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着火剤の使い方や炭の後処理方法をご紹介

木炭の火起こしは難しいと感じる人も多いですが、着火剤の使い方を知ることで手軽さを感じるでしょう。

BBQ(バーベキュー)の支度を素早く済ませることができれば、初めての人でもBBQを楽しみやすくなります。

ここでは、着火剤の使い方、後処理の仕方、炭の種類を解説します。

8~9分程度で読める内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

 

着火剤の使い方

BBQの支度では、塗ることができるゼリー状の物と固形の2種類の着火剤の使い方を知る必要があるでしょう。活用方法を知ることで、素早く支度ができるでしょう。

ゼリー状なら塗るだけなので初めての人でも手早くBBQの支度を済ませることも可能です。

ただ、ゼリー状の物を使う時には継ぎ足しは控えましょう。このゼリー状タイプの主成分はメチルアルコールが使われていることが多いです。

メチルアルコールは揮発性が高く、火が付いている状態で継ぎ足しをしようとして事故が発生しているので、このタイプでの取り扱いは注意が必要です。

ゆっくりとした着火なら固形が最適です。固形タイプの活用では、着火剤を置いてからその上へと炭を重ねて置いてきます。この炭を置く時は、空気が出入りできる道を作るのが肝心です。

慣れた人なら素早く着火させることもできますが、火の付け方に不慣れな人や苦手な人は時間がかかり焦ってしまいます。

炭は紙とは違い、すぐ燃えてくれません。焦らず時間をかけて作業をするために、慣れていない人、苦手な人は早くから支度を始めて、手間がかかってものんびりと着火することを考えてみましょう。

 

着火剤以外の必要な道具と使い方

BBQの支度では色々な道具も揃えます。揃える道具は、火ばさみやライター、送風機(ふいご)や軍手です。

BBQでは火ばさみが重要アイテムの一つです。火ばさみとは金属製のトングのことで、この火ばさみで火のついた炭を移動して火力の調整なども行います。

火ばさみの種類は様々でキャンプ用品専門店でも購入できますが、100均でも購入できて、このような安い火ばさみでも十分利用可能です。

着火では100円ライターのような小さなものではなく、柄の長いものを選ぶ方が良いでしょう。

火がついた炭は、うちわやふいごのような風を送る道具があると空気を送りやすくなって火を広げやすいです。

炭は汚れやすいので、軍手を使うと手が汚れることなく作業ができます。BBQの支度をしていると軍手では熱さを感じることもありますが、レザーグローブを購入すると熱さを感じることなく作業ができます。

バーナーを買っておくのもおすすめです。バーナーを使えば、直接炭を焼くだけなので初めての人でも簡単です。

キャンプ場などでは松ぼっくりを見つけることができ、この松ぼっくりは松ヤニという油性分が含まれているので燃焼を良くする効果が期待できます。

小さな子供と一緒なら、支度をするときは松ぼっくり集めをするのも楽しそうです。

バーナーを買っておくのもおすすめです。バーナーを使えば、直接炭を焼くだけなので初めての人でも簡単です。

 

着火剤の使い方だけでなく炭の後処理の仕方も大切

BBQを楽しむときは炭の後処理の仕方も知っておく必要があります。

直接水をかけて消す人もいますが、これはとても危険な行為で、水をかけると熱い水蒸気が発生して火傷をする可能性が高いです。

安全な処理ができるのが火消壺です。着火している炭を入れて蓋をするだけのお手軽アイテムで、蓋をすることで空気の遮断ができて後処理が簡単です。

鍋でも火消壺と同じ使い方ができますが、金属製の鍋ではとても熱くなるので注意しましょう。

 

着火剤の使い方以外のポイントをご紹介

手早い炭おこしでは、着火剤の使用だけでなく他のコツも知っておく必要があります。

重要なのが炭の置き方です。固形を使う時は、まず着火剤を置いてから炭を置いていくのですが、ただ炭を置いたのでは手間がかかったり上手くつかなかったりするでしょう。

炭の置き方は横ではなく縦が肝心なところで、火は下から上へと燃えていくので縦置きがベストです。

また置き方では燃えやすい物をまず置くということを意識しましょう。

 

着火剤の使い方が分かったら炭選びをしよう

高級な炭として知られているのが備長炭です。この備長炭は紀州備長、土佐備長炭、日向備長炭などがあります。料理の仕上がりは、どんな炭を使うのかでも違ってきます。

そのため高級とされる備長炭を使いたいと考えている人もいるでしょう。しかし備長炭は安定して火力が保てるという利点がありますが、火をつけるのが難しい、値段が高いという欠点もあります。

ホームセンターなどでも購入できるのが黒ずみです。黒ずみは価格が安く火が付きやすいですが、燃焼時間が短く火力が弱いです。

成形炭やオガ炭といった種類もあり、成形炭やオガ炭は長時間燃焼してくれるので最適な炭です。

火をつける方法を知ることも大切ですが、炭の特徴をよく知って火が付きやすい、扱いやすい物を選ぶのも大切です。

扱いやすい炭を選ぶことで火起こしの難易度も変わってくるでしょう。

 

まとめ

着火剤は液体と固形があり、それぞれで使いやすさや使い方も異なります。

また炭の並べ方、炭の選び方で炭のおこしやすさも違います。ポイントをおさえることで、今まで難しかったBBQの支度も簡単と思うことでしょう。

みんなで盛り上がるひと時を過ごすための決めての一つが、支度や後処理を素早く済ませることです。ここで手間取ると、楽しい雰囲気も台無しになってしまうこともあります。

家族で楽しむときは、お父さんが支度をするケースが多いですが、支度を素早く済ませることで家族から尊敬されることもあるでしょう。

BBQでは様々な準備が必要で、火起こしでは多くの人が失敗や苦労を経験しています。

ただこの失敗も含めて楽しめれば満足が得られるBBQとなるでしょう。

通常は食事を楽しむのは室内ですが、屋外で楽しめるBBQはこの環境だけでもテンションが高まる人も多いです。

こんな環境だと気分が高揚して普段できないような会話へと発展することもあり、仕事が忙しくて家族との会話が少ないと感じている時もBBQをすることでいつもよりも会話を楽しめるでしょう。

また火を囲んだ食事は癒しの効果があるとされています。炎のゆらぎは「1/f」のゆらぎがあり、ストレスが多い生活をしている人も炎を眺めながら食事をすることで癒しが得られます。

火起こしが初めての人も苦労や失敗も含めてBBQを楽しみましょう。