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社会保険の自己負担分は何割?国保との違いは?

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毎月支払っている社会保険ですが、これは全額ではなく自己負担分だけ支払えばいいことはあまり知られてはいません。実際にどれくらい支払っているか分からない方も多いのではないでしょうか。

社会保険は自分と会社で折檻して支払うものなので、雇用している会社サイドからも負担してくれるのです。じゃあ具体的に会社と自分が賄っている割合はいくらなのでしょうか。

今回は、社会保険の自己負担分を、内訳毎に解説していきます。国保との比較も合わせて紹介しますので、自分の保険の事を知りたい人はぜひ目を通してください。

 

なぜ社会保険は100%自己負担分でないのか

法人として登録された会社は、必ず社会保険料の一部を負担しなければならない決まりがあります。正社員だけでなく、条件を満たせばパートやアルバイトに対しても、社会保険料の一部を負担しなければならないのです。

そもそも社会保険料とは何かというと、予期せぬリスクに対して社会に出ている人たちでお金を出し合い、個人を補助するというものです。

雇用主と従業員は持ちつ持たれつの関係なので、社会保険を適用させるため、従業員と会社で保険料の支払いを行うという事になるのです。

では実際に、自己負担分や会負担分はどの程度なのでしょうか。

 

社会保険の自己負担分と会社負担分はいくら?

社会保険料は会社と個人、そして国で負担しています。負担率は決められており、大まかには以下のようになります。因みに負担額は給与によって変動するため、報酬の多い人ほど社会保険料の支払いは多くなります。

  • 会社負担分 約15%
  • 個人負担分 約14%

この負担分ですが、社会保険の中の項目ごとに負担率が異なります。続いて、社会保険を構成する4つの項目について紹介します。

 

社会保険の項目別での自己負担の割合

社会保険は、以下の4つの項目で構成されており、これは社会保険制度の「4つの柱」と呼ばれています。負担率も合わせて見ていきましょう。

健康保険

従業員が業務外で負ったけがや病気に対して補助をする仕組みです。扶養されている人がいれば、一緒に社会健康保険に加入する事ができます。

負担の割合は会社、個人ともに4.985%です。

労災保険

こちらは健康保険と真逆で、業務中や通勤中に負った怪我や病気に対する補助です。万が一被保険者が死亡した場合でも、遺族年金として残された遺族に補償されます。

負担の割合は会社が8.560%で、個人の負担はありません。

雇用保険

失業や退職などで一時的に職を手放している人に対して、再度社会復帰が出来るように支給される制度です。お金のみならず、再就職のための教育なども含まれます。

負担の割合は、会社が0.850%、個人が0.500%となります。

年金保険

所謂厚生年金の事をいいます。高齢や障害などで労働継続が困難になった場合に補助を行う制度です。

負担の割合は、会社、個人ともに8.560%です。

 

社会保険にはこれらの要素が含まれています。補償には限度がありますが、この保険のおかげで突然の失業や病気のになった時でも安心して療養することが出来るのです。

では続いて、社会保険と国民保険の違いについて見ていきましょう。

 

社会保険と国民保険はどちらが自己負担分が多い?

一人暮らしの場合、基本的にどちらの保険でも支払う金額に大きな差はありません。違いが現れるのは、複数人で暮らしている場合です。

国民保険料と社会保険料の最大の違いは扶養のあるなしです。社会保険は家族を扶養に入れる事で支払う保険料を抑える事ができますが、国民保険は家族の数だけ保険料が発生します。

また、社会保険であれば金額の半分は会社が負担しくれる事になります。状況によって一概に言えない部分もありますが、基本的に家族がいる場合には社会保険の方が負担額が少ないといえるでしょう。

 

医療費は国民保険と社会保険で自己負担額が変わる?

医療費は健康保険に入る事で自己負担額を抑える事ができますが、その負担分は保険料の種類では変わりません。ですから国民保険でも社会保険でも医療費は変わらないといえます。

ただし、国民年金には傷病手当などがないので、自己負担分は全て自分で払わなければいけません。自己負担分は一緒でも保証の有無があるので結果的には社会保険の方が医療費が安いといえるでしょう。

前述の通り社会保険であれば会社が費用を半分持ってくれる事もあって金銭的余裕もできやすいので、医療費で悩んでいる方は社会保険への移行を検討するのも良いでしょう。

 

まとめ

社会保険とは社会の人々がお金を出し合って個人を補助するための仕組みで、自己負担分は14%ほどで済みます。また、会社からも約15%程負担してくれます。

社会保険の内訳は、労働者が不慮のリスクや急な失業に合っても社会復帰できるような補償が網羅されており、この保険に加入しているおかげで余計な心配をせずに仕事に打ち込めるとも言えます。

国民保険とどちらが自己負担分を減らせるかは人によります。今回紹介した内容を参考に、自分に合った保険に移行してみましょう。

 

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