胃もたれはつらい症状ですが、麦茶で症状の緩和が期待できます。
その他にも効果的な飲み物もあり、この症状に効く飲み物を知ることで良い対策ができるでしょう。
ここでは、胃が重たい時に効果のある飲み物、対策方法について紹介します。
良い対策で、胃もたれの悩みもすぐに解消できます。
麦茶は胃もたれをした時には効果的!
麦茶は胃もたれをした時におすすめのお茶です。
日本でよく飲まれている緑茶は、空腹時に飲むと胃に負担をかけてしまいます。
胃に負担をかける原因の一つがカフェインです。
カフェインは、胃酸の分泌を促す働きがあります。食後に飲むのは良いのですが、空腹時に飲むことで胃酸が多く分泌されて逆に胃の機能低下を招いてしまいます。
このカフェインは緑茶だけでなく、コーヒーやウーロン茶などにも含まれている成分です。
しかし、麦茶はカフェインゼロで胃に優しいです。
そのため、胃が重たい時には、緑茶などのカフェインが入った飲み物ではなく、カフェインゼロの麦茶を飲むと良いでしょう。
ただ、冷たい麦茶は胃の働きを低下させる、飲み過ぎれば胃酸を薄めてしまうので、温めて飲む、そして飲み過ぎには注意しましょう。
麦茶以外の胃もたれに効果的な飲み物をご紹介
胃が重たい時に良いとされるお茶は、麦茶以外にもペパーミント、カモミール、レモンバーム、ジンジャーなどのハーブティーがあります。
お茶以外では、牛乳やココア、パイナップルジュースや炭酸水があります。
牛乳には胃の粘膜を保護してくれる効果がありますし、ココアは胃潰瘍や胃がんに関連が深いとされるピロリ菌に効果があるとされている飲み物です。
パイナップルはタンパク質分解酵素が含まれているので胃の働きを助けてくれますし、炭酸水は炭酸ガスによって刺激を与えることで、胃の働きを良くしてくれる効果が期待できます。
胃もたれに良い麦茶は飲むと気分が悪くなる?
麦茶を飲むと具合が悪くなる人は意外に多いようです。
症状としては腹痛や吐き気、下痢や頭痛、喉に不快感などがあります。
麦茶アレルギーという症状はありませんが、原料となっている大麦はアレルギー反応が出る可能性もあり、このような症状が現れる人は一度病院でアレルギー検査を受ける方が良いでしょう。
また、麦茶は夏の定番の飲み物ですが、冷たい麦茶をがぶ飲みして、胃を急激に冷やすことで症状が現れている可能性もあります。
麦茶を飲むと気分が悪くなる人は、大麦アレルギーがないかを調べる、冷たい飲み茶をがぶ飲みしないなどの対策で改善される可能性があります。
麦茶でケアする前に胃もたれの原因を知ろう
麦茶をうまく活用すれば胃もたれの解消にもつながるのですが、日常生活での原因を取り除かないと良いケアには繋がりません。
食べ過ぎやアルコールの飲み過ぎ、脂肪分の多い食事やタバコなどは胃もたれの原因になります。
これらの原因を取り除きながら、麦茶の活用で胃が重たい時の良い対策となるでしょう。
カレーなどの料理にも使われるにんにくには、疲労回復、免疫力の向上、冷え性の改善が期待できますが、過剰摂取、胃が弱っている時に食べるなどをすると胃もたれの原因となります。
体に良いとされる食べ物でも、適切な食べ方が重要です。
胃食道逆流症での胃もたれは麦茶などの飲み物ではケアは難しい
胃酸や胃の内容物が逆流する胃食道逆流症での胃もたれでは、麦茶で症状の改善は難しいでしょう。
この症状になると、喉の不快感、ゲップ、吐き気なども現れます。
この症状は大人によくあらわれる症状ですが、食道括約筋が未熟な赤ちゃんにも現れることがあります。
この症状では、食べ過ぎに注意し、食後すぐに寝ることを避ける、胸やけするような食事を控える、お腹を圧迫しないなどの対策が必要です。
まとめ
胃が重たい時には麦茶が良いとされ、この症状を感じた時には最適な飲み物です。
その他にも、ハーブティーや牛乳などの飲み物も有効です。
ただ、麦茶を飲むことで気分が悪くなる人は、アレルギー検査を受ける、冷たい麦茶をがぶ飲みしないなどの対策が必要です。
胃が重たい時に飲み物だけで解消しようとするのではなく、日常生活での原因も取り除きます。
飲み物や日常生活での対策で、胃もたれや胃のむかつきなどの症状も解消されるでしょう。