アコムから借りたお金を返す際、ちまちま払うと面倒だから一括で返済してしまおうと考える人も多いでしょう。実際毎月決まった支払いがあるだけでも憂鬱な気分になる方も多いです。
確かに借金を返しきってしまえば気分も楽になります。しかし分割払いは月々の負担も少ないので無理に一括返済する必要はないのではと考える人もいるかもしれません。
勿論気分の問題以外にも、一括返済には分割払いにはないメリットがあります。では具体的にどういった点が優れているのでしょうか。
今回は一括返済のメリットを紹介するとともに、一括返済の方法や注意点もまとめて解説します。アコムで借りたお金を一括返済しようと考えている人はぜひ参考にしてください。
アコムからの借入金を一括返済した際のメリット
借金の一括返済のメリットは何といっても余計な金利を払わなくて済む事です。
一般的に金融機関の利息は「利用残高 × 実質年率 ÷ 365 × 利用日数」で計算します。つまり借りている期間が長ければ長いほど利息も多くなっていくというわけです。
一括返済することにより分割払いより早い段階で返済を終えることで、それ以降に掛かるはずだった利息を支払う必要がなくなります。結果的には最終的に支払う金額が少なくなるという事につながります。
少しでも支払い金額を減らしたいという方はなるべく一括で返済したほうがお得です。しかし、一括返済にもいくつか気を付けなければいけない点があります。
アコムで一括返済する際の注意点
上記の計算式にあてはめると、借金の利息は日ごとに変わる事になります。ですから、昨日より今日の方が確実に支払う金額が多くなり、一括で返済したと思っても残高が残ってしまう場合があるのです。
これを避けるためには、支払いを行う日にアコムのインターネット会員サービスや各種ATM等で残高を確認してから支払いを行いましょう。残った残高によってはまた利息がついて借金が増えてしまう事もあります。
続いてそこまでの下準備を終え、実際に支払おうと思ったときにどこであれば一括返済が出来るのか説明します。
アコムの一括返済はどこから行えばいい?
一括返済の方法として考えられるのが以下の5つです。ただし銀行やATMは手数料がかかるので、少しでも支払いを減らしたい方は控えましょう。
・インターネット
アコムの会員ページから支払いができます。事前に口座に入金しておく必要はありますが、外出の必要がないので一番手軽な支払い方法と言えます。
・店頭窓口
アコムの店頭窓口でも勿論一括返済は可能です。窓口に行って一括返済したいと言えば終わりなのでめんどくさい操作などをしたくない方にはお勧めです。
・アコムや提携している所のATM
ATMでも一括返済が可能です。ただしATMは手数料がかかる上、硬貨に対応しておらず細かい支払いは行えません。中には10,000円以外使用不可能なんてATMもありますので十分注意してください。
・銀行振り込み
可能と言えば可能ですが、手間がかかる上に手数料も取られるのでお勧めはしません。手軽さを求めるならアコムの窓口かインターネットを利用したほうがいいでしょう。
以上の方法でアコムの借金は一括返済できます。そして完済した後に必ず確認しなければいけないのが借入残高の確認です。
アコムの借金を一括返済!最後に借入残高の確認を
一括返済を終えたら借入残高を確認し、借金が残っていないか確かめてください。これが少しでも残っているとアコムを解約することが出来ず、借り入れありの記録もずっと残ってしまいます。
アコムを解約するためにはこれも支払いきらないといけません。端数が残っていないかきちんと確認しましょう。
そして1,000円未満の借金というのはATMからの支払いでお札しか入金できなかった、ちょうどに返済したつもりが利息が上がってた等の場合に発生しやすいのですが、この端数のことを無利息残高と言います。
最後に借金の返しそびれともいえるこの無利息残高について説明します。
アコムでの一括返済後に残る無利息残高に注意
法律上、1,000円未満の借り入れには支払い義務も利息もありません。ですから無利息残高が残ってしまったからと言っても支払わなかったから利息が上がったり催促がきたりという事はないのです。
ただし、この無利息残高が残っていると借金をしているという状況は継続するので、今後のローン審査等を受ける際に落とされてしまうリスクが上がります。
直接の被害はありませんが、今後の生活に不都合を与える可能性があるので、多少もったいないと思っていても無利息残高は綺麗に支払って借金をしていない状態にした方がいいでしょう。
まとめ
アコムでの借金を一括返済することで、利息が減り支払う金額を減らすことができます。一括返済の際は端数が残って無利息残高ができないよう気を付けましょう。
無利息返済は払わなくても法的に罰せられることはありませんが、借り入れがあるという記録は生活していくうえで思いのほか足を引っ張ります。僅かだからとけちけちせずに払いきってしまうべきです。
上記で紹介したように支払い自体はどこでも可能です。可能であれば早めの支払いを心掛ることで、支払う金額も抑えられますし借金の負い目もなくなるでしょう。