ジェルネイルの正しい落とし方はご存知ですか?落とす方法自体は色々ありますが、間違った方法で落としてしまうと爪に悪影響を及ぼす可能性があるので気を付けなければなりません。
ジェルネイルはマニキュアなどと違い持続が長いので重宝しますが、その分落とすのには手間がかかります。出来るだけダメージを残さないように落とすためにはどうしたらいいのでしょうか。
今回は、ジェルネイルの正しい落とし方、間違った落とし方についてそれぞれ解説していきます。今使っているジェルネイルを落とそうと考えている人は、実行する前にぜひ目を通してください。
間違ったジェルネイルの取り方
ジェルネイルを落とすやり方にはいくつかありますが、以下の方法はリスクが高いのでお勧めしません。
直接はがす
手間暇かけて落とすのが面倒だからと浮いた部分をつまんで無理やりはがそうとする人がいますが、止めておいたほうが賢明です。爪も一緒に剥げてしまう恐れもあるので、今後のネイルに支障をきたしてしまいます。
アセトン(ジェルリムーバー)だけを使う
ジェルネイルを落とすのにアセトンは便利ではありますが、長時間の使用は爪や指が荒れてしまうリスクがあります。アセトンのみを使うのではなく正しい方法を実行しましょう。
やすりで削る
ネイル部分をやすりで削ればいいと思っている人も多いですが、実際はネイルと詰めの境界線は分かりづらいです。思わず削りすぎて爪が傷んでしまう事もあるので気を付けましょう。
これらの方法はリスクがあるので控えたほうがいいでしょう。実際にこれらの方法に頼るとどんな弊害があるのでしょうか。
ジェルネイルの取り方を間違えるとどうなる?
間違ったジェルの取り方は以下のリスクを伴います。
ネイルを付け直せなくなる
爪は大きく分けて三層からなっており、間違った方法でネイルを取ると表層も一緒に剥げてしまう可能性が高くなります。そうなると爪が伸びるまでネイルを控えなければいけなくなる可能性大なので気をつけましょう。
見栄えが悪くなる
部分的に層がはがれた爪は見た目も悪く目立ちます。時間がたてば元に戻りますが、爪の再生には時間がかかるため、指先をよく見られる仕事の人は特に注意しなければいけません。
これらのリスクを避けるためにも、正しい手順でジェルネイルをはがす必要があります。続いて自宅でできる簡単な落とし方について、基本的な方法をご紹介します。
ジェルネイルを落とす簡単な方法
自宅でジェルネイルを落とす場合、必要なのはこちらです。
- ファイル
- コットン
- ジェルリムーバー
- アルミホイル
- プッシャー
手順は以下の通りです。
①ファイルを使いジェルネイルを削る
リムーバーを浸透させやすくするために少し削ります。
②コットンにリムーバーをしみこませ、ネイルの上に置いたらアルミホイルで包む
コットンにはひたひたする程度しみこませ、アルミで巻いて固定します。
③そのまま15分程放置
可能であれば手袋などで包む事で浸透率が上がります。
④浮いたネイルをプッシャーで取る
もしはがれにくいものがあればここまでの工程を最初からやり直しましょう。
以上でジェルネイルの除去は完了です。道具自体はダイソーなどで売っているものばかりなので、まとめて買っておいてひとまとめにして収納しておきましょう。
ここで紹介したものは自宅でのはがし方ですが、ネイルの種類によっては自宅ではできない場合もあるので気を付けてください。
自分でオフできないジェルネイルの種類は?
ジェルネイルにも種類があり、ソフト、ハード、セミハードの三種類があります。このうち自宅で道具を使って落とせるのはソフトタイプのジェルネイルだけとなります。
他二つのタイプは文字通り固いタイプであり、表面を削る以外に落とす方法がありません。そしてその方法を自宅で行ってしまうと爪を傷つけるリスクが高いのです。
これらをオフにする際は、必ず専門のネイルショップに行って落としてもらうようにしましょう。費用は3,000円程度の所が多いようなので、出費をケチって爪を傷つける事の無いよう気を付けましょう。
ジェルネイルをオフ後のケア方法
最後に、ジェルネイルをはがした後のアフターケアについて紹介します。以下の事を実践することで爪に残るダメージを最小限にすることができます。
爪の形の整え
ネイルをはがした後、爪の形が悪いと爪が割れる原因になります。ファイルを使って爪の形を整えておくことで、割れにくい爪にしておくことが次にネイルを付ける上では大切です。
表面磨き
ネイルをはがした後は表面がざらついていることが多いので、やすりを使って磨いておくといいです。ただし磨きすぎると爪が削れ過ぎてしまうので、頻度としては2~3週に一度のペースで大丈夫です。
保湿
ジェルリムーバーなどは肌に負担もかかり、肌荒れの原因にもなります。一通り処置を終えた後は保湿クリームなどを塗っておくことで爪だけでなく指先のケアも同時に行えます。
ネイルははがして終わりではありません。次につける時のためにもアフターケアはきちんと行いましょう。
まとめ
ジェルネイルは取ろうと思えばいろんな方法で取れますが、間違った方法で取ると指や爪を傷めます。無理やりはいだりジェルリムーバーに頼り切りにならないよう気を付けてください。
自宅でネイルを落とす道具は近所のダイソーなどで一通りそろえられます。手間もかからないので、正しい方法でジェルネイルをはがしましょう。アフターケアも忘れないでください。
ただし自宅ではがせるジェルはソフトタイプのみです。ハードタイプやセミハードタイプのものは削らないと取れないため、専門のネイルショップにお願いするといいでしょう。
ジェルネイルは何度もつけていると、ついめんどくさくなって適当にはいでしまう人も多いです。ですがそれで爪を傷つけてしまうとネイルを楽しむどころではなくなってしまいます。
今回紹介した方法を参考に、爪や指を傷めない方法でのネイルはがしをしてみてください。今から正しい方法を徹底すれば後々後悔しなくて済みます。