アロンアルファが別のところに付着した時には困ってしまいますが、適切な取り方があります。
取り方を知っておくことで、安心してアロンアルファが使えるようになります。
ここでは、素材別の取り方を紹介していますので、悩みもすぐに解消できるでしょう。
アロンアルファが手についた時の取り方・落とし方をご紹介
アロンアルファのような瞬間接着剤を誤って手に付けた時には、お湯や除光液を使った取り方・落とし方が有効です。
お湯を活用するなら、洗面器などの容器に40°程度のお湯を入れて、その中で手を優しく揉むことで少しずつ取れてきます。
手に付着した時には除光液も有効です。アロンアルファのような瞬間接着剤はシアノアクリレートという化合物が使われ、この化合物を除光液に含まれるアセトンが分解してくれます。
使い方は簡単で、付着部分に除光液をつけて2~3分放置するだけです。除光液はドラッグストアでも購入可能です。
外で歩き回る仕事や就活の時には、靴底やヒールがとれても、このアイテム一つあればすぐに直すことができます。
靴底をくっつける接着剤は100円ショップのダイソーでも売られていて、ダイソーなどの100円ショップの接着剤はとても便利です。
そんな靴の修復の時に、誤って手に付着しても除光液をはがし剤の代用品として携帯しておけば、出先のトラブルも手軽に対応できます。
アロンアルファが衣類に付着した時の取り方
衣類に付着した時は、アセトン原液やアイロンが有効なアイテムとなります。
アセトン原液は、ホームセンターで購入可能ですし、販売されていなければネットで購入すると良いでしょう。
除光液にもアセトンが含まれていますが、除光液では効果が少し弱いため、衣類の場合には原液を使用したほうが良いです。
原液の使用時は、使い捨ての手袋やマスクを身につけましょう。
やり方は、まずガーゼを3枚重ねて、付着した部分の上に置きます。
コットンに原液を染み込ませて、ガーゼの上からたたき込む作業を2~3回繰り返します。この時には、ガーゼを取り替えながら行い、軽く水洗いをしてから洗濯すれば落とすことができます。
アイロンを活用するなら、アロンアルファが付着した部分をガーゼで挟み、60℃前後に設定したアイロンをかけるだけです。
熱でアロンアルファが溶けてガーゼに染み込ませることができます。2~3回ガーゼを交換しながら行うことで取り除けます。
その他のモノにアロンアルファがついたときの取り方
机の上で作業をしていると机の上にアロンアルファがついてしまうこともあります。この時には剥離剤やラップ、ガーゼを用意して取り除きましょう。
付着したところに剥離剤を塗ってラップをかぶせたら15~20分程度放置して、ガーゼで拭き取ります。
プラスチック素材に付着した時には、紙やすりを使います。ついていない部分にマスキングテープなどで保護して、アロンアルファだけを紙やすりで削ります。
始めは、1000番程度の目の粗いモノを使い、仕上げに目の細かい2000番のモノを使うと良いでしょう。
アロンアルファのような瞬間接着剤以外のモノが付着して困ることもあります。
水性系であれば、硬化後でもお湯に浸して柔らかくすれば取り除くことが可能です。
エポキシ樹脂、合成ゴム系の硬化後は、紙やすりで削る、熱を加えて取り除く方法が効果的です。硬化前なら、ベンジンなどを含ませた布で拭き取るのも良いでしょう。
金属にアロンアルファが付着した時の取り方
金属にアロンアルファが付着した時には、専用のはがし剤を利用すると良いでしょう。
100均にもアロンアルファ用のはがし剤が販売されているところもありますが、メーカーが用意しているモノを使用したほうが良いです。
上手く剥がせても、白くなっている時には、耐水ペーパーで削った後に、メタルコンパウンドで磨くと良いでしょう。
メタルコンパウンドは、金属専用の磨き剤のことで、しっかりと磨けば綺麗な仕上がりになります。
アロンアルファのようなメーカーの接着剤は、出荷時には接着テストを行うので、確かな効果が期待できるのですが、はがし剤なども用意され、不要な場所に付着しても取り除くことが可能です。
手軽なアロンアルファの取り方はクリーニング店を利用すること
自分でアロンアルファを取り除くことは可能ですが、色々なアイテムを用意する必要があり、面倒と感じてしまいます。また、衣類などでは、セルフケアで色落ちなどの原因にもなってしまいます。
自分でやって後悔しないためにも、自信がない、大切な衣類の場合には、クリーニング店に任せましょう。
プロに任せることで、失敗することなく、衣類も元通りにしてくれます。
まとめ
アロンアルファの取り方は、付着した部分の素材で取り方も異なりますし、接着剤が異なる場合でも、取り方が違ってきます。
適切な取り方を知っておくことで、安心して便利に接着剤が活用できます。
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