妊婦さんはエアコンを使っても大丈夫なのかと気になりますが、適切な使い方があります。
上手い使い方をすることで、暑い夏も快適に乗り切れるでしょう。
ここでは、冷房を使っても良いのか、冷房以外の対策法、注意点などを紹介していますので、悩みや疑問もすぐに解消できるでしょう。
妊婦さんはクーラーをつけても大丈夫?
妊婦さんの中には、夏にエアコンを使うことにためらっている人もいるのではないでしょうか。
暑い夏は熱中症になる可能性もあることからも、妊婦さんでもエアコンを使っても問題はありません。
ネットでも、妊娠9ヶ月目の人がエアコンを使ってもいいのかと質問をしていますが、エアコンを使っているという回答がされています。
エアコンを使わずストレスを感じたり寝不足になったりすると、ママさんも赤ちゃんにも良くありません。
ただ、夏のエアコンでは冷やし過ぎに注意をしましょう。
設定温度の目安は26~28℃です。
通常の体であれば、この設定温度で冷やし過ぎの心配はないのですが、妊娠中は下半身を冷やさない工夫が大切です。
夏でも、エアコンを使う時には腹巻やレッグウォーマー、長ズボンなどを活用するようにしましょう。床が冷たいと感じる時にはコルクマットを敷くのもおすすめです。
朝夕の涼しい時間に散歩をする、お風呂にゆっくりとつかって温まるなどの方法も冷え対策に有効です。
また、エアコン掃除をしていないとカビなどを部屋中にまき散らすことにもなるので、エアコンの使い初めは掃除をしてから使うようにしましょう。(参照:【驚】エアコンのお掃除は以外と簡単だった!)
妊婦さんが暑くて眠れない夜の対策法
妊娠中は、暑い夜でもエアコンを付けない方が良いのかと思う人もいるかもしれませんが、十分な睡眠も重要になることから、眠れないような暑さならエアコンを使って快適な環境を作りましょう。
ただ、冷やし過ぎは良くないので、設定温度は26~28℃に設定をしましょう。冷房の風が直接当たらなければ、設定温度を高めにすることで妊婦さんも冷房を使っても問題はありません。
冷房よりも除湿の方が良いのではと思う人もいるかもしれませんが、除湿をすることで空気が乾燥して喉を痛める原因にもなるので、冷房の設定温度を高めにして使う方が良いでしょう。
設定温度が高いと暑さを感じる時は、扇風機やサーキュレーターなどを使って、風を壁に当てて空気を循環させると涼しさを感じることができます。
できれば、この寝る時も腹巻などで下半身を温める工夫をすることをおすすめします。
妊婦さんの冷房以外の暑さ対策
妊婦さんの冷房以外の暑さ対策では、
- シャワーを浴びる
- 保冷剤を活用する
- マタニティスイミングに行く
などの方法があります。
汗でべたついていると気分も悪いですが、シャワーでスッキリすれば気分も良くなりますし、涼しさも感じやすくなるでしょう。外出先では、清涼感のある汗吹きシートもおすすめです。
眠れない時には、保冷剤や冷却シートで、おでこや首を冷やすことで体温が低下して寝つきが良くなるでしょう。
体調が良ければ、マタニティスイミングに行くと涼しいですし、運動をすることで快眠効果も得られます。
妊婦さんは冷房で体が冷えたら温かいものを飲もう
体の冷やし過ぎに注意をしていても、どうしても体が冷えてしまうこともあるでしょう。
そんな時は温かい飲み物がおすすめです。
特にマタニティスープを飲むことで、体の冷えが改善されるだけでなく栄養も摂取できます。
マタニティスープは、妊婦さんに必要な栄養が手軽に摂取できるように作られたスープのことで、手軽に作れる商品も販売されています。
市販のものでなくても、食欲がない時に不足している栄養が多く含まれている食材でスープを自分で作るのも良い方法です。
冷えを感じた時には、体の中から温める工夫をすると良いでしょう。
妊婦さんは冷房での温度管理以外にも水分調節も大切
暑い夏は汗をかきやすいため、温度管理だけでなく水分調節にも注意が必要です。
水分を摂取するだけでなく塩分の摂取も必要なので、バランスよく摂取できる経口補水液を活用すると良いでしょう。
この水分補給では、一気に多く飲むのではなく、少しずつこまめに飲むことが大切です。
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まとめ
妊婦さんでも暑い夏は冷房を使って問題はありませんが、冷やし過ぎには注意が必要です。
適切な温度設定にする、腹巻などをして下半身を冷やさないような工夫が大切です。
エアコンが使えない時でも、シャワーを浴びたり、保冷剤などを上手く活用したりすることで涼しさを感じやすくなります。
マタニティスープは、体の中から温まり、栄養も摂取できることから暑い夏でもおすすめです。
汗をかきやすい夏は水分補給も忘れないようにしましょう。
暑くて過ごしにくい夏ですが、エアコンを上手く活用することで快適に過ごすことができるようになるでしょう。