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もみの木につく虫を駆除したい!虫の種類や対策法

もみの木についた虫の駆除で悩みますが、効果的な対策法があります。

有効な方法を知ることで、もみの木を害虫から守ることができます。

ここでは、有効な対策法を紹介していますので、害虫の悩みもすぐに解消できるでしょう。


もみの木の虫を駆除する方法

もみの木は、生物の活動を抑制する作用があるフィトンチッドという物質が多い樹木なのですが、それでも虫がついてしまうことがあります。

もみの木につく虫を駆除するためには、殺虫剤を使うのが有効です。

幹に穴が開いている、木屑やヤニがある、葉が虫に食べられた跡がある、葉が枯れている、蜘蛛の巣を見つけた場合には、早めに殺虫剤で対策をすることで、もみの木を守ることになります。

まずは、オルトラン粒状などを土に撒いて、効果が現れないようであれば、 スミチオン乳剤やスミソン乳剤を直接散布すると良いでしょう。

これらの薬剤は園芸店やホームセンターで購入可能です。

自分で対策をするのが難しい人は、園芸業者に任せるのも良い方法です。

素人では上手く駆除できないこともありますが、プロに任せることで確かな効果が期待できるでしょう。

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もみの木につく害虫にはどんな虫がいるの?

虫の種類としては、アブラムシの仲間である、 トドマツノオオアブラムシやハナネガオオアブラムシが多くみられます。

その他にも、木の内部に入り込む、 オオゾウムシやトドマツミキモグリガ、トドマツノキバチ、葉を食べてしまうシャクガ科やカレハガ科・ドクガ科の幼虫などです。

モミ属樹木では、根っこを食べてしまうコガネムシ科の幼虫やゾウムシ科にも注意が必要で、これらの害虫によって根が細くなってしまいます。

葉っぱを変色させる原因となるハダニもいて、体長は0.3~0.8mmです。

最大でも0.8mm程度のとても小さな虫なので、大群でついていれば分かるかもしれませんが、通常は裸眼では確認しにくいです。

そのため、効果的な駆除や対策をするためには薬剤を使うのが有効な手段です。

手作りスプレーでもみの木を虫から守る

害虫には殺虫剤を使うのが有効な方法なのですが、虫だけでなく樹木や人に悪影響を与える可能性もあります。

安全な方法で駆除したいと考えている人は、手作りスプレーを作るのも良い方法です。

手作りスプレーとしておすすめなのが重曹や牛乳を使ったスプレーです。

重曹スプレーを作るときには、

  • 重曹
  • 植物性油
  • 食器用洗剤

を用意します。

油1/3カップに重曹小さじ1を混ぜて原液を作ります。水1カップに原液を小さじ2入れて、食器用洗剤を数滴入れて混ぜれば完成です。

牛乳スプレーは、牛乳を直接スプレーするだけで、害虫を窒息させる効果があります。

その他にも、天然成分で作られた木酢液や竹酸液を使えば防虫効果が得られます。



もみの木の害虫対策では予防が重要

樹木の害虫が大量に発生してからでは、駆除をするのも大変です。

毛虫などの害虫では、駆除をしている時に刺されてしまう心配もあります。

この害虫対策では、殺虫剤を早めに使用して、予防対策をしておくことをおすすめします。

害虫が大量に発生すると、樹木だけでなく、周りの植物にも被害が及ぶ可能性があります。

早めに対策をすることで、樹木だけでなく、他の庭木を守ることにもつながるでしょう。


もみの木の害虫は家に持って入る時にも注意しよう

クリスマスの時にはもみの木を使って部屋の中を飾る人も多いですが、この時にも害虫に注意する必要があります。

部屋の中に入れたもみの木に害虫がついていれば、家の中で繁殖してしまうこともあります。

そのため、家の中に入れる前に、害虫がいないかよく確認して、剪定をしたり日干ししたりすることが大切です。

針葉樹の葉はとがっているので、剪定をしないと手を傷つける心配がありますし、枝が密接していれば虫が見つけにくいだけでなく、巣も作りやすくなります。

また、日干しをすることで、虫が自然といなくなってくれる効果も期待できます。


まとめ

もみの木につく害虫を駆除するには、市販されている殺虫剤を使うのが有効な方法です。

このような殺虫剤を使えば様々な害虫に有効なのですが、使われている成分が心配という人は手作りスプレーを使うのも良いですし、天然成分で作られた防虫効果のあるものを使うのも良いでしょう。

害虫対策では、虫がついてからではなく予防することが重要です。

家に持って入る時には、虫がついていないかよく確認しましょう。

良い対策をすることで、もみの木を守れますし、クリスマスの時でももみの木をうまく活用することができます。