ぬいぐるみが臭いと感じることもありますが、自宅でもできる解消法があります。
臭い取りの方法を知っておくことで、臭いを気にすることなく楽しむことができるようになるでしょう。
ここでは、臭い取りの方法を紹介します。
手軽な方法なら、その日にでもすることができるので、すぐに臭いの悩みも解消することができるでしょう。
ぬいぐるみの臭いの取り方
ぬいぐるみの臭いの取り方としては、
- 洗濯をする・重曹を使う
- 消臭剤を使う
- ドライヤーや掃除機を使う
- クリーニングに出す
の方法があります。
【洗濯をする】
自宅で臭いを取る方法の中で、最も効果的なのは洗濯をする方法です。ただ、手洗いするものと、洗濯機で洗えるものがあります。洗濯をする際には、洗濯機を使えるかどうかをよく確認しましょう。
手洗いをする場合には、
- おしゃれ着用中性洗剤
- 柔軟剤
- バケツや洗面器
- 洗濯ネット
などを用意します。
ホコリなどを取り除いたら、ぬるま湯を入れた容器の中にぬいぐるみや洗剤を入れます。大きなものは浴槽を活用しても良いでしょう。
手でやさしくもみ洗いをしたら、柔軟剤を入れてもう一度優しくもみ洗いをします。洗った後にぬるま湯ですすいで、洗濯機で30秒ほど脱水をします。
この脱水の時には、少しでもダメージを減らすために、タオルで包んでから洗濯ネットに入れると良いでしょう。
後は、形を整えて風通しの良い日陰でしっかりと乾かします。
洗濯機を使う場合には、洗濯ネットに入れて手洗いコースやドライコースで洗濯を行います。
脱水をする時は、手洗いと同じように、一度取り出してからタオルに包んで脱水すると良いでしょう。
【重曹を使う】
重曹を使う時には、
- 重曹
- ビニール袋
- 掃除機
を用意します。
ビニール袋の中に入れて重曹をふりかけます。
後は、しっかりと口を閉めて1時間程度放置するだけです。臭いがなかなか取れない場合には時間を延長させると良いでしょう。
臭いが取れたら、掃除機で重曹を吸い取ります。
重曹を使う時には湿気に注意しましょう。湿気が多いと重曹が付着してしまって取りにくくなってしまうことがあります。
【消臭剤を使う】
良く活用されていてお手軽な方法が、ファブリーズなどのようなスプレータイプの消臭剤を使うことです。
ホコリを取り除いたぬいぐるみの全体にスプレーをして、風通しの良い場所に干すだけで気になる臭いを取り除くことができます。
【ドライヤーや掃除機を活用】
身近にあるもので臭い取りができるのが、ドライヤーや掃除機です。
ちょっとした臭いなら、ドライヤーの風で臭いを飛ばしたり掃除機で吸い取ったりすることで解消することができます。
【クリーニングを利用する】
安全に、確実な効果を得たい人におすすめなのがクリーニングにだして臭いを消す方法です。
自分で臭い消しをすると失敗することもあります。合皮のような素材で作られていると、臭い取りのケアも難しいです。
プロに任せれば、安全に臭い取りをすることができるでしょう。費用はかかりますが、手間もかからないので手軽に臭い取りをしたいと考えている人には最適です。
ぬいぐるみに臭いをつきにくくする方法とは
定期的に臭いのケアをすることも大切ですが、できるだけ臭いをつきにくくしたいものです。
そんな方法として、
天日干しや陰干しをする
- こまめに消臭スプレーを使う
- 風通しの良い場所に保管する
- ルームフレグランスを活用する
などの方法があります。
天日干しをすれば、臭いを消すだけでなく除菌効果も期待できます。ただ、長時間日光に当てると日焼けをしてしまう可能性もあるので、日焼けが心配な人は陰干しでも良いでしょう。
こまめに消臭スプレーを使えば匂いも気にならなくなりますし、日頃から湿気の少ない風通しの良い場所に置いておくことで臭いを軽減させることができます。
ぬいぐるみの臭いは、部屋の臭いがついてしまうことも原因の一つです。ルームフレグランスなどを活用することで臭いを軽減させることにつながるでしょう。
重曹や消臭スプレーでもぬいぐるみの臭いが軽減できないこともある
臭い取りでは、洗濯をすることよりも、重曹や消臭スプレーを活用したいと考えている人も多いことでしょう。
これらは手軽な方法なのですが、消臭スプレーを使ったことで前の匂いと混ざって逆に臭くなった、重曹では全く効果が実感できなかったという人もいるようです。
消臭スプレーは、こまめに使えば十分に効果が期待できるのですが、しっかりと臭いがついてしまうと効果が実感できないこともあります。これは重曹でも同じことが言えるでしょう。
なかなか取り除けない臭いは、しっかりと洗濯をして臭いを取り除き、その後のケアとして消臭スプレーや重曹を活用すると良いでしょう。
ぬいぐるみを洗濯で臭い消しする時には干し方に注意をしよう
ぬいぐるみは衣類とは違い、干してもすぐには乾いてくれません。しっかりと乾かすためには2~3日はかかるでしょう。
生乾きの状態では、臭いの原因ともなりますし、カビが発生してかび臭くなってしまうこともあるので、洗濯後はしっかりと乾燥させることが大切です。
しっかりと乾燥させるには、やはり天日干しの方が良いと考える人も多いでしょうが、数日も天日干しをすれば日焼けをしまって色落ちの原因になります。
洗濯する時には、湿気が少なく天気の良い日に陰干しをすることでしっかりと乾燥させることができるでしょう。
洗濯をする時には、週間天気予報をよく確認して、晴れの日が続くようなタイミングで行うことが大切です。
ぬいぐるみの臭い取りでは定期的にプロの力を借りるのも良い方法
ぬいぐるみは、すべてが縫っているわけではなく、接着剤などでくっつけてあるケースもあります。
接着剤でくっつけてある部分は、洗ってしまうと色々なパーツが取れてしまって元に戻らなくなってしまうことも考えられます。
臭いがこびりついている場合には、消臭剤や重曹ではなかなか臭いを取り除けないこともあります。
安全に臭い取りをするためには、一度プロにしっかりとケアをしてもらってから、その後に消臭剤や重曹などでケアするのが良い方法でしょう。
頻繁にクリーニングを利用すると料金が気になりますが、数ヶ月に一度程度なら経済的にも無理なくケアができるでしょう。
子供に安全なぬいぐるみで遊ばせてあげるためにも、プロの力を定期的に利用することが大切です。
まとめ
気になる臭いは、洗濯をする、重曹や消臭剤を使うことで、自宅で臭い取りをすることが可能です。
ただ、ぬいぐるみによっては洗濯不可となっている場合もありますし、重曹や消臭剤ではうまく臭い取りができないこともあります。
そのため、定期的にクリーニングを利用すると良いでしょう。
うまく臭いを消すことで、清潔感のあるぬいぐるみを楽しむことができるようになります。