がん保険に入る際に、がん先進医療特約を付加するかどうかお悩みの方。実際付加するかしないかによって、どのような違いがあるかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そもそも、先進医療とは具体的にどのような治療のことを言うのでしょうか。そこで、がん先進医療特約を付加する際のポイントをご紹介します。
先進医療とは?
先進医療とは、厚生労働省が認定した安全かつ最新の医療であり、大学や病院、研究機関で開発されたもののことを言います。
先進医療には、通常の治療より回復が早く、負担が少ない、治療の効果が高い、などといった特徴があります。
近年がん治療の先進医療は20種類あり、受けるか受けないかで治療内容は大きく異なります。
しかし、先進医療は診察や入院に関しては保険が適用されますが、技術力は全額負担となります。
そこで、先進医療特約を付加することで、負担が少なく済むというメリットがあります。
では、実際ガンになってしまった際に先進医療を受ける可能性はどの程度なのでしょうか。
ガンになった際に先進医療を受ける確率とは?
ガンになってしまった際に先進医療を受ける確率は、現段階では低いと言われています。しかし、件数は増加傾向にあるため、今後確率は上がっていくことが考えられます。
とはいえ、先進医療を受けられる施設は少なく、近場で受けられる施設がない場合には受けることが難しいこともあります。
そうしたことを踏まえた上で、先進医療特約は必要と言えるのでしょうか。
先進医療特約は必要?不要?
先進医療を受ける確率は低いのですが、医学の進歩により治療法は増加傾向にあります。
万が一ガンになってしまった際に、先進医療を受けることで、治療の効果への期待が高まり、体への負担が軽くなることも。
最近では保険のインターネットサービスが出来るほか、アメリカのドラッグストアチェーンが医療保険大手のエトナを買収するなど、保険業界に変化がみられ、度々話題となっています。
そのため、保証を見直したいとお考えの方も多くみられます。その際には、先進医療特約をすすめられた場合、今後のことを考慮し付加することがおすすめと言えます。
しかし、子供保険の場合には医療助成金などがあるので、おすすめなのはあくまでも大人の場合というポイントを押さえておきましょう。
まとめ
先進医療特約には、医療費を立替せずに支払うことが出来るなど、保険会社によって内容が異なる場合があります。
そのため、保険への新規加入、または保障の見直しをお考えの方は、事前に各保険会社をリサーチした上で選定するよう心がけましょう。
【参考文献】