アーモンド、カシュナッツ、ピーナッツなど、私たちに馴染みの深いナッツには血糖値を抑える作用があります。
カロリーが高いイメージがあり避けがちなナッツですが、実はとても低糖質なんです。
糖尿には血糖コントロールが欠かせないので糖質制限しがちになりますが、ナッツはダイエットや糖尿病の方の糖質制限食の味方になります。
ナッツの血糖値を抑えることができる糖質量とどう食べるか?どう選ぶか?についてお伝えしていきます。
ナッツが血糖値を下げる理由は糖質量にあった!
ナッツの糖質量がどのくらいなのか知っておくとは食べ過ぎをふせいだり食べる量を管理するのに便利です。それぞれのナッツの100g当たりの糖質量を調べてみました。すべて味付けのない素焼きのものの数値です。
アーモンドの糖質は10g、カシュナッツの糖質は30g、ピーナッツの糖質は11g、クルミの糖質は4g、ミックスナッツの糖質は4.2gでした。
ナッツだからといってすべてが低糖質なわけではなく、カシュナッツのように糖質が高めのものもあります。
またおいしくてついつい手が伸びてしまうという場合、小分けのミックスナッツがオススメです。ひとつのナッツに偏ることが少なく味も飽きずに食べられます。
ハリウッド女優や世界的なモデルがおやつにナッツを持ち歩いていることSNSで発信していますよね。正しく食べれば血糖値だけでなく美肌やダイエット効果も得られると人気になっています。
ナッツで血糖値を抑えたい!そんな時のポイントはコレ!
ナッツといっても味はさまざまです。砂糖や食塩が付いているものもありますし、無味のものもあります。
血糖値が気になる場合、カロリーや塩分量も気を付けなければなりませんよね。できるだけ味のない素焼きのナッツを選ぶようにしたいものです。
またミックスナッツにはジャイアントコーンがはいっているものが多く売られています。ジャイアントコーンには100gあたり66gもの糖質が含まれているんです。
せっかくナッツで糖質を抑えることができても、ジャイアントコーンによって効果が半減してしまうので気を付けたいところです。
ナッツで血糖値を抑えるにはアーモンドが最適?
ナッツの中でも特にアーモンドは食後の血糖値上昇を防ぐ作用が高いことがわかっています。
またオメガ3を豊富に含むことからコレステロールを下げメタボリックシンドロールを予防することもでき糖質制限に適しています。
ただし低糖質だからといっても糖質がゼロというわけではありません。特にアーモンドは味を好んで食べることが多く、やめられない止まらないという状態に多々陥ってしまう人も多いのでお気をつけ下さい。
食べ過ぎないように一日の摂取量を決めておいたり、小分けのものを選ぶようにすることでコントロールすることも可能です。
ナッツは血糖値だけじゃない!健康への効果がいっぱい
ナッツは血糖値を抑制するだけではなく、その他にもさまざまな健康への効果が期待されています。体重の増加を防ぎ、メタボリックシンドロームや心疾患、糖尿病の予防もできるまさに万能食材といえます。
またその中でもピーナッツは低糖質なのはもちろん、食物繊維も多く含まれていて便秘解消効果も期待できます。
ナッツで血糖値を抑えるためには効果的に食べよう
ただどんなにいいとされる食材も摂取方法を間違えてしまうと効果を実感することができません。
食後の血糖の上昇を抑えるにはナッツは食前に食べるのがおススメです。昼食から夕食までの間が空いてしまうとお腹がすきすぎてしまい夕食をバク食いしてしまうことってありますよね?
空腹にバク食いは血糖値を上昇させますし、またダイエットを考えても最悪です。そうならないためにもナッツを間食として取りいれましょう。
一日に片手のひらに軽くのるくらい、アーモンドなら20粒くらいを目安に食べると効果的だとされています。ナッツで上手に間食をとって夕食後の血糖値の急激な上昇をさけたいです。
まとめ
血糖値を下げるためには適度な運動が必要だということはよく知られていますが、なかなか継続できないとお悩みならナッツ生活をはじめましょう。
続けていけば血糖値の上昇を抑え糖尿病や心疾患、がんの予防もできちゃうんですから試さない手はありません。
最近ではナッツブームを受けてコンビニでもさまざまな種類のナッツを手に取ることができるようになりました。健康な体を保つためにも毎日のナッツを習慣にしていきたいです。