青魚と聞いてもどんな種類があるのか分からない人もいるでしょうが、青魚は身近で入手しやすい魚です。
青魚は身近な魚であるにも関わらず、日頃からよく食べることで健康や美容に良い効果が期待できます。
ここでは、青魚の特徴や種類、食べる際の注意点、栄養を多く摂取できる食べ方なども紹介します。
するに読める内容となっていますので、青魚が気になっている人はぜひ参考にしてください。
青魚の種類を知る前にどんな魚か知っておこう
青魚と聞いても、なんとなくイメージはできるけど、具体的にどのような特徴や種類があるのか分からない人もいるでしょう。
青魚は背の部分が青く見える魚です。赤身の魚で、一般的には低価格で購入できる大衆魚を指します。
カツオやマグロなども青魚の仲間ですが、一般的にこれらの魚を青魚ということはまずないでしょう。
青魚の種類
代表的な青魚として、サンマ、アジ、イワシ、サバがあげられます。
サンマは秋の味覚の一つで、この時期にはよく食卓に上がる家庭も多いことでしょう。9~11月が旬で、この時期は脂がのっていてとても美味しいです。
アジは4~7月、イワシは5~11月、サバは11~2月が旬で、年間を通して美味しい青魚を食べることができます。
青魚の一覧は下記の通りです。
ニシン、イワシ、キビナゴ、サバ、サワラ、太刀魚、アジ、ブリ、サンマ、トビウオ
青魚はどの種類も鮮度には注意しよう
アレルギーには、花粉症やアトピー、金属アレルギーなどがあり、日本人の多くが何らかのアレルギーを持っていると言われています。
シルバーは金属アレルギーを起こしにくい金属ですが、長く身につけていると汗によって硫化した銀でかぶれることもあります。
魚ではサバがアレルギーを引き起こしやすい魚として知られていますが、青魚はどの種類でも鮮度に気を付けないとアレルギーに似た症状を引き起こすことがあります。
青魚にはアミノ酸の一つであるヒスチジンが含まれています。
このアミノ酸は、鮮度が落ちるほど増えるという特徴があり、このアミノ酸が多く含まれた青魚を食べるとヒスチジン中毒を引き起こします。
このアミノ酸は加熱しても減ることがなく、鮮度を低下させないことが唯一の対応策となります。
そのため、青魚を購入した時には、すぐに冷蔵庫に入れて鮮度を保つことが大切です。
青魚はどの種類にもDHA・EPAが豊富
DHAやEPAは血液をサラサラにしてくれ、血流の改善効果があるとされています。コレステロール値を下げる効果があり、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞の予防効果が期待できます。
血流が良くなることで肌にも栄養が届きやすくなり美肌効果も期待できるでしょう。
DHAは学習機能を高める効果があるとされていますし、ガンやアレルギーにも効果的な成分です。
青魚にはどの種類でも、このDHAやEPAが含まれているので、これらの効果を得たいと考えている人にはおすすめの食物です。
青魚を食べるならどの種類も干物や缶詰を食べよう
青魚は、刺身や焼き魚、煮つけなどの料理法があり、ネットでレシピを調べながら青魚を使った料理をしている人もいるでしょう。
これらの一般的な食べ方でも青魚の栄養がしっかりと摂取できるのですが、さらに多くの栄養を摂取したいなら干物や缶詰を利用します。
干物にすると栄養価が倍くらいまで増えると言われています。
DHAの量で見ると、マイワシの生には870mgのDHAが含まれていますが、マイワシの生干しでは1100mgです。
イワシの水煮缶詰には1200mg、イワシの蒲焼缶詰には1400mgのDHAが含まれています。
同じイワシであっても、生よりも干物や缶詰で食べる方が栄養価は高く、健康や美容効果も高まるでしょう。
まとめ
青魚は、イワシやサバ、アジなどの背が青い赤身の魚で、価格も安いことから毎日でも食べることができます。
鮮度には気を付ける必要がありますが、日頃からよく食べることで健康や美容に嬉しい効果が期待できます。