ネットワークが遅いとイライラしてしまいますよね?!社内LANが遅いと仕事にも影響がでてしまうし本当に困ってしまいますよね?!
ネットワークが遅い原因の調査をしたいけど、パソコン初心者なので難しいことはできるだけ避けたい、簡単な方法でネットワークの遅さを改善したいという方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回の記事は何とかネットワークの高速化できないかと試行錯誤されてらっしゃる方の為にすぐにでも試せる対処法についてご紹介したいと思います。
順番に簡単な方法から、数種類の方法をご紹介していますので、ネットワークが遅いと感じている人はぜひご参考にしてみてください。
ネットワークの遅い原因を解消方法⓪:【準備編】速度チェック
それではまず速度のチェックからしていきましょう。
社内のネットワークで遅いと感じる時には、会社で使用しているパソコンから調査していくと良いでしょう。
PowerShellを起動して「ping」と入力して速度を計測するなどして調査を行います。
自宅のパソコンでも、まずは上り速度や下り速度を調査するのが手始めです。
データを送る上り回線とデータが送られてくる下り回線は、光回線なら通常は同じ速度ですが、ADSLでは上りと下りとでは速度が違います。
このように、原因を調査するには今のパソコンの状態や回線の種類などを考慮したうえで調べる必要がありますが、パソコン初心者ではこの調査方法も難しく、もっと簡単な方法で解消できないのかと思われるかもしれません。
パソコンの通信速度が遅いという症状は、下りだけ遅い、夜だけ遅い、遅いのは一時的など症状が様々です。そんな症状も意外にも簡単な対処法で解消できることもあります。
パソコン初心者の方は、これからご紹介する解消方法を簡単な方法からリストしてみましたので、まずは簡単な方法から順番にチャレンジしてみて下さい。
ネットワークの遅い原因を解消方法①:まずは電源をリセット
ネットワークの速度が遅いと感じた時に実は一番簡単で、ぜひ試して頂きたいのが、無線LANやモデム(ONU)などの機器の電源を抜くことです。
プラグをコンセントから抜いて、また差し込むだけのお手軽な解消法です。
そんな簡単な方法でインターネットの速度が変わるのかと思う人もいるでしょう。しかし遅い原因はこれらの機器の接触不良によって起こっている可能性があります。
電源を抜いてリセットするだけで、この接触不良も解消することができます。
この解消法ならパソコン初心者でも気軽に試すことができるでしょう。遅いと感じた時にはあれこれ悩む前に、まずは電源を抜いてみましょう。
ネットワークの遅い原因を解消方法②:チェックポイントを確認
電源を抜いても改善しないケースでは、無線LANや有線LAN、パソコンやブラウザが関係していることがあります。
以下のチェックポイントを順番にチェックしてください。
チェックポイント
- 無線LANが通信速度に対応していないことはないか?
- パソコンを電波が通りにくいところに置いていないか?
- パソコンを複数の電子機器に接続し過ぎていないか?(複数の電子機器に接続をすることでも通信速度が変わることがあります。)
- ケーブルが古くなっていないか?(有線LANでも、適切な規格のケーブルを使用していない、ケーブルが古くなっていることも原因になります。)
- メモリー不足になっていないか?(パソコンではメモリーが不足しているだけで通信速度が遅くなることがあります)
- ブラウザやOSはアップデートしているか?(ブラウザやOSを最新のものに変えるだけでも通信速度が改善することがあります。)
解決方法
以下はオススメの解決方法です。参照にして下さい。
無線LANが通信速度に対応していないことはないか?➡︎無線LANを最新のものにする
パソコンを電波が通りにくいところに置いていないか?➡︎無線LAN中継機を置く
パソコンを複数の電子機器に接続し過ぎていないか?➡︎切り分け作業をして、一度全てを抜き、1つづつつけてみて不具合の状態を見る
ケーブルが古くなっていないか?➡︎新しいケーブルをつける
メモリー不足になっていないか?➡︎メモリーを増設する
ブラウザやOSはアップデートしているか?➡︎ブラウザやOSを最新のものに更新しておく
ネットワークの遅い原因を解消方法③もしすべて試してネットワークが遅いのなら回線の変更をする
モバイル回線を利用していれば固定回線よりも通信速度は遅くなりますし、光回線とADSLでも大きく通信速度が異なります。
またインターネット回線会社によって通信速度の評判も異なり、上記の方法で症状が改善しない時には回線を変えるのも一つの方法です。
手続きなどが面倒と感じるかもしれませんが、インターネット回線を変えることで今までの悩みも解消できて、快適なインターネットを楽しむことができます。
ネットワークの遅い原因を解消方法④:【補足】もしネットワークが遅いのが一時的なら別の原因が考えられる
インターネットを使っていると急に通信速度が遅くなり、時間が経過すると通常通りの速度に戻るケースもあります。
このケースでは、パソコンに入っているソフトが自動的にアップデートをしてパソコンの処理速度が低下することで通信速度も遅くなっている可能性があります。
この場合ではタスクマネージャーなどを立ち上げることで原因を見つけることができます。アップデートが原因なら終わるまで待つことで通信速度が改善されます。
また光回線にしているのに、一時的に通信速度が低下することがあります。特に夜になると通信速度が遅くなると悩んでいる人も多いようです。
これは夜に多くの利用者がアクセスをするためで、パソコンを使用する時間帯を変える、インターネット回線業者を変更することで解消することができます。
まとめ
ネットワークが遅いと感じる原因は様々で、本来は色々な調査をした上で対策をするのですが、症状によって初心者でもできる手軽な方法で改善することもあります。
専門家に調査してもらいたいと考えていた人もいるかもしれませんが、まずは簡単な対処法から順番に試してみましょう。今までの悩みが簡単な対処法で改善が期待できます。
もしそれでもダメなら回線を変更することでネットワークの速度をあげることができるかもしれません。