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食紅の原料や成分は安全?|

食紅の原料や成分は安全なの?

結論からいうとズバリ!「害があるものも存在します。」

食紅の原料や成分について知ることで納得して着色料を利用できるでしょう。

今回の記事では食紅が体にどんな影響があるのか、どんなもので作られているのか、代用品などについて紹介します。どうぞ最後までごゆっくり読んで下さい。


食紅に含まれる原料・成分は体に悪影響はないの?

食紅を使うことでお菓子作りの時には色々な色を付けられますが、含まれている成分が体に悪影響がないのかと心配な人もいるでしょう。

食紅とは食品に色を付けるもので、体にいいものではありませんが、少量であれば影響はほとんどないようです。

少量でも十分に色が付けられるため、お菓子作りなどに使用しても悪影響はほとんどないでしょう。

気になるのは、日頃購入している食品の着色料という人もいるかもしれません。

少量では悪影響がないものでも、何年も食べ続ければ悪影響が出てしまう可能性もあります。

しかし、食品に使われる添加物は、国で成分の規格や使用の基準が定められ、安全は確保されています。

そのため、大量に摂取しなければ、体への悪影響はほとんど心配ないでしょう。


食紅はどんな成分から作られているの?

食紅などの着色料は、合成と天然の色素に分けられます。

合成色素は石油を原料とするタール系の色素で、天然色素はベニバナ色素や紅麹色素などです。

天然色素なら安心して摂取することができそうですが、石油を原料としている合成色素はできれば摂取したくないと考える人もいるでしょう。

この合成の食紅は、「食用赤色〇号」という具合に表記されます。主な原材料などをよく確認してから購入すると安心です。


食紅の成分は虫が原料?

食紅の原料は、タール系色素や植物色素が一般的ですが、虫が原料になっているものもあります。

これはコチニール色素と呼ばれ、中南米やスペインなどのサボテンにいる虫から抽出されます。

主成分のカルミン酸と表記されることもあり、化粧品や医薬品にも活用されているようです。

かき氷のシロップにも使われていて安全性は高いように感じますが、アレルギー症状がごくまれに発症することもあり、2012年には消費者庁から注意喚起されています。

注意喚起されているのであれば、この色素の使用は禁止されているのかと思ってしまいますが、多くの食品で使われています。

この色素は天然色素の中でも安全性がとても高いとされ、アレルギー症状を起こしたのは、ごく微量に含まれているタンパク質が原因とされています。

食品アレルギーがある人は、この色素が使われている食品は控えた方が良いですが、そうでない人なら安心して摂取ができるでしょう。


安全な成分で作られている食紅なら天然着色料を選ぶ

着色料には、合成と天然着色料があります。

合成は、本来食べることがない石油で作られていることからも、安全なものとは言えないでしょう。

安全性を重要視するなら天然を選びましょう。

天然といっても、植物だけでなく動物から抽出されたものも含まれます。

虫から抽出された着色料ではアレルギー症状を引き起こす可能性があります。

そのため、紫キャベツやブルーベリー、クチナシやウコンなどの植物から作られた着色料なら問題なく使用することができるでしょう。

ただ、植物の着色料でも国から禁止されたものもあるため、安全な食紅選びでは、食紅の原料だけでなく、国から認可されている物を選ぶことが大切です。


市販の食紅の成分が気になるなら代用品を考えてみよう

成分のことを考えると、気軽に市販の食紅が使えないと感じる人もいるでしょう。

しかし、お菓子作りなどでは食紅を使わないと綺麗な仕上がりにならないこともあります。

そんな時に代用品として活用できるのが、野菜やフルーツのパウダーです。

フリーズドライ加工された野菜やフルーツは手軽にパウダーにすることができて、安心して食べられる食材で作った色素として活用することができます。

味に影響しないように、お菓子や料理に合った野菜やフルーツのパウダーを選ぶことで安全に色付けをすることもできるでしょう。


まとめ

食紅の中には安心して使用できるものもあれば、石油や虫から作られているものもあり、少量では問題なくても、継続的な摂取、大量の摂取によって体に悪影響をもたらす可能性があるものもあります。

天然着色料はほとんどが安全なものですが、国から認可を受けてないようなものは使用を控える必要があります。

市販されているものが不安な人は、野菜やフルーツをパウダー状にしたものを着色料として活用することで安心して使用することができるでしょう。