真鍮は錆びるのか気になる人は、まずこの金属の特徴をよく確認しましょう。
特徴をよく確認することで、生活の中で欠かせないアイテムを購入することもできるでしょう。
ここでは、真鍮が錆びるのか、メリットやデメリット、金属アレルギーの人でも安心して身に付けられる素材について解説します。
これらのことを知るだけで、装飾品を購入する時には迷うことなく選ぶことができるでしょう。
真鍮って錆びるの?
真鍮は装飾品などに使われることもあり、錆びるのかと不安を感じている人もいるでしょう。この金属は銅と亜鉛の合金で、五円玉にも使われています。
さびにくいですが湿気や汗などで変色するという特徴があります。ただ、長期間劣化しにくいという特徴もあります。
錆びる心配が少ない真鍮のメリット・デメリット
メリットとして、価格が安い、サビによる劣化故障しにくい、変色してもアンティークのような風合いが楽しめる、加工が簡単などがあります。
デメリットは、水分に弱い、変色しやすい、変形することがある、金属アレルギーという皮膚疾患を発症しやすいなどがあります。
真鍮・アルミ・ステンレスどれも錆びる心配は少ない
錆びにくい金属にアルミやステンレスがあります。真鍮以外にも錆びにくい金属があることから、ドッグタグを購入する時にどの素材を選べばいいのかと悩む人もいるようです。
基本的にどの素材を選んでもさびる心配はないでしょう。真鍮は変色しやすいという特徴がありますが、変色したことでアンティークさを感じます。
また加工しやすさもあり、金属クラフトなどの工作でも人気のある金属です。
ただこれらの素材には傷がつきやすいという点では大きな差があります。アルミは傷がつきやすくステンレスは傷がつきにくいです。真鍮の傷のつきやすさはこれらの金属の中間です。
錆びる心配が少ない真鍮は14KGFなら金属アレルギーの人も安心
真鍮は皮膚疾患が現れやすい金属ですが、この金属を使った14KGF(ゴールドフィルド)は、アレルギーの人でも安心して使えると人気です。
14KGFは、真鍮に14金を圧着させたもので、金メッキとは違い、はがれにくいのが特徴です。そのため、金メッキの装飾品よりも長く愛用できます。
錆びる心配の少ない真鍮で皮膚疾患を起こしにくくするためには
14KGFではなく、真鍮の風合いが楽しめる装飾品を身につけたいという人もいるでしょう。
しかし真鍮は皮膚疾患を発症しやすい金属です。この症状で、肌が赤くなる、湿疹が出ることがあります。
この症状を発症する理由が、金属と汗などが触れることです。汗と触れてイオン化してアレルゲンとなります。
そのため、身につけている時でも、肌に触れた時にはこまめに拭くことでイオン化しにくくなって、皮膚疾患を発症しにくい状態となるでしょう。
ただ、指輪などのように、常に肌に触れているような装飾品ではこのような対策は難しいです。
ドッグタグといった、肌に触れない装飾品なら問題なく身につけることができるでしょう。
まとめ
真鍮は錆びにくい金属ですが、皮膚疾患を発症しやすいです。
ただ、真鍮を使った装飾品の中には、14KGFという金属アレルギーフリーの素材もあります。
また皮膚疾患は金属が肌に触れることで起こるため、肌に触れにくいような装飾品であれば問題なく身につけることができるでしょう。
真鍮は使えば使うほど独特の風合いが楽しめて、他の装飾品にはない楽しさを与えてくれます。
【参考文献】