ステンレスソープの原理って何なんでしょうか?
結論からいうと、『ステンレスソープ、効果あり!』でした。
洗剤も泡も立たないのにすっきりくっきり手についた魚やニンニクの匂いをとってくれる不思議な石鹸です!
このステンレスソープの匂いがとれる原理って何???っと気になってしまい色々リサーチしたところ、原理はズバリ!『触媒反応』・・・らしいです。
触媒反応ってなになに??ってところですが・・・とりあえず料理をする時に気になっていた生魚、ニンニク、玉ねぎなどの手についた嫌な臭いも効果的に消し去ってくれる優れものでした!
今回の記事はそんなステンレスソープの原理、そして効果的な使い方について調べたことをまとめてみようと思います。どうぞ最後までお読み下さい。
ステンレスソープの原理とは
それではまず、ステンレスソープの原理をご説明致します。
ステンレスソープの原理とは冒頭でもふれました『触媒反応』による効果です。
触媒反応(しょくばいはんのう)とは化学反応の反応速度を速める物質でその物質自体は化学反応の前と後で変化はしないものです。
ではその触媒反応がどのような原理で臭い取りをしているかということをご説明致しましょう。
ニンニクや生魚などの臭いは、通常の手洗いでは簡単に落ちにくく、これは効果の高い業務用品の石鹸などを使っても同じです。
なぜ落ちにくいのかというと、ニンニクなどの臭いが水にも油にも馴染みにくいためです。
しかしこの臭いには、水や金属などによって触媒反応を起こして水溶性に変わるという特徴があります。
この特徴を活用したのがステンレスソープです。
手にニンニクや生魚の臭いがついた時に、ステンレスソープを水でよく洗うことで、今まで洗剤では落とせなかった手のニンニクや生魚の臭いを落とせるようになります。
ただ、得られる効果は消臭効果だけで、洗浄効果や除菌効果は期待できないので注意をしましょう。
ステンレスソープの使い方
ステンレスソープの使い方はとても簡単で、水を流しながらこのアイテムで擦るだけです。
ステンレスソープを水と一緒に手の中で転がすように使えば、臭いと水、金属とが化学反応を起こし、臭いが水溶性になり水と一緒に洗い落とせます。
ただ、表面が汚れているとうまく反応せず効果が得られないこともあります。そのため、使い終わったら綺麗に洗って乾燥させておくことが大切です。
ステンレスソープの原理は科学的に証明されているの?
今まで使ったことがない人は、本当に効果があるのか、科学的に効果を証明されているのかと気になっている人もいるでしょう。
しかし、科学的根拠は不十分とされています。
ただ、2007年に販売されてから、今現在も売れ続けていることを考えれば、一定の効果は期待できるのではないでしょうか?
実際筆者も買って試してみましたがなかなか効果があり、魚料理やニンニクを使った後の微妙に続くあの嫌な匂いのストレスから解消されました。
疑問:ステンレス製のシンクを触っても効果はあるの?
このステンレスソープの原理で考えれば、水を流しながらステンレスの金属に触れば臭いが取れることになります。
『それならば台所のステンレス製のシンクで水を流しながら触っても同じ効果が得られるのでは???』とふと思ってしまいました。
結論から言うと、ステンレス製のシンクを水に流しながらこするだけでも臭いを消すことは可能でした。
ただ指の間とか細かいところに平たいシンクの壁に擦り付けるにはちょっと至難の技なのと、やはり気持ち面と衛生面からいうとステンレスソープで手を洗う方がいいかなというのが正直なところです。
でもステンレスソープの効果が得られるか疑問を感じている人は、まずは自宅のシンクを触って臭い消しを試してみるのも良いでしょう。
ステンレスソープの効果的な手洗い方法
シンクに触って効果が得られるなら、商品を購入する必要もないと思う人もいらっしゃるかもしれません。
しかしこの触媒反応の原理では、効果はあくまでも臭い取りだけです。
手洗いをするのなら、消臭だけでなく、除菌効果手のある手洗いをしなければです。
やはりステンレスソープの効果的な手洗い方法としてはステンレスソープに手洗い石鹸をつけて一緒に使うことをオススメします。
まとめ
ステンレスソープの原理とは触媒反応です。
ステンレスソープとは水と金属とか化学反応を起こすことで気になる臭いを消してくれるアイテムです。
ステンレスソープを使うことで、料理を作るときに気になっていた手の臭いも解消することができるでしょう。
汚れを落とすための手洗い石鹸を一緒に使うことで、臭い取りだけでなくバイキン汚れも一緒に落とすことができます。