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外・内のしの違いを知って良い贈り物をしよう!

Noshi paper

画像引用:Amazon.co.jp

外・内のしで迷いますが、明確な決まり事はありません。

ただ、一般的な使い分けを知ることで、上手い使い方ができるようになるでしょう。

ここでは、使い分けの仕方、注意点などについて紹介していますので、悩みや疑問もすぐに解消できるでしょう。


【内のし】と【外のし】の違いを知ろう

お店でお中元やお歳暮などの品物を購入する時に、【内のし】と【外のし】のどちらの仕方にするかを聞かれて、どういう意味なのかと思った経験をした人もいるでしょう。

内のしとは、包装の内側にのしをかける方法のことで、外のしは、包装紙の外側にのしをかけます。

2種類の方法があるのだから、適切な使い分けをする場面があると思ってしまいますが、はっきりとした決まり事はないとされています。

ただ、どちらにするかによって受け取り側の印象も変わってきます。どちらを選んでも問題はありませんが、上手い使い分けをすることで良い贈り物ができます。

 

内祝いでは【内のし】・手渡しなら【外のし】

結婚祝いや新築祝い、快気祝いなどの内祝いでは、内のしを使うのが一般的です。

この使い方の効果は控えめな印象になることです。内祝いは、慶事のお祝いをしてくれた人にお返しを贈ることです。そんな時の贈り物では、控えめな印象にした方が良いでしょう。

また、宅配で送る時には、外のしでは破けてしまう心配もあることから、この使い方を選ぶ人も多いです。

外のしは品物を強調できるので、相手に直接渡すときに良く使われます。

また、大会の景品や開店のお知らせなど、多くの人の目につくような場面でも、目立つように外のしを使うケースもあります。

使い方は地域で異なり、関西では内のし、関東では外のしを使うケースが多いとされます。

これは、関西ではのし紙を汚したくないために内のしを選んでいる、関東では外見の分かりやすさを重要視しているからだとされています。


外・内のしに使う【のし紙】とは?

そもそも【のし紙】が分からない人もいるでしょう。

昔は、贈答品を送る時に、品物に掛け紙をして、その紙に送る理由や送り主の名前を書いていました。

その掛け紙には、水引でくくり、右上にはお熨斗を添えて送っていたとされています。

現在では、水引でくくったり熨斗を添えたりすることは減り、印刷されたモノが使われます。

のし紙とは、掛け紙に水引や熨斗が印刷された紙のことです。

 

地域で外・内のしの表書きも違う

のし紙の使い方は地域で違いますが、使い方だけでなく表書きの書き方も異なるようです。

結婚祝では、【御結婚御祝】と関西で書くのに対し、関東では【寿】と書くケースが多いようです。

慶事ごとでは、苦や死を連想させる4文字は避けるのが良いとされ、関西では5文字になるように【御結婚御祝】と書きますが、関東では【結婚内祝】と書くケースもあります。

このように、のし紙の使い方、書き方は地域によって異なることから、その地域に合ったやり方で贈り物を送るようにしましょう。

 

外・内のしのどちらか決めるだけでなくシチュエーションも伝える

多くの人が大切な贈り物は、お店に直接出向いて商品選びをしますが、この時には、購入時にどんなシチュエーションでの贈り物なのかも伝えておくことが大切です。

のし紙にはいくつかの種類があり、弔辞用では水引の色も違います。

弔辞用ののし紙には水引だけが印刷され、通夜や葬儀では白黒の水引、お盆などの贈り物であれば水引は黄色と白色のモノを使うのが一般的です。

色々な種類やマナーがあると、適切な仕方をするのは難しいものですが、お店の店員さんであれば、そのような種類やマナーも熟知しています。

商品購入をするときに、シチュエーション伝えておけば、包装してくれる店員さんが適切なのし紙を使ってくれます。

弔事用でもいくつか種類があることからも、シチュエーションも具体的に伝えることが大切です。

相手に不快な思いをさせないためにも、どのようなシチュエーションでの贈り物なのかを伝えて、適切なのし紙を使って包装してもらいましょう。

 

まとめ

外・内のしの違いは、包装の内側に使うのか、それとも外に使うのかの違いで、内祝いや宅配では【内のし】、手渡しの時には【外のし】で選択すると良いでしょう。

使い方は地域によって異なり、種類もいくつかあります。

どんなシチュエーションでの贈り物なのかを店員さんに伝えることで、適切なのし紙を選んでくれます。

適切な使い方をすることで、相手に喜んでもらえる贈り物ができるでしょう。

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