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カレーの常温保存は危険?!適切な対応や保存方法を知ろう

Curry

カレーを長時間常温保存すると食中毒が心配になりますが、適切な対応方法や保存方法があります。

適切な対応や保存をすることで、食中毒の心配をすることなく楽しめるでしょう。

ここでは、賞味期限や食中毒を起こさない工夫、保存方法について紹介していますので、悩みもすぐに解消できるでしょう。

 


カレーは常温で大丈夫?賞味期限を知ろう

カレーは一晩寝かせると美味しくなると言われていますが、常温で保存して大丈夫なのかと疑問を感じている人もいるでしょう。

そんな人はまず賞味期限を知っておく必要があります。

常温保存では、冬場でも賞味期限は1日~1日半です。夏場となると半日程度しかもたないでしょう。常温保存をする場合には、1日最低でも1~2回は火を通します。

夏場や梅雨の季節など雑菌が繁殖しやすい季節は、特に食中毒が心配なので冷蔵保存を考えましょう。

冷蔵保存であれば2~3日程度が賞味期限となります。カレーを冷蔵庫に入れる時は、密閉度の低いお鍋のままで保存をするのではなく、密閉できる容器に移して保存をしましょう。

粗熱がなくなってから1回分程度に小分けして密閉容器で保存をすることで、食べる時に電子レンジを使えば手軽に美味しいカレーが楽しめます。

作りすぎてしまって、2~3日中には食べられないという時には、冷凍保存をすると良いでしょう。一回分に小分けして冷蔵保存をすることで、食べる時には電子レンジで解凍するだけですぐに食べられます。

冷凍保存をするときには、なるべく平らにして保存するようにします。保存期間は1ヶ月を目安にすると良いでしょう。

また、じゃがいもや人参などの食材は、冷凍保存をするとパサパサになってしまうので、取り除いてから保存すれば解凍しても美味しいカレーが楽しめます。

日本人はカレーが好きな人が多く、家庭ではカレーの日を作って楽しんでいる人もいるでしょう。

中には、ネットで料理レシピを参考にしながらオリジナルのカレーに挑戦している人もいるかもしれません。

そんなカレーは自宅で作ると賞味期限が短いので、適切な方法で保存をすることが大切です。

 


カレーの常温保存では菌を増殖させない工夫が大切

通常の雑菌であれば一度加熱すれば死滅するのですが、熱に強いウェルシュ菌には注意が必要です。

このウェルシュ菌を体内に取り込みすぎれば、下痢や腹痛などの症状を引き起こします。

この菌は自然界には幅広く生息し、特に牛や鶏、魚が保有していると言われています。カレーでは、これらの肉を使うことから、食中毒を引き起こさないためにも注意が必要な菌です。

一度発生すると加熱しても死滅しないと言われ、常温保存をするときには繁殖させない工夫が大切です。

この菌は45℃以下になると急激に増殖するので、この環境をできるだけ短くすれば増殖を防げます。

保存をするときには、加熱してから2時間以内に20℃以下になるように急冷をします。カレーが入った鍋を水に浸けるなどして冷やすことで、雑菌の繁殖を防げて常温でも保存しやすくなります。

また、この菌は酸素を苦手としているので、加熱するときには良くかき混ぜて空気を含ませるようにすると効果的です。

 


常温保存ではカレーも腐る!腐っているかどうかの見分け方をご紹介

常温で長時間放置すれば雑菌が繁殖して腐ってしまいます。

常温で長時間放置した時には、もしかしたら腐っているのではと心配な人もいるでしょう。

そんな時に見極める方法が、

  • 酸っぱいにおいがする
  • 納豆のようなにおいがする
  • 表面に白い膜が確認できる
  • 泡立っている

などがあります。

一つでもあてはまれば腐っている可能性もあることから食べないようにしましょう。

 


カレーを常温保存すると増殖しやすいウェルシュ菌は変化が分かりにくい

鍋に入っているカレーの中は、空気に触れないので、増殖しやすい温度になれば爆発的にウェルシュ菌が増えることになります。

菌がそんなに増殖するなら、味や臭いにも変化が生じで分かるのではと思う人がいるかもしれませんが、この菌が増えても無味無臭のために変化に気づくことはないとされています。

味や臭いでは増殖しているか判断できないため、できるだけ早く急冷して、増殖しやすい温度を保たないようにすることが大切です。

 


カレーを保存するなら常温・冷蔵よりも冷凍がおすすめ

作ったカレーの保存を考えるのであれば冷蔵保存がおすすめです。

冷凍すれば日持ちもしますし、小分けして保存をすることで手軽に食べることができます。

ただ、この保存方法では、人参やジャガイモの食感が悪くなり、美味しくないと感じることもあります。

冷凍前に取り除くのも良いですが、野菜に含まれる栄養成分もしっかりと摂取したい人もいるでしょう。

そんな人は、人参やじゃがいもは潰して保存することをおすすめします。

ひと工夫して冷凍保存をすれば、日持ちするだけでなく、解凍してからも美味しいカレーを楽しめるようになるでしょう。

 


まとめ

自宅で作ると賞味期限は、常温保存で冬場なら1~1日半、夏場では半日程度です。冷蔵保存なら2~3日、冷凍で1ヶ月が目安となっています。

常温保存して、臭いや見た目に異変を感じた時には、腐っている可能性もあるので食べないことが大切です。

ウェルシュ菌は増殖しても味や臭いに変化が生じないので、増殖させないように急冷するようにしましょう。

数日以上の保存を考えているのなら冷凍保存がおすすめです。

良い保存方法、菌を増やさない工夫をすることで、前日に作ったカレーも安心して食べられます。



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