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鍋の焦げ付きは落とせる!種類別落とし方を紹介!

鍋を使い続けていると焦げ付きが気になってくる人も多いはず。そのままだと調理の邪魔になったり味が悪くなってしまったりと多くのデメリットがあります。

鍋は服のように洗濯して簡単に汚れを落としたり出来ませんし、物によっては気軽に買い替えられる物とも限りません。可能であれば、なるべく同じ鍋を使い続けたいものです。

今回は、鍋の種類に応じた焦げを落とす方法をご紹介します。焦げを落とせず諦めていた人は、鍋を生き返らせるチャンスなのでぜひ目を通して下さい。

 


鍋が焦げ付く原因はなに?

鍋の焦げ付きとは、調理した食材の脂や糖分、たんぱく質などが加熱によって炭になったものです。そのため調理の際に加熱しすぎてしまったり、調理後の手入れをサボってしまうと発生しやすいです。

料理によっては意図的に焦げを発生させる料理もあるため、焦げが出ないように料理を作るのは難しいといえます。焦げ付きを出したくなければ料理後は掃除を徹底した方が賢明です。

とはいえ見逃したものが残ってしまう事もあり、それらは放っておくと簡単には取れなくなります。ただし取れないからと諦めるのは早いです。適切な処置をすれば時間の経った汚れも落とすことが可能です。

 


鍋の焦げ付きを落とす方法

大きく分けて以下の二つの方法があります。具体的な方法は後述するので、まずは二通りの方法を頭に入れておきましょう。

物理的にこすって落とす

恐らく皆さん一度は試したことがある方法だと思いますが、ただスポンジでこするだけでは頑固な焦げ付きは残ります。研磨作用をもった道具や素材を使う必要があります。

溶かして落とす

洗剤や溶剤を使い、焦げ付きを浮かせて落とす方法です。ステンレス鍋のコーティングを落とさないメリットがありますが、どうしても時間のかかるデメリットもあります。

 


鍋の焦げ付きを溶かして落とす方法

溶かすための方法として、具体的には以下の方法を試しましょう。

重曹を使う

鍋の焦げ付きは酸性の汚れで、アルカリ性の重曹を使う事で汚れを中和しはがれやすくなるのです。方法は、以下の通りです。

  1. 鍋に