探偵業を営むことをお考えの方、探偵とは特殊な仕事であるため、必要な資格や具体的な仕事内容が気になりますよね。
いったい探偵になるにはどのような資格や手続きが必要になるのでしょうか。
そこで、探偵という仕事の内容や給料、なり方などの情報をまとめてみました。
探偵になるために必要な資格とは?
探偵になるためには、免許や資格といったものは特に必要ありません。探偵業を始める際には、探偵業届出証明書が必要になります。
探偵業届出証明書は、必要事項を記入した上で、必要書類と共に警察署を経由して公安委員会へ提出することで発行されます。
資格が必要ないとはいうものの、実際探偵の仕事をするとなると、職業柄様々な技能が必要になります。
そのため、健全な探偵業者を育てる目的で、探偵技能検定として、様々な資格認定、検定試験、そのための講習などを実施しています。
ではその主な内容をみていきましょう。
探偵技能検定の種類
探偵技能検定には、様々な種類がありますが、現在は実施されていない検定もあるので注意が必要です。
過去に実施されていたもので、探偵業務取扱主任検定、探偵業務教育指導責任者検定があります。この2つは現在実施されている2つの検定に統合されたことにより、現在は実施されていません。
現在実施されている検定には、一級探偵調査士検定、探偵業務管理者検定があります。
どちらも探偵業務に必要となる技能や知識を得るために重要な検定です。
では、探偵の具体的な仕事内容や、気になる給料の仕組みをみていきましょう。
探偵の主な仕事内容とは?
探偵の主な仕事内容には、素行調査、所在調査、資産調査、身元調査、などがあります。
どの調査の場合にも、尾行、張り込みなどが行なわれ、証拠を得るために撮影、録音を行うと際などには、調査機材を使用します。
そうした特殊な職業ということから、探偵としての技能を証明するために、探偵技能検定が存在しているのです。
給料に関しては、一件ごとの調査で数十万を要求する場合が多いのですが、実力社会なので毎月の給料はそれぞれ異なります。
そのため、高収入を得られるのはごく一部ですが、実力次第では年収1000万を超える場合もある、非常に夢のあるところが探偵業の魅力と言えます。
まとめ
最近ではウェブサイトから探偵を依頼出来ることもあり、以前に比べ探偵業が身近になりつつあります。
そのため、探偵という職業に興味を抱いている方も多いのではないでしょうか。探偵になるには、警察官などに比べ、民間の簡単な資格を取得することで技能を磨くことが出来ます。