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玄米が胃痛を引き起こす?!目からウロコ!原因と対策法のご紹介!

健康食として有名な玄米ですが、実は食べ方によっては胃痛などの原因になる事はご存知でしょうか。

実際のところ白米と同じ炊き方をして胃にダメージを受けてしまった人も多々報告されています。

・・・という筆者も健康ブームにのっかり玄米食を始めたら胃痛、胃腸炎を経験してしまいました(汗)

「玄米食ってダメじゃん・・・」と何度か挫折しました。

しかし、持病の悩みから健康方法を探求していくと何度となく登場してくる玄米の存在・・・。

食物繊維は白米の5倍。ビタミンB1は8倍。ビタミンB6は11倍。ナイアシンは15倍も含まれその他、ビタミンB2、リン、カルシウム、マンガン、鉄、マグネシウム、葉酸、脂質、タンパク質などなど栄養の宝庫、まさにスーパーフードなのです。

(玄米食をあきらめるのはもったいないなぁ・・・)

そこで本格的に栄養士さんにインタビューをしたり大学論文を読みあさって個人的にリサーチを進めた結果、知っていれば解決できた問題をいくつか発見!

「もっと早く知っていれば・・・」

そこで今回この記事では玄米を食べて胃が痛む原因や対策法などのリサーチ結果をわかりやすくまとめてみました。

健康を気にして食べているのにそれが原因で胃痛など不健康になってしまっては本末転倒ですよね?

胃痛以外の症状についても触れていくので、「玄米を食べ出してからちょっと体の調子が悪い・・・」と思われてる方はぜひ目を通してください。

玄米を食べて胃痛を起こす2つの原因

玄米を食べて胃痛を起こす原因としては、以下の2つが考えられます。

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原因1:消化不良

精製前の玄米は米の周りが食物繊維でおおわれており、消化しづらい特徴があります。

人によっては食べた玄米を消化しきれず胃に負担をかけてしまい、結果胃痛を引き起こすこととなります。

原因2:胚芽の毒性

「玄米には毒がある!」と言われると驚かれる方もいらっしゃるでしょう。でも本当です。

胚芽の残っている玄米には、発芽抑制因子(アブシジン酸)と呼ばれるものが含まれており、これには毒性があります。

発芽抑制因子(アブシジン酸)は植物の種子が自然界において鳥などに捕食された際、鳥に吐き出され生き残れるように進化し身につけた毒です。

命に関わるものではありませんが、消化の過程で胃痛の原因になるといわれています。

玄米は栄養価が高い一方で、これらの理由から胃痛を引き起こしやすいデメリットも帯びているのです。

そして玄米がもたらすのは胃痛だけではありません。以下の症状を併発することもあります。

玄米が引き起こす胃痛以外の体調不良

玄米を食べると胃痛以外にも体の不調を感じる人もいるようです。

家族で同じご飯を食べていても消化力の弱い小さなお子さんやご年配の方だけが体調不良を訴える場合もあります。

以下が玄米を食べると起きるかもしれない胃痛以外の症状と対処法になります。

Granpa and grandson

症状1:玄米を食べ始めて便秘や下痢の排泄異常が始まった

対策法
玄米は食物繊維が豊富ですが、含まれるのは不溶性の食物繊維であり、水分に溶け出しません。すると消化されない食物繊維が腸に残ってしまい便秘や下痢の原因になるのです。

