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古い灯油のチェック・処分方法を知って安全に暖房器具を使おう

古い灯油があるけど、使っても大丈夫なのかと気になりますが、変質した灯油の使用は避けます。

劣化した灯油の使用を避けることで、安全に暖房器具が使えるようになります。

ここでは、使用するとどのようなことが起こるのか、チェックの仕方、保管方法や処分方法について紹介していますので、すぐに疑問も解消できるでしょう。

 


古い灯油を使うとどんなことが起こる?

古い灯油を使うのは良くないとよく言われるけど、そんな灯油を使った時には、どのようなことが起きるのかと疑問を感じている人もいるでしょう。

古い灯油は変質灯油とも呼ばれ、本来の灯油とは違った性質になってしまうことがあります。

使用すると、

  • 火力が弱い
  • すぐに消化できない
  • 点火時に異臭がある煙が出る
  • 不完全燃焼

などが起こるとされ、使用は避けることが大切です。

危険性のある古い灯油は処分する必要がありますが、これは食用油などのように吸収剤に含ませて一般ごみとして処分するのではなく、ガソリンスタンドに処分依頼をすると良いでしょう。

処分費用は、少量なら無料としているところもあれば、数百円の費用が必要となるところもあります。

 


古い灯油のチェック方法をご紹介

古い灯油と疑う必要があるのは下記の通りです。

  • 昨年からそのままにしている長期間放置の灯油
  • 日光が当たったり高温の環境で保管していたりした灯油
  • 水用のタンクで保管していたモノ
  • しっかりと蓋がされていなかった灯油

このような灯油が変質しているかをチェックするためには、

  • 透明なガラスコップ2個
  • 白い紙

    を用意します。

透明なガラスコップの一つに水、もう一つに疑わしい灯油を入れて、その二つのコップの後ろに白い紙を置きます。

水と灯油を比較して、灯油が薄黄色になっていれば変質しています。その他にも、酸っぱいにおいがする場合も変質していると判断します。

 


古い灯油を使用しないようにするためにも正しく保管をしよう

灯油を保管する時には、白や透明以外の色付きのポリ容器に入れ、日の当たる場所は避け、火の気のない冷暗場所で保管をします。

保管をする時には容器の蓋がしっかりと閉まっているかを確認しましょう。

 


1年以上経過した古い灯油を使うとファンヒーターの故障の原因になる

掲示板サイトでは、倉庫の整理をしていたら3~4年前の灯油が見つかり、ファンヒーターに使っても大丈夫なのかと質問している人がいます。この人のように、去年の灯油などを使いたいと考えている人もいるでしょう。

この質問に対して色々回答がされています。

  • 使用するとファンヒーターが故障する、修理費に1万円程度かかった
  • 1年も経過すれば別のものになっている
  • 灯油が古いとファンヒーターが異常を起こすので少し離れる時でも消した方がいい

古い灯油を使用したことで、タール状にヒーター部分に付着して、部品交換で1万円程度の出費をしたという人もいることからも、無駄な出費をしないためにも使用は避けましょう。

石油ストーブでも、一酸化炭素が発生して中毒を引き起こす可能性もあるので、古い灯油の使用は避けます。

 


古い灯油の使用期限とは

そもそも灯油の使用期限はいつまでなのかと気になっている人もいるでしょう。灯油には、明確な使用期限はなく、保管状況によって変わってきます。

ただ、どんなに保管状況が良くても、1年以内が使用期限と考えておきましょう。灯油の劣化によって暖房器具を故障させないためにも、適切な保管をしながら早めに使い切ることが大切です。

 


まとめ

古い灯油を使用すると不完全燃焼などを起こし、危険が伴うこともあります。時間が経過した灯油はしっかりとチェックしてから利用しましょう。

劣化しているようなら、ガソリンスタンドに持って行って処分をしてもらいます。1年以上経過した灯油を使うと暖房器具の故障の原因ともなります。

古い灯油の対応方法を知ることで、安全に暖房器具が使えるようになるでしょう。