はまぐりの砂抜きは難しいと感じますが、手軽な方法で済ませることも可能です。
上手く砂抜きをすることで、砂を噛んで不快な思いをすることもなくなるでしょう。
ここでは、砂抜きの方法、選び方、お吸い物のレシピなどを紹介していますので、悩みや疑問もすぐに解消できるでしょう。
はまぐりの砂抜きや保存方法を知ろう
はまぐりやあさりを食べる時には、砂抜きと塩抜きが大切です。
砂と塩を吐かせることで、口に入れた時に砂を噛むこともありませんし、貝に含まれる塩分で料理に影響を与えることが減って活用しやすくなります。
砂抜きのやり方には二種類あります。
一つ目は、塩水に浸すやり方です。この時の塩水の濃度は、500mlに対して大さじ一です。
塩水を作った後は、その塩水に浸しておくだけです。3~4時間でも可能ですが、確実に砂抜きするには6時間くらいは必要になるようです。
上手く抜くコツが、吐いた砂が落ちるようにザルとバットなどの容器とで二重にする、新聞紙などで蓋をして灯りを遮ることです。暗くすると砂を良く吐いてくれます。
二つ目が50℃程度のはまぐりやあさりをお湯に浸すことです。このやり方なら5~20分程度で砂抜きが終わり、すぐにでも食べたいときにはおすすめのやり方です。
このやり方でも、ザルと容器の二重にして、全体が浸るくらいまでお湯を注ぎます。
この二つのやり方は、しじみの砂抜きにも活用できます。
砂抜きが終わったら塩抜きをします。塩抜きではザルと容器を使用し、その他は何も使いません。
ザルと容器に貝を入れて新聞紙などで蓋をして暗くし、1時間ほどただ放置するだけで塩を吐き出してくれます。
砂抜きをしたはまぐりの保存方法をご紹介
すぐに食べないのなら、冷蔵や冷凍保存をします。
冷蔵保存をするときには、キッチンペーパーや新聞紙などを水にぬらして貝を包み、容器に入れて保存をします。包んだ髪が乾いたときには霧吹きなどを使って湿らせることも大切です。
冷蔵保存の期間は3日程度が目安です。
冷凍保存をするときには、貝の水気を切ってフリーザーパックに平らに並べて保存をします。冷凍なら1ヶ月程度が保存期間です。
砂抜きをする前のはまぐりの選び方
お店で購入するときには、できるだけ元気な貝を選びたいものです。
そんな貝の選び方が、パックを揺らしてみることです。多くのお店では貝はパックに入って売られています。
そのパックを揺らして、水管が素早く動く、泡がたくさん出れば元気な貝が入っていると判断できます。
美味しい料理を作るためには、購入した後のチェックも大切です。
お店で買うと、中には半開きになっている貝が入っていることがあります。このような貝は食べられないので、事前にチェックして除いておくことで美味しい料理も作れるでしょう。
砂抜きをしたはまぐりでお吸い物を作ろう
砂や塩抜きを済ませれば、はまぐりを使った料理を楽しみましょう。
おすすめは、お吸い物です。
二人分の材料は、
- はまぐり4個
- 水200cc
- 白だし大さじ2
- 酒大さじ2
を用意します。
お好みで、菜の花や麩も用意しても良いです。
作り方はとても簡単で、鍋に水と酒、ダシを入れて中火にかけます。湧いてきたら貝を入れて、口が開けば弱火にします。
アクを取り除いたら菜の花を入れて10秒程度加熱し、麩も入れたら完成です。
その他の料理では、焼いたり酒蒸しにしたり、うどんの中に入れてもだしが出て美味しいです。
砂抜きをする前のはまぐりはネットで手軽に入手可能
はまぐりは好きだけど、近くのスーパーではあまり売られていない人もいるのではないでしょうか。
そんな人は、ネットを活用してみましょう。
大手通販サイトでも入手できますし、専門の水産業者からの購入も可能です。
専門業者のサイトでは、会員登録を済ませて、好みの商品を選んでショッピングカートに入れて決済を済ませれば商品を発送してくれます。
ネットなら質量なども確認して購入できるので、大勢で食べたいときには多くの量を用意できますし、自宅まで届けてくれるので手軽に購入できるでしょう。
ネットを活用することで、親しい人を集めてはまぐりパーティーを開催することもできます。
まとめ
砂抜きをしたはまぐりを使ったお食い初めの料理を作るときには準備を早めにしよう
生後100~120日頃になると、健やかな成長を願ってお食い初めを行いますが、この時の料理を作るときには早めに材料の予約をしておきましょう。
この時には、鯛やはまぐりを使ったお吸い物を用意するのが一般的ですが、尾頭付きの鯛やはまぐりは、近くのお魚屋さんでもいつでも置いているわけではありません。
この行事を行う日を決めたら、事前にお魚屋さんに予約をしておくと安心です。
近くにお魚屋さんがない人でも、ネットで予約をして準備するのも良いでしょう。