誰もが探偵という言葉は聞いたことがあるでしょう。しかし、探偵の給料や探偵のなり方などを知っている人はあまりいないでしょう。
これから探偵の給料をはじめ依頼が多い仕事、探偵のなり方など様々なことを紹介していきたいと思います。これを読めば探偵という職業についてあなたが持っているイメージが変わるかもしれません。
探偵の給料を徹底解説!
探偵の給料は事務所や報酬体系、年齢、地域などによりばらつきがあります。調べてみると平均年収は400~500万でした。
大きな探偵事務所で働いている人の方が、小さな探偵事務所で働いている人よりも給料が多い傾向がありました。大きな探偵事務所は実績があるので信頼を得られやすく、仕事が多いからその分給料も多いのでしょう。
大手事務所から独立して探偵業を営んでいる人もいます。そのような人の中には、経験もあり仕事の取り方が上手な場合は1000万円以上の年収がある人が、ごくわずかですがいるそうです。
探偵事務所に依頼をすると、基本料金とは別に成功報酬を支払わないといけないことが多いです。そのため、探偵の給料には依頼を成功したときに、成功報酬分が上乗せされる事務所もあります。
年齢別に考えると50代が最も給料が多く、20代はもっとも少ないです。50代の探偵は勤続年数が長いことと、多くの経験をしてきて仕事ができるということでしょう。
また地域では、東京で探偵をしているひとの給料が圧倒的に高く、平均年収は600万円を超えていました。東京は人が多いので依頼数が多いことが関係しているのでしょう。
探偵になるためにはどうすればよいの?
探偵を怪しい仕事と思っている人もいるかもしれませんが、探偵は認められた職業です。探偵事務所の所在地を管轄する警察署を通じて公安委員会に届け出が義務付けられて、5000件以上の業者が届け出をしています。
しかし、探偵になるにはどうすればよいのか知っている人は少ないですよね? 探偵になるにはいくつかの方法があるので紹介します。
大手探偵事務所が経営している探偵学校があります。探偵学校を卒業すると経営している事務所に就職できたり、卒業生が運営している探偵事務所を紹介してくれるようです。
この方法は時間はかかるかもしれませんが、大手探偵事務所は全国に多くの支店やFC店があるので、どうしても探偵になりたい人には一番良いかもしれませんね。学校が紹介してくれるのは大きいと思います。
サイトで求人募集を行っている探偵事務所もあり、履歴書を送り面接に合格すれば就職することができます。探偵になるには特別な資格は必要ありませんが、運転免許は持っていないと採用してくれない事務所が多いです。
探偵になるには特別な資格はいらないので、最初から探偵事務所を立ち上げるという方法もあります。しかし、経験も実績もなく事務所を開いても依頼者の信頼を得られる仕事ができるでしょうか?
探偵事務所を立ち上げても、収入は安定しないし、長期間経営していけるかどうかもわかりません。最初から個人で探偵事務所を立ち上げたいひとは、最初は副業として事務所を立ち上げることをおすすめします。
これが探偵の仕事で多いBEST3!
1:浮気・不倫調査
探偵の仕事は浮気・不倫調査が圧倒的に多いです。探偵の仕事の80%を占めています。 主に尾 行、張り込み、聞き込みを行って調査します。
2:人探し・家出人調査
警察は事件性がないと調査をしてくれませんが、探偵は依頼さえすれば調査してくれます。その ため事件性が無い人探しを探偵に依頼する人が多いようです。
3:身辺調査・身元調査
これから結婚する人の過去や家族構成などが気になったり、企業が雇用する人の面接では判断で きない過去やその人の周りの人の評判などを把握するために探偵に依頼するようです。
まとめ
探偵の平均年収は400~500万円で、事務所、年齢、地域によって多少の差があります。探偵になるためには、探偵学校に入学し紹介してもらう、求人募集に応募する、個人で事務所を立ち上げる方法があります。
探偵の仕事は、大部分が浮気・不倫調査の依頼です。次いで人探しや身辺調査の依頼もあります。
探偵は勤務時間が不規則で長時間拘束されることもある職業です。その割には給料が少ないように思いました。
どんな職業でも成功して給料をたくさん稼いでいる人はいます。探偵も自分で事務所を経営し、依頼がたくさんくるようになれば、数千万以上の給料を稼ぐこともできるでしょう。