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コーヒーの染み抜きをしたい、時間がたったものも落とせる?

コーヒーのシミは目立つので、すぐに染み抜きが好ましいです。ですが、中には発見が遅れ時間がたったシミ汚れになっているものも珍しくありません。

よくシミは時間が経過する程落ちなくなるといいますが、コーヒーをはじめとした目立つシミを放っておいた場合、もう落とすことはできないのでしょうか。いえ、諦めるのはまだ早いです。

今回は、時間がたってしまったコーヒーのシミへの対処方法を紹介します。久々に着ようと思ったらコーヒーのシミがあった、という衣類をお持ちの人は、まだ出来る事があるかもしれないので、ぜひ目を通してください。



コーヒーの染み抜きは時間がたったら落ちなくなる?

よく言われている「シミは時間が経過する程落とせなくなる」という言葉、これは事実です。つきたてのシミはほとんどの場合洗えば綺麗に落ちますが、時間がたったシミは水洗いだけではびくともしません。

ですが、洗っても取れないからもう無理なんだ、と諦めるのは早計と言えます。なぜなら適切な方法を用いる事で、シミを落とすことは十分に可能だからです。

ですから昔のシミだからと諦めず、今回紹介する処置を試してみてください。きっと諦めていた衣類も綺麗に着られるようになるはずです。



コーヒーの染み抜きが時間がたったら落ちにくくなる理由

そもそもコーヒーに限らず、昔のシミは落ちない、という話はよく耳にするでしょう。それは時間の経過によって、衣類に付着したシミが変質してしまう事に原因があります。

普段の生活でついたシミは、空気中の酸素に触れ続ける事で酸化していきます。酸化したシミはより衣類の繊維に密着し、変色や黄変のように衣類そのものの色を変えてしまうまでになります。

そうなると汚れを落とそうと思っても衣類の繊維そのものが変色してしまっているので綺麗に落とすことはほぼ不可能になります。これが昔のシミが落とせないメカニズムです。

コーヒーは水溶性の汚れなので比較的落ちやすい汚れではありますが、時間がたつことで頑固な汚れになってしまいます。では、それらの汚れを落とすためにはどうしたらいいのでしょうか?



コーヒーの染み抜きで時間がたった物を落とすために必要なもの

コーヒーのシミ取りの際には特別なものを用意する必要はありません。普段服を洗う際に使っている洗剤を使うだけでもある程度落とすことができます。

洗剤だけでは力不足と感じるのであれば、重曹も合わせて用意しましょう。選択の前に重曹で下処理をするだけでもシミの落ち方がかなり違っていきます。

また、セスキ炭酸ソーダも重曹同様コーヒー汚れに強いのでお勧めです。これらは自宅にある場合も多いものばかりなので、染み抜きのために特別新しい買い物をしなくて済むのも良い点です。

では、具体的にこれらを使って汚れを落とす方法を見ていきましょう。



コーヒーの染み抜きで時間がたったものを落とす方法

染み抜きの手順は以下の通りで、選択をする前にこのような下処理を施します。

①シミに用意した洗剤(重曹、炭酸ソーダ)をしみこませる
②布などを押し当て、シミを取り除く

下処理だけですべて取れなくても、汚れは落ちやすくなっています。ですから、あとは通常通り洗濯をすることで、残ったシミを落とすことができます。

注意点として、こすり洗いをしてしまうと生地を傷める原因になるので、必ず押し当ててふき取る方法をとります。掃除と違って力任せに汚れを落とすのはリスクが高いので覚えておきましょう。



コーヒーの染み抜きで時間がたったものを落とせない時は?

中には、これらの処理をしても全く落ちないシミもあります。自宅でこれ以上の処置は難しいので、それをどうしても落ちしたいのであれば、おとなしくクリーニング店に任せるのが最善と言えます。

大きなクリーニング店になると頑固な汚れ専門の特殊な染み抜きサービスを行うお店もあり、普通の染み抜きでは落ちないといわれたものでも綺麗に落とすことが可能です。

クリーニング店に持ち込む際には、預ける際にシミが落ちるかどうか確認してみましょう。その店の技術やシミの状態によっては全く変わらないなんてこともあるので、事前の確認が大切です。



まとめ

コーヒーをはじめとしたしみ汚れは、時間がたつにつれて汚れが酸化して変色していくので、落ちなくまります。コーヒーのシミは水溶性の汚れなので、汗や油汚れに比べたらまだ落とせる可能性があります。

家庭で処置をする際には、洗濯の前に家庭用洗剤や重曹、炭酸ソーダを使い汚れ部分に下処理を施します。下処理だけですべて落とす必要はないので、無理にこすって落とさないようにしましょう。

家での処置で手に置けなければクリーニング店に頼るべきです。どこでもいいわけではなく、特殊な染み抜きを行うお店であれば時間の立ったシミでも落とせるかもしれませんので、預ける際によく確認しておきましょう。

シミへの一番の対策は気付いたらすぐに洗うことですが、時間がたったからと言って諦める必要はありません。今回紹介した処置を行う事で、昔のシミでも綺麗に落ちる可能性があります。

諦めて捨てるくらいなら、一度汚れ落としを試してみましょう。綺麗に汚れが落とせれば、またその衣類を着て出かける事も出来るようになるでしょう。