめるようになるでしょう。

ここでは、なぜ価格に差があるのか、地域での焼き方や食べ方の違い、スーパーの蒲焼を美味しく食べるコツなどを紹介していますので、疑問もすぐに解消できるでしょう。

 


うな重とうな丼の違いとは?

うなぎ屋さんに行くと、うな丼よりもうな重の方が高い料金設定で、どんな違いがあるのかと気になっている人もいるでしょう。この違いは、お店によって色々な理由があるようです。

うな重(うなじゅう)は、重箱にご飯を入れてうなぎの蒲焼をのせたもので、うな丼(うなどん・鰻丼・うなぎ丼)は、丼にご飯を入れて上に蒲焼をのせたもので、一見すると器だけの違いのように感じます。

まず理由として挙げられるのが、うなぎの量の違いです。同じ店で食べれば、うな重は量が多く、その分だけ価格を高く設定しているお店もあります。

また一見すれば同じように見えても、うなぎの部位が違うケースもあります。

うなぎは、一般的に頭の近い部分、胴体部分、尻尾に近い部分に別けて切ります。

頭に近い部分は身が薄く小骨が多いという特徴があり、尻尾に近い部分は身が薄く幅が狭いという特徴があります。胴体部分は身が厚く美味しい部分です。

価格に差がある場合には、お重の方に胴体部分を使い、丼には頭や尻尾部分を使っている可能性があります。

また、お重には肝吸いがついて丼にはつかない、天然か養殖の違いなどもありますし、お店によっては器が違うだけで大きく価格が違うケースもあるようです。

 


地域によってはうな重とうな丼の違いだけでなく焼き方も違う

関東と関西では蒲焼きの仕方が異なることをご存知でしょうか?

関東では一度焼いた後に蒸しますが、関西では焼くだけで仕上げます。

関東のやり方ではふっくらとした食感になりますし、関西の蒲焼のやり方ではパリッとした食感に仕上がるのが特徴です。

蒲焼のやり方によって食感が大きく異なり、違ったうなぎを楽しむことができるでしょう。

 


地域の違いでうな重やうな丼とは全く違う食べ方をしている

うなぎは蒲焼のやり方によって食感などが異なりますが、地域が違えば食べ方も異なります。

名古屋では、ひつまぶしが有名で、初めて聞いた人は、うな重やうな丼との違いが気になるかもしれませんが、器や食べ方が異なります。

このひつまぶしは、細かく刻んだ蒲焼がおひつに入っていて、ご飯にまぶして食べます。

ある程度食べたら、お茶碗に移してからお茶を入れ、お茶漬けとしても楽しめます。

 


うな重とうな丼の違いを知ったら歴史が感じられるお店で味わってみよう

東京の上野には290年以上も続く老舗うなぎ割烹「伊豆栄」があります。

老舗と聞くと少し敷居が高いと感じますが、「うなぎどんぶり」も用意されて気軽に食べることもできるでしょう。

もちろん、二段重ねのうな重も食べることができます。

上野には、国立科学博物館、国立西洋美術館、上野恩腸公園、上野動物園など観光スポットが多く、老舗甘味処もあります。

観光で上野に立ち寄った際には、歴史を感じられるお店でうなぎを堪能してみてはいかがでしょうか。

 


うな重とうな丼の違いを知ったらスーパーの蒲焼で美味しく食べよう

スーパーで買った蒲焼を電子レンジで温めて食べる人も多いのではないでしょうか。

しかしそういった食べ方では、少し臭みを感じる、硬いと感じてしまうことがあります。

これは、製造段階で、ある程度水分が抜けているため、電子レンジで温めることでさらに水分が抜けて固くなると言われています。

そんなスーパーの蒲焼を美味しく食べる料理レシピを紹介しますので、ぜひ試してください。

まず買ってきた蒲焼に熱湯をかけて、かかっているタレを落とし、焦げ目がある場合には焦げ目も落とします。

ネットをかけることで、皮の周りにあるコラーゲン柔らかくなり食感も良くなります。また、このひと手間で臭み取りもできます。

後はアルミホイルの上に蒲焼を乗せてお酒を小さじ2杯ほどふりかけ、魚焼きグリルで両面を焼く、フライパンで蒸し焼きにする、などの温め方をすれば、自宅でも美味しい蒲焼が楽しめます。

丼で楽しむのも良いですし、お重に入れて高級感がある食べ方をしても良いでしょう。

 


まとめ

お重と丼での価格の違いの理由は、お店によって異なり、うなぎの量、肝吸いの有無、使っている部位、お店によっては器が違うという理由だけで価格が異なるケースもあります。

地域によっては焼き方が異なったり食べ方も違ったりします。

お店によっては200年以上も続く老舗があり、このようなお店なら歴史を感じながらうなぎを楽しむこともできるでしょう。

スーパーに売られている蒲焼でもちょっとした工夫で美味しく食べることもできます。

行きつけのお店でどんな理由で価格に違いがあるのか、自宅でも工夫の仕方を知ることで、美味しいうなぎを楽しめるようになるでしょう。



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