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小松菜とほうれん草の違い!違いを知って美味しい料理を作ろう

spinach

小松菜とほうれん草とでは違いがあるのかと気になりますが、味や栄養、調理法に違いがあります。

違いを知ることで、美味しい料理も作りやすくなります。

ここではこの二つの野菜の違いを紹介していますので、悩みや疑問もすぐに解消できるでしょう。

 


小松菜とほうれん草の味の違いはあるの?

小松菜とほうれん草は見た目も似ていることから、味に違いはないのではと思う人もいるでしょう。

しかし、多くの人がほうれん草の方が美味しいと感じるようです。

これは、人工知能を使った味覚センサーによって計測され、苦味と甘み、コクは90%以上の人か分かる程度の差があるという結果となっているようです。

また、甘みでも60%の人がほうれん草の方が強いと感じる程度の差があると結果が出ています。

このように、どちらを使って美味しい料理を作ろうかと考えた時には、ほうれん草を使った料理を作った方が、多くの人が美味しいと感じてくれるでしょう。

 


ほうれん草と小松菜では栄養に差はあるの?

ほうれん草は栄養価が高いことで知られていますが、小松菜にも負けないほどの栄養が含まれています。

ほうれん草のベータカロテンの量は4200μg、葉酸は210μgで、小松菜に含まれるベータカロテンは3100μg、葉酸は110μgです。

この栄養成分だけなら、やはりほうれん草の方が栄養価の高い野菜と感じます。

しかし、カルシウムと鉄分ビタミンCに関しては小松菜の方が豊富に含まれています。

ほうれん草では、カルシウムが49mg、鉄分2.0mg、ビタミンC35mgに対し、小松菜はカルシム170mg、鉄分2.8mg、ビタミンC39mgです。

このようにビタミンやミネラルの摂取を考えている人には、小松菜を使う方が効率よく栄養成分を摂取することができます。

小松菜やホウレンソウは、グリーンスムージー、パンケーキ、蒸しパン、おひたし、ソテーの調理法で良く食されています。

どちらを使って料理をしたらいいかと迷った時には、一緒に活用してみましょう。

一緒に使うことでどちらの栄養成分もしっかりと摂取することができて、ほうれん草も使っているので美味しい料理を作ることができます。

 


小松菜とほうれん草を見分けるポイントをご紹介

見た目が似ていることから、見分け方を知りたいという人もいるでしょう。

簡単に見分ける方法が根元の色を見ることです。ほうれん草は、根元がピンクや赤色をしていますが、小松菜は緑色です。

また、葉っぱで見分けることもでき、ほうれん草は三角に近い形でギザギザしています。小松菜は丸みがある楕円形です。

違いが良く分からない時には、根元と葉で判断すると良いでしょう。

 


小松菜とほうれん草の名前の由来

この野菜の名前が気になっている人もいるのではないでしょうか。

小松菜は日本原産の野菜で、東京都江戸川区の小松川地域で栽培されていたことから、その地域の名前を取ってこの名前が付けられたと言われています。

ほうれん草は、中国の唐の時代にネパールの僧によって伝えられたと言われています。

この時のネパールは、頗稜(ホリン)と呼ばれていて、日本ではホリンがホウレンとなり、この国から伝わった野菜だからほうれん草となったようです。

 


小松菜とほうれん草は種類は同じ?

小松菜とほうれん草は、見た目が似ていることから同じ種類の野菜だと思っている人も多いかと思います。

しかし、小松菜はツケナの一種で、チンゲンサイと同じアブラナ科アブラナ属、ほうれん草はユリ科アカザ亜目ホウレンソウ属の野菜です。

このように、見た目では同じ種類の野菜のように感じますが、種類は全く別の野菜です。

小松菜はアク抜きをしなくても料理に活用できる野菜ですが、ほうれん草はアク抜きが必要です。

ほうれん草には、カルシウムの吸収を阻害する蓚酸が多く含まれていて、野菜から出るアクの多くはこの蓚酸という物質です。

小松菜にも多少は含みますが、ほうれん草ほど含まれていないのでアク抜きは必要ないとされています。

ただ、アクは少ない小松菜でも苦いと感じる人も多いです。ほうれん草のようにアク抜きは必要ありませんが、調理の前に水に浸けておくだけで苦味を軽減できます。

種類によって調理法も少し違ってくるので、種類に合った調理をすることが大切です。

 


まとめ

ほうれん草と小松菜とでは、人工知能の味覚センサーの測定では多くの人がほうれん草の方が美味しいと感じるという結果が出ているようですが、どちらも豊富に栄養成分が含まれています。

この二つの野菜を見分けるポイントは、根元の色や葉の形です。

名前の由来は、どちらも栽培されていた地域や国の名前が由来となっているようです。

見た目は似ていますか、全く種類が違う野菜などで、それぞれで少し調理法も変わります。

違いを知ることで、美味しい料理も作りやすくなるでしょう。



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