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中学生が勉強しないのはなぜ?親には分からない理由

中学生になった子供が勉強しない、これは親御さんなら一度は悩むことでしょう。中学生になるとお子さんにも色々な悩みが出てくるものです。

大人の立場で考えてしまうと、キツい言い方や上から目線のお説教になりがち。今回は中学生が勉強しない理由を解説しつつ、親としてどう接するかを考えてみましょう。

中学生が勉強しない理由・勉強する意味が分からない

勉強しない息子さん、娘さんを見ると親としては心配になると思います。ついついお説教もしたくなるでしょう。

勉強をしない子供にだって、理由はあるんです。やる気がおきないというのは大きな理由だと思いますが、なぜやる気が出ないのかを考える必要があります。

まず、なぜ勉強をするのかという部分を理解していないことが考えられます。親としては将来のため、高校、大学に入るためと言いたいかもしれません。

でも、そんな理由では心には響かないでしょう。まず、中学生くらいでリアルに将来のことを考えることはあまりありません。

高校のことだって、中学3年生くらいで考え出すことが普通です。それよりも先のことなんて想像もできないのです。

将来のために勉強が必要と言うより、将来のこと、夢や目標を話し合える関係になることです。夢や目標には勉強が必要ですから、そこから勉強するのが大事だと話してあげた方が伝わりやすいです。

中学生が勉強しない理由・勉強の仕方が分からない

全く勉強をしない中学生には、勉強の仕方が分からないという問題もあります。勉強をしなくてはいけないというのは分かっていながらも、仕方が分からないのです。

勉強の仕方というのは、学校では教えられません。特に、一人一人の状況に合わせた勉強の仕方というのは教えるのが難しいのです。

本来は親がもっと小さい頃から教えるべきなのかもしれませんが、なかなか難しいと思います。そういった場合は塾などに頼るのも方法です。

個別塾などであれば、勉強の仕方から教えてもらうことだって可能です。同じような仲間を見つけることができれば、自発的に勉強をするようになることもあるでしょう。

勉強の仕方というのは、中学生だけでなく大人になっても大事な知識です。子供の頃から学んでおくのは大事なことなのです。

中学生が勉強しない理由・勉強をしても結果が出なかった

中3になっても勉強しない子供のいる親御さんは気が気でならないでしょう。高校受験が間近に迫る時期になっても勉強をしないのには、しても結果が出ないから無駄だと考えている場合もあります。

勉強をするモチベーションは、成績が上がることでより高くなったり、保たれたりします。せっかくやる気になって勉強したのに成績に反映されなければしたくなくなるのも分かりますよね。

成果の出ない作業をするのは、大人でも嫌なものです。そういう場合は、成果の出し方も大事ですが、作業の仕方を工夫する必要があります。

勉強をしない息子さん、娘さん、中学生であれば成績の出し方よりも勉強の仕方、工夫の仕方を教えることがより大事になります。工夫をして成果が出れば、より大きな喜びを味わうことができるからです。

これは、子供まかせにするのではなく、両親、塾なども利用して取り組んだほうが良いでしょう。親の言うことは聞かなくても、塾の先生や仲間なら素直に聞けるかもしれません。

中学生が勉強しない理由・勉強以外にすることがたくさんある

親の立場になると忘れてしまいがちですが、中学生は何かと忙しいのです。恋や部活などなど、興味を引く物がたくさんあります。

最近はパズルなどのスマホゲームもいろいろとあるので、勉強している暇が無い、という状態になりがちです。特に部活は勉強をしない大きな理由かもしれません。

大会に出ることや、レギュラーになること、技術を学ぶこと、部活には目に見える目標がたくさんあります。そして、仲間と達成する喜びも存在しています。

中学生の場合、勉強よりもそういうことを楽しく感じてしまうのは仕方ないことです。親としては、勉強を大事にして欲しい気持ちもあると思いますが、頭ごなしにお説教をすると逆効果です。

理解を示しつつ、勉強をする意味も教えてあげたいところですね。

親だって中学生の時には勉強しなかったのでは?

大人になると、勉強をしないとどうなるか分かってしまいます。特に中学生の頃に勉強しなかったことを後悔していると、子供にはそうなって欲しくないものです。

だからといって、大人の目線で話してはいけません。中学生はちょうど反抗期を迎える年頃、反発されてしまいます。

いくつか言ってはいけない言葉の例を挙げてみますので、参考にしてみてください。

「そんなことしてないで勉強しなさい」、「そんなこと」は特に良くありません。子供が楽しいと思っていることをダメなことと言っているのと同じだからです。

「勉強しないと将来困るんだからね」、子供の頃、将来についてそれほど深く考えることはありません。具体的でない将来よりも、中学生くらいなら今が大事なのです。

中学生くらいになると、親の言ったことも少しは分かるようになります。しかし、反発心の方が大きく、素直に聞けないという子供心も持っているのです。

大人が上から目線でお説教するのは中学生くらいになるとうっとうしく感じます。できるだけ同じ目線で話し合える関係を作っていきましょう。

多くの親は自分が中学生のころは勉強をしないことでお説教をされた経験があるはず。昔を思い出し、同じ立場で接してみましょう。

まとめ

勉強は、自発的にしなければ結果が出にくいものです。させられた、よりも自分からした方がいいのです。

親御さんの立場でできることは、自発的に勉強をする環境を作ることです。家でその環境を作ることが難しい場合は塾でもいいでしょう。

大事なのは中学生の時点でちゃんと勉強をする意味を理解することです。勉強をする癖は大人になっても役に立ちます。

親子どちらも楽しんで取り組めるよう、工夫していくことが大事なのです。

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