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カマキリの赤ちゃんのエサには何がいい?

カマキリの赤ちゃんのエサは何が良いのでしょうか?

カマキリの卵を孵化させてみたり、ペットとして飼育したいと思ってもふと疑問に思いますよね。

そこで調べてみたところカマキリの赤ちゃんのエサにできるものは意外にたくさんありました。

この記事では餌の種類や手に入れ方、注意点などについてご紹介したいと思います。

 


カマキリの赤ちゃんのエサは何をあげるの?

カマキリを赤ちゃんの時から育てる時には、エサとして何をあげたらいいのかと悩むところです。以下がカマキリの餌の種類です。

カマキリの赤ちゃん期間のエサ

赤ちゃんが食べるものは、基本的にはアブラムシやコバエといったサイズの小さな虫です。飼育する時にはこれらの虫を赤ちゃんカマキリのえさとして与えます。

カマキリの成虫期間

カマキリの成長は早く、2週間もすれば赤ちゃんカマキリの食べるサイズの小さい虫では捕食の対象ではなくなります。

羽化後、2週間くらいして成長すればもう少しサイズの大きな生きた虫などをカマキリの食べ物として与えます。

生きた虫を手に入れるのが困難な時は代用のエサを糸でつるして目の前で動かすとカマキリの捕食ハンティングを見ることもできます。

以下のものがカマキリの成虫のエサになります。

  • 鶏肉などの生肉
  • ハムやベーコン
  • 魚の切り身
  • カブトムシ用のゼリー
  • バッタやイナゴ・コオロギ・蝶・蠅などの虫
  • 釣具店などに売っているサシ(ハエの幼虫)やブドウ虫(ガの幼虫)など

 


カマキリの赤ちゃんのエサを捕まえる方法

アブラムシやコバエがエサだとわかっても、こんな小さな虫をどうやって捕獲すればいいのでしょう?

アブラムシは、ヨモギなどの雑草についていて、雑草には約1000~2000ものこの虫がついていると言われています。

そのため、河川敷や道端などの雑草が入っているところで探すことで、意外に簡単とアブラムシは見つけることができます。

コバエは小さな瓶に、バナナやリンゴなどの果物を小さくカットして外に放置しておくだけで簡単に捕まえることができます。

ケースの中に水を入れたトレイを入れ、その中に果物をカップの中に入れてハエの捕獲器を作ってエサ対策をすることもできます。

果物を入れたカップをそのまま置いておくと蟻が集まってきてしまいますが、水を入れたトレイの中に置くことで蟻対策ができます。

うまく生きたエサが捕まえられない時には、ネット通販でとても小さなSサイズのコオロギが販売されているので利用するのもいいかもしれません。

また、カブトムシやクワガタなど用の昆虫ゼリーも食べ物として与えることもOKです。

 


カマキリの赤ちゃんのエサ:気を付ける2つの注意点

育てるときには、2つの注意点があります。

注意点1:水分

まず注意したいのが水分で、カマキリは人間と同じように水を飲みます。

適当なカップの中に湿らせたガーゼや脱脂綿などを入れておくだけで水分補給をしてくれます。

また2、3日に一回は霧吹きなどで霧吹きをして湿度を保つことも大切です。

注意点2:共食い予防

卵からは、一度に100~200匹ほどの赤ちゃんが生まれるとされています。

カマキリには動くものを捕食するという習性があることから、そのまま狭いケースで共存させると共食いを始めてしまいます。

そのため、羽化した時には数匹だけ捕まえて、後は公園などに逃がしてあげると良いでしょう。

また餌をきらせてしまうと共食いの原因になってしまうので餌はいつもケースに入れておきましょう。

 


カマキリの赤ちゃんのエサを食べない時はどうするの?

飼育していると、毎日同じエサでは飽きてしまうので食べなくなってしまうこともあります。

この時には、全く違う種類のエサをあげましょう。

与えるものとしては、

  • ヨーグルト
  • パン
  • プリン
  • まんじゅう

などです。

基本的にはアブラムシやコバエですが、これらを食べない時にはこのようなエサを与えてみると良いでしょう。

 


カマキリの赤ちゃんのエサは周期的に変える

人でも同じですが、毎日同じ食べ物では飽きてしまいます。

そのため、カマキリのエサを与える時には周期的に変えるように工夫をしてみましょう。

赤ちゃんはとても小さいので、エサもその体に合った大きさでなければなりません。

また、動くものを捕食するという習性から、うまく食べてくれない時には紐や竹串などを利用して、目の前で揺らしながら捕食させるのも良い方法です。

しっかりと食べてくれれば、2ヶ月程度で立派なカマキリに成長させることができます。

 


まとめ

まず羽化後まもなくの赤ちゃんカマキリのエサとして与えるものは、アブラムシやコバエなどサイズの小さな虫です。

捕獲するのは難しいと感じるかもしれませんが、雑草や果物をうまく活用することで簡単に捕獲できます。

ただ、毎日同じものでは飽きてしまうため、周期的にエサを変えることが大切です。

うまくエサを与えることができれば、立派な大人のカマキリに育て上げることができるでしょう。