玄米を食べ始めてから便の出が悪いと感じている人は、玄米が消化しきれていない可能性があるので要注意です。

玄米をもっと消化しやすいように柔らかくして食べる必要があるでしょう。

また水溶性の食物繊維を一緒に摂ることで便を正常な状態にコントロールしましょう。

水溶性の食物繊維を含む食べ物の例は以下の通りです。

  • 昆布
  • わかめ
  • 里芋
  • 果物
  • 大麦
  • オーツ麦

また腸内環境を良くするためにヨーグルト、納豆、キムチ、ぬか漬けなどの発酵食品を一緒に食べるのも有効でしょう。

症状2:玄米を食べると吐き気がする

対策法
発芽抑制因子のもつ毒性によって吐き気を催すことがあります。

玄米を食べて気持ち悪くなる人は、玄米をやわらく炊くだけでなく発芽玄米にして毒性の除去をすることで吐き気を抑える事ができます。

症状3:玄米を食べ続けて胃腸炎になってしまった

対策法
胃痛がするのに玄米は体に良いはずだと盲目的に食べ続けて胃腸炎まで進んでしまったケースもあります。

消化不良を起こしながらもずっと玄米食を続けていると胃腸が弱り、免疫力も下がりウィルス性の胃腸炎などにも感染しやすくなってしまいます。

玄米はもちろん消化の良い状態にして良く噛んで食べるなど対策をしてもまだ胃痛が治らないという場合はしばらく消化の良い白米や後述で説明いたします発芽米や酵素玄米にして様子をみるなど体の調子に注意しながら食べることをオススメします。

症状4:玄米を食べ始めておならが多くなった

対策法
玄米食を始めてからおならが多くなったり、またそのおならが臭くなったりという悩みを持たれる方も多く存在します。

おならが多くなるということは腸でガスが発生しているということです。また便秘を伴うことが多くなっています。

これは先述した玄米を食べ始めたら便秘や下痢の便異常が始まった問題と同じで、玄米に含まれる不溶性食物繊維のせいです。水溶性の食物繊維をとることによって便通を良くしましょう。

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症状5:玄米食を始めたら子供だけ下痢をする

対策法
家族みんなで同じ食事をしてるのに子供だけがお腹を下してしまう場合もあります。

これはご年配の方も同様で消化力の弱い小さなお子さんや年配の方は硬い玄米を食べると消化不良を他のファミリーメンバーよりも起こしやすいことがあります。

これも後述します玄米を発芽玄米や酵素玄米にすることによって玄米の栄養価をキープしつつ白米と同じように消化吸収しやすいように柔らかくすることで解決できます。

以上が玄米が引き起こす胃痛以外の症状と対処方法についての説明でした。

しかし玄米を食べて胃痛や不調がでる理由は消化不良や胚芽の毒性によるものだけではありませんでした。意外な理由がもう一つあったのです。

この意外な理由【番外編】も念頭にいれておかれると良いかもしれません。


玄米を食べて胃痛を起こす原因【番外編】好転反応

玄米を食べて胃痛や不調を起こす原因に意外な盲点が存在しました。それが『好転反応』でした。

Yoga

好転反応とは?

慢性的な病気を抱えている場合、玄米を食べることによって自然治癒力が向上し、正常な健康状態をとりもどす過程で病的な症状があらわれてくることがあります。これを『好転反応』といいます。

好転反応の症状例

好転反応は悪いことではないのですが、不快な症状があらわれることがあります。好転反応の症状例としては以下のようなものがあります。

排泄反応

体内にたまっていた毒素、老廃物、有害物質をデトックスする反応で排泄反応があります。

症状としては大量の便通、下痢、目やに、湿疹、かゆみがあります。

弛緩反応

慢性病で鈍化していた神経が活発化する反応です。

症状としては眠気、倦怠感や疲労感があります。

過敏反応

毒素で酸化していた体が栄養状態が改善した活性化した細胞によって還元反応を起こした時毒素を排出する作用が起こります。その作用の反応として体が過敏になることがあります。

症状としては多汗、痛み、腫れ、排泄異常(下痢、便秘)などがあります。

回復反応

毒素が体外に排出される過程で一時的に慢性病の症状がさらに悪くなり体に現れる反応です。

症状としては胃痛、腹痛、発熱、動悸、めまいなどがあります。

以上が好転反応の症状ですが、好転反応については症状が好転反応からきているのか、または症状が本当の病気からなのかは見分けが難しいところがあります。

見分けが難しい好転反応ですが玄米食を始めたり、信用できる健康法を始めたタイミングで症状が出た場合は好転反応の可能性も大です。

好転反応の対策法

体が改善に向かって変化が実感できるならそれは好転反応かもしれません。

好転反応による体調不良は食べる量を調節したり体の様子を見ながら徐々に体を慣らして乗り切るようにしましょう。

もちろん持病をお持ちの方はかかりつけの医師と相談しながらすすめて下さい。

玄米が胃痛を引き起こす主なる原因は消化不良や胚芽の毒性からくる胃への負担です。

ですから調理や摂取の過程で消化しやすいように調理したり、後述で説明します玄米の発芽によって毒性を除き、胃への負担を除きましょう。

それでも胃痛がある場合には好転反応も念頭に量を調整しながら様子をみながら体を玄米食に慣らしていきましょう。

それではこの玄米による好転反応を含む胃痛や体調不良が起こるメカニズムをご理解頂いたところで、それらの問題を予防する対策方法についてお話をうつしてまいりましょう。


玄米が原因の胃痛や体調不調を予防する3つの対策法

ここまでのおさらいをすると、玄米を食べて胃痛や体調不調を起こす原因は、玄米を食べることによる好転反応以外は、

  1. 消化不良による胃痛を起こす
  2. 胚芽の毒性から胃痛を起こす

以上の2つでした。胃痛を起こさないためにはこれらの2つの原因に対処しなければなりません。

そしてその対処法は意外と簡単!目からウロコの対策法3つでした。消化不良や胚芽の毒性を予防する対処法は以下の3つの方法です。

  1. 圧力鍋で炊く
  2. 発芽玄米にして食べる
  3. 酵素玄米にして食べる

それぞれの特徴とメリット・デメリットをご説明します。

 Pressure cooker

対策法1:圧力鍋で炊く

特徴

圧力鍋とは圧力の調整機構がついた鍋です。玄米を炊飯の際、空気や液体を密封して圧力をかけて柔らかく玄米を炊くことができます。

メリット

炊飯器や土鍋など他の調理器に比べると圧力をかけて炊飯するので比較的柔らかく炊き上がる。

デメリット

よく壊れる
ただ圧力鍋にもデメリットがあります。その一つに『よく壊れる』問題があります。

強い圧力がかかることでパッキンが破損したり、圧力が弱くなったり・・・。もしこれからご購入される場合は保証期間が長い(できれば2年以上)のものをオススメします。

保温ができない
もう一つのデメリットは保温機能がないのでいつでも暖かいご飯がすぐ食べれる状態ではありません。保温ジャーをもう一つ用意して移し替える手間がいります。

玄米の毒性は取り除けない
普通の炊飯器に比べ玄米を柔らかく炊くことはできますが、玄米の毒素を抜くことはできません。もし柔らかくしても胃痛を起こってしまう場合は玄米の毒素が原因かもしれません。

玄米の毒素への対処法はズバリ、『発芽させる!』ことです。それでは玄米を発芽させる発芽玄米について詳しくお話しましょう。

対策法2:発芽玄米にして食べる

特徴

玄米を水につけわずかに発芽させたのが発芽玄米です。

メリット

玄米の毒性を分解できる
玄米を発芽させることで発芽抑制因子(アブシジン酸)が分解され毒性もなくなるので、安心して食べる事ができます。

栄養価が普通の玄米よりアップ
また発芽の際に玄米の酵素が活性化し、発芽のために必要な栄養が玄米の中で増えていきます。

そのため玄米よりも栄養価がさらにアップし、さらに柔らかくなるため白米と同様に手軽に炊飯できます。

白米と同じくらい柔らかく胃腸にやさしく食べやすい
発芽玄米にすることにより玄米よりも栄養価が高く、そして白米と同じくらい柔らかく胃腸に優しいご飯にすることができるのです。

デメリット

時間と手間がかかる
難点としては玄米を水に浸し発芽させるには時間は2〜8時間と時間がかかり手間がかかります。

なので思い立った時にすぐ炊ける手軽さはないので前もって計画的に炊飯時間を考えないといけません。

雑菌繁殖リスクがある
また季節や湿度環境によっては長時間水にさらすことで雑菌により雑菌が繁殖してしまったりなどのリスクもありますのでお気をつけ下さい。


対策法3:酵素玄米にして食べる

特徴

酵素玄米とは小豆と塩を加え玄米を炊き、さらに3日ほど保温して熟成させたご飯のことです。

柔らかさを追求するのでしたらこの酵素玄米が一番柔らかく消化が一番しやすいご飯でしょう。

発芽玄米とは全く異なるもので見た目はお赤飯のようでモチモチ感がかなりあるご飯です。

メリット

消化が良く胃に優しい
酵素玄米は食感がもちもちになり消化が良くなる効果があり、胃が弱い人でも安心して食べる事ができます。

栄養価が普通の玄米よりアップ
また栄養価も発芽玄米同様、玄米をさらに上回ります。

デメリット

時間と手間がかかりすぎる
しかし発芽玄米同様デメリットは酵素玄米は時間が長くかかってしまいます。

まずは水に浸すこと約2〜8時間。さらに炊き上がってから3日間は保温しつづけなければなりません。

そしてもし圧力鍋を使った場合、保温ができないので保温ジャーに移し変える必要があるので手間がかかってしまいます。

対策5:玄米用炊飯器で炊く

特徴

炊飯器に『玄米モード」のついた炊飯器です。玄米モードにはあらかじめ吸水時間も設定されてますので玄米を洗ってからスイッチ一つで簡単に炊飯ができます。

メリット

普通の白米用の炊飯器に比べると断然柔らかく炊けて手軽
普通の炊飯器に比べると玄米モードで炊飯すると断然柔らかくもちもちっとした玄米を食べることができます。

種類が豊富
近年の玄米ブームにより各種メーカーから沢山の種類の玄米モード炊飯器が販売されています。Google検索してもかなりの種類の炊飯器が検索ヒットします。

炊飯器の種類も豊富で好みに合わせて選び放題です。

その中でも優れものなのが『全自動発芽炊飯機能付き炊飯器』!ボタン一つで玄米を自動で発芽させてくれます。

公式ショップで購入した場合、期間限定プレゼントキャンペーンがあるのでお得です。(詳しいことは公式ページをご確認下さい。)

またAmazonや楽天、Yahooショッピングにはついてこないメーカー保証(5年)なども公式ショップのみで取り扱っています。

デメリット

場所をとる
もうすでに炊飯器がある場合、2台目の炊飯器を置くとなると場所をとってしまいます。でももし買い替えを考えているのであればこの際、玄米モードのある炊飯器にするのも良いかもしれません。

値段が高い
通常の五合炊きの炊飯器の値段が平均2万円くらいだとして、玄米モードを搭載した炊飯器の平均価格は6万円からと約3倍の値段になります。

でも4万円の差額で完全食栄養素の玄米が毎日おいしく食べられるのであれば健康管理費としてはサプリや病院代に比べるとコスパは良いのかなぁ〜とも思われます。


まとめ

以上「玄米が胃痛を引き起こす?!目からウロコ!原因と対策法のご紹介!」でした。

玄米は栄養の宝庫でスーパーフードですが難点は消化不良と胚芽の毒性で胃痛やその他の体調不良をおこしやすいことです。

胃痛や体調不良は玄米を食べることによって自然治癒力が上がり好転反応が起こる場合の時もあります。その場合は様子を見ながら玄米の量を調整しながら続けましょう。

好転反応以外の胃痛や体調不良の原因は、

①消化不良
②胚芽の毒性

以上が原因となっています。そして対処法は以下の通りでした。

①圧力鍋で炊いて柔らかくする
②発芽米にして食べる
③酵素玄米にして食べる

それぞれにメリット・デメリットがありますが、デメリットは玄米を発芽させ、玄米モードの機能を持つ炊飯器を使うことで解決できます。

市場には選びきれないほどの玄米モード付き炊飯器があふれかえっていますが、その中でもボタン一つで玄米を自動発芽させてくれる『全自動発芽炊飯機能付き炊飯器』でしたら安全に玄米を自動発芽させてくれて便利です。

この頃では玄米を発芽させ、さらにそれを熟成させる「発芽酵素玄米」なる良いとこどりの炊き方レシピまであります。

詳しいことは公式ページのレシピをご参照ください。▷公式ページ参照

少しでも玄米を食べて胃痛や体調不良にお悩みの方のお役に立てると嬉しいです。