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残り湯は洗濯に使うべき?利点を知って活用してみよう

Bath tub

残り湯を洗濯に使うべきかで悩みますが、使用する利点があります。

利点を知れば、家計に優しい洗濯も可能です。

ここでは、使う利点、活用方法、くみ取るお風呂ポンプについて、入浴剤を使った時は使っても大丈夫なのかなどについて紹介しているので、悩みや疑問もすぐに解消できるでしょう。

 


残り湯を洗濯に使う人は半数以下

株式会社マーシュによるアンケート調査では、お風呂の残り湯を洗濯に使っている人は35.3%、使っていない人は約60%という結果となっています。

使わない人の理由は、雑菌が気になって使っていない人が多いようです。

衛星微生物研究センターの試験結果では、雑菌の量は入浴前と比較すると、入浴後は約3倍も増えたという結果が報告されています。

また、一晩放置すれば入浴直後と比較して約1000倍も雑菌が増えるそうです。これだけの雑菌が発生した水では、衛生面やにおいが気になります。

このような調査結果を見ると、使うのは良くないと思ってしまいますが、使う利点もあります。

 


残り湯を洗濯に使う利点

利点としてまず挙げられるのが汚れの落ちやすさです。汚れの落ちやすさは使う水の温度によって変わってきます。まだ暖かいうちに使えば汚れ落ちも高まります。

また、洗濯用洗剤に含まれる酵素は、お湯を使うと活性化するそうです。

そのため、汚れ落ちはよくないけど肌には優しい洗剤を使いたいと考えている人も、暖かいうちに使うことで洗浄力が高まり、肌にも優しく汚れ落ちもよい洗濯をすることができます。

この水を使う時には、お風呂から洗濯機に水を移すためにお湯取りポンプを使いますが、この時の電気代が気になる人もいるでしょう。

しかし、このポンプの消費電力は意外に低く、洗濯の時に使う水道代よりも安いため水道代の節約にもなります。

汚れ落ちや水道代の節約という利点があっても、衛生面が不安な人も多いことでしょう。

しかし、入浴直後のお湯を使えば雑菌の数も少ないですし、洗う時だけ使用して、すすぎでは水道水を使うことで雑菌の不安も軽減できます。

 


洗濯に残り湯を利用している人はどのように活用しているの?

活用している人は、それぞれでいろいろな工夫をしているようです。

衛生面が不安な人も、掃除や家庭菜園の水やりに使っている、清浄剤を利用して綺麗にしてから洗濯に使っている人もいます。

その他にも、子供がサッカーをしているので、練習着だけ使っている、旦那がきているモノとトイレの敷物に使っている人もいるようです。

 


残り湯を洗濯機に入れるポンプは意外に手軽な価格で購入できる

活用してみたいけど、洗濯機に入れるためのポンプが高いのではと不安を感じている人もいるかもしれません。

しかし、ネットで販売されているポンプの価格を見ると、安いものでは千円台のモノもありますし、平均すれば2千円程度で購入可能です。

見たことがない人は、ポンプと聞くだけで大きいものを想像するかもしれませんが、電源の部分で63mm×93mm×61mm、ポンプの直径が63mm×121mmという商品もあり、意外にコンパクトサイズです。

お風呂水をくみ上げる水中ポンプの使い方は商品によって異なることもありますが、一般的には、洗濯機の給水口にホースを取り付けてポンプをお風呂の中に入れるだけなので、とても簡単に使えます。

ただ、ホースの中に前のお風呂の水が残っていると空気が入って流れが悪くなるので、ポンプをお風呂に入れる前にホースの中の排水をしてから使いましょう。

 


入浴剤を使った残り湯は洗濯に使えるの?

お風呂に入るにはいつも入浴剤を使っている人も多いですが、この入浴剤を使った後のお湯を洗濯に使えるのかと疑問を感じる人もいるでしょう。

これは、入浴剤によって使えるケースと使えないケースがあります。洗濯に使えるかどうかは、ほとんどの入浴剤のパッケージに記載されているので、よく確認してから使用します。

洗濯に使えると記載されているものなら安心して使えますが、色が付いている入浴剤を使用した場合には、つけ置き洗いなどに使用するのは色が付着する可能性もあることから避ける方が良いでしょう。

 


まとめ

衛生面の不安から使う人は半数以下となっているようですが、汚れ落ちが良くなる、水道代の節約になるなどの利点もあります。

入浴後すぐに使う、すすぎでは水道水を使うことで、雑菌の不安も軽減できます。

洗濯機に入れるためのお風呂水ポンプは意外に安く、使い方も簡単です。

入浴剤を使ったお湯は、商品のパッケージの注意書きをよく確認してから使用します。

上手く使うことで、家計に優しい洗濯をすることができるでしょう。



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