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彼岸花は縁起が悪い?本当の理由をご紹介

彼岸花(higannbana)は、縁起が悪いのかと気になりますが、その理由を知ることが大切です。

理由を知ることで、この花のマイナスイメージも変わって楽しむことができるようになるでしょう。

ここでは、マイナスイメージが強い理由、海外でも同じなのか、庭に植えても大丈夫なのかについても紹介していますので、この花の疑問もすぐに解消できるでしょう。

 


彼岸花はなぜ不吉な花・縁起の悪い花とされるの?

彼岸花は、縁起が悪いとよく言われますが、その理由は諸説あります

  • 球根に毒があるから
  • 子供達を近寄らせないため
  • 墓地に良く咲いている花だから
  • 彼岸になると一斉に咲くから
  • 赤い彼岸花は火事を暗示させる
  • 葉がないのに花を咲かせて別の花とは違うところが不吉

これらの理由で昔からマイナスイメージが強い考えが定着しました。

なぜ墓地に多く咲いているのかと思ってしまいますが、昔は土葬であったため遺体を動物が食い荒らさないように、毒のあるこの花を植えたとも言われています。

球根には毒がありますが水で毒抜きをすれば食べられることから、保護するためにマイナスイメージを定着させたとも言われています。

 


縁起の悪い花とされる彼岸花の由来とは

由来は、名前からも連想できる通り、秋の彼岸の時期に咲くからです。

ただ、この花には、お墓の近くで咲くので「死人花」・「地獄花」、花の色から「火つけ花」・「家焼き花」、毒があるので「毒ユリ」・「しびれ花」と、別名が多いです。

色々な別名からも分かる通り、日本では不吉な花としてのマイナスイメージが今でも強く残っています。

 


彼岸花は海外でも同じ印象?

日本では良い印象はありませんが、仏教では「天上の花」とされ、欧米では切り花や庭に植える花としても人気があります。

花言葉には「悲しい思い出」以外に、「情熱」や「再会」などもあります。

日本では悪い印象が強いですが、花言葉や海外での活用法を見ると、良い印象を受けるでしょう。

昔は様々な理由で良くないと花と言われてきましたが、そんな昔からの言い伝えがない海外では、見た目や花言葉から良い花として活用されているようです。

 


彼岸花を海外のように庭に植えても大丈夫?

海外では庭にも植えられることから、自分も庭に植えたいと考えている人もいるでしょう。

昔からの考えから、植えると悪いことが起こるのではと不安を感じる人もいるかもしれませんが、あくまでもこれは迷信なので植えたからといって不吉なことが起こることはないでしょう。

気になるのは毒があることと言う人もいるかもしれませんが、スズランにも強い毒があります。この毒も子供が口に入れることに気をつければ問題はありません。

迷信さえ気にしないのであれば、この花を庭に植えて楽しむことができます。

 


彼岸花は摘むのと不吉?

この花を摘んではいけないと聞いたことがある人もいるでしょう。

摘むのがダメと言われるのは、毒があるから誤飲を防ぐため、非常食となるこの花を守るために摘むことは不吉としていました。

摘んだからといって不吉なことが起こるというわけではありませんが、摘んではいけないとされるにはちゃんとした訳があります。

これらの訳を知れば、安心して家なのかに飾ることもできるでしょう。

 


まとめ

不吉とされる訳は諸説あり、見た目や咲く時期、毒があることが関係しているようです。

秋の彼岸に咲くこの花は、海外では良い印象の方が強く、庭にも植えられているので日本でも庭に植えて問題はないでしょう。

摘むことも良くないと言われますが、しっかりとした理由もあり、その理由を知ることで、安心してこの花を楽しむこともできるようになります。