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「巻きす・巻き簾(まきす)って裏表ってあるのかしら?」ふと思った疑問・・・。
結論からいうと巻き簾メーカーに問い合わせをしたところ「使い分けをするので裏表はありません。」だそうです。
巻きすは裏面を上手い使い分けをすることで、巻き寿司以外にも色々便利に使えるそうなんです!。
今回の記事では巻きすの裏表の使い方などについて調べたことをまとめてみました。どうぞ最後まで読んでみて下さい。
巻きすに裏表はあるの?
ネットでは、巻きすを使ったレシピが紹介され、そんなレシピを見て料理を作る時に、巻きすの裏表がよく分からないと感じた人もいるのではないでしょうか。
海苔(のり)はツルツルとした面が表、ザラザラしている面が裏で、太巻きを作るときには、海苔の向きや面も重要ですが、このアイテムでは面に気を付ける必要があります。
裏表の決まりごとはありませんが、どちらの面も表として使うので、どのような時にどちらの面を使うのかを知っておく必要があるでしょう。
巻きすの裏表の使い分け
巻き寿司では、平らな面を使うことが多いです。
この面は、跡がつきにくいという特徴があり、江戸前寿司では平らな面を表として使っているところが多いようです。
寿司を巻く時の巻きすの使い方は、平らな面を上にして、その上に海苔、寿司飯、具の順に置いて、初めの一巻きで具をすべて覆うように巻き、後は、上の巻きすを軽くずらしながら残りを巻くように使います。
伊達巻を作る時にもこのアイテムを使いますが、この時には丸いでこぼこした面を使うことが多いです。
伊達巻ではでこぼこした模様をつけたくなりますが、この面を使って巻くだけでつけられます。
模様をつけたくない時は、平らな面を使って伊達巻を作ると良いでしょう。
巻きすは裏表よりもを向きが重要
このアイテムは、向きにも注意する必要があります。
巻きすでは、一方にかかり糸と呼ばれる糸が出ています。この糸が出ている側を手前にすると、糸を巻き込んでしまって使いにくいです。
そのため、どちらの面を使うにしても、糸が出ている方を向こう側になるように置いてから、具を置いて巻いていきましょう。
裏面を使い分けて巻きすで卵焼きを作ろう
このアイテムを使うことで、いつもとは違った卵焼きが作れます。
一般的には平らな面を使いますが、丸いでこぼこした面を使うことで卵焼きに小さなヒダがついて、いつもとは違う卵焼きを作ることができます。
この卵焼きを作る時には、まず卵焼きをいつも通りに焼きます。その卵焼きをラップで包み、広げた巻きすに置いて卵焼きを丸めるように巻いていきます。
巻き終えたら、輪ゴムで真ん中と両端を止めて、巻きすを立てて置きます。立てることで卵焼きの密度を高めることができます。
卵焼きが冷えてから、巻きすやラップを取り除いて切り分けて完成です。
巻きすを使った後は裏表きれいに洗浄して乾燥させる
竹で作られているこのアイテムは、綺麗に洗浄をすることはもちろんのこと、裏表しっかりと乾燥させる必要があります。
十分に乾燥ができていないとカビが生える原因となるので注意が必要です。
洗浄や乾燥が面倒と感じる人は、プラスチックやシリコン製を購入するのも良いでしょう。
このような素材で作られている物なら、商品によっては洗浄して拭くだけでケアすることもできます。
まとめ
巻き寿司なら平らな面を表として使うのが基本ですが、伊達巻では反対の面を表として使うケースもあります。
竹製は乾燥に時間がかかりますが、素材によっては手軽にケアできるものもあります。
このアイテムは、でこぼこした面で卵焼きに模様をつけられますし、平らな面でロールケーキを作る時にも活用できます。
巻きすは巻き寿司だけでなく、他の使い方もできるので、裏表を上手く使い分けをすることで料理の幅も広げることができるでしょう。