ゲジゲジが侵入してくる時ってどんな経路から家に入ってきてしまうのでしょうか?
ゲジゲジを家の中に入れないようにするためには、まず侵入経路を知って、その侵入経路をふさぐ必要があります。
家に入ってくる場所をふさげばゲジゲジだけでなく他の虫が入ってくるのも防げて、虫嫌いの人も安心して生活が送れるでしょう。
今回の記事では、なぜゲジゲジが家の中に侵入してくるのか、侵入経路はどこなのか、そしてその対策方法などについて紹介します。
まず、ゲジゲジがどのように侵入してくるかご存知ですか?
結論からいうと、ゲジゲジは家に入ることができる隙間さえあればどこでも入ってきます。
ゲジゲジが活動的になるのは6~7月です。昆虫を餌としているため昆虫が増えるこの時期に家にも入ってきやすくなります。
家の中でのゲジゲジ発生原因は、家の中に餌となる虫がいるためです。
発生場所は限定的な場所ではなく、トイレや洗面所などの水回りの他にも、リビングなどにも出現することもあります。
壁やドアの隙間、排気・換気口、排水口、排水管と床面との隙間、エアコンのダクト部分など、家にはこの虫が入れる場所は色々あります。
ゲジゲジの侵入経路をふさぐ方法
ドアや壁に隙間がある場合には、コーキング処理をしたり隙間テープを使ったりするのが良いでしょう。
この虫が入ることができる程度の隙間がある場所に粉末状の殺虫剤などを撒くのも良い方法です。
換気・排気口ではフィルターを取り付けることでこの虫の入り口をふさぐことができます。
その他にも燻煙剤を使う方法もありますが、掃除をするのも良い方法です。
昆虫を餌とするため、屋内を清潔に保つことで昆虫の居場所もなくなり、餌がないことでこの虫も家の中に入ってこなくなります。
また屋外では落ち葉の下や腐った木、石の下に隠れていることから、庭の隠れやすい場所を整えるのも対策になります。
侵入経路をふさいでも屋内でゲジゲジを見つけた時の対処法
この虫は毒を持っているようですが、とても微弱なため人にはほとんど無害とされています。
ただ見た目からも素手で退治するのはためらってしまいます。
この虫を見つけた時には、ほうきなどの柄の長い掃除道具などを使って外に追い出すのが良いでしょう。
すぐに退治したいときには、凍らせて駆除するスプレータイプの薬剤がおすすめです。
侵入経路をふさぐことはゲジゲジ以外の虫にも有効
この虫に似た虫としてヤスデやムカデなどもいます。
ヤスデやムカデには多くの足があるので姿が似ていますが、ヤスデは2cm程度の大きさで足が短く動きが遅い虫です。
ムカデは6~20センチ程度、動きが速く、強力な毒を持っているのが特徴です。
ゲジゲジやヤスデは人には無害の虫ですが、ムカデは強力な毒を持っていることから、家の中には入れたくないものです。
ゲジゲジはムカデと同じ仲間でもあるため、この虫の対策をすることはムカデ対策にも効果的です。
侵入経路をふさいでも室内でゲジゲジが一匹見つかれば二匹目もいる?
ムカデは一匹見つかれば、もう一匹のムカデがいると聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
これはムカデがつがいで行動をするためで、この虫はどうなのかと思う人もいるでしょう。
この虫はムカデの仲間でもあり、ムカデのようにつがいで行動すると言われています。
そのため家の中で一匹見つかれば二匹目も近くにいると考えておく方が良いでしょう。
虫が苦手な人はすぐにでも退治したいところですが、この虫はゴキブリなども食べてくれる益虫なので、できるだけ外に逃がしてあげるようにしましょう。
まとめ
この虫は、通り抜けることができる隙間さえあれば家の中に入っていきます。
ホームセンターに行けば、この虫の入り口となる箇所をふさげるグッズが販売されているので、手軽にこの虫の入り口対策をすることができます。
ただこの虫はムカデなどとは違い益虫なので、家の中で見つけた時には上手く逃がしてあげることで、ゴキブリなどの虫を退治してくれます。
この虫の入り口をふさぐ、見つけた時には外に逃がすなどの対応をして、この虫と上手く付き合っていきましょう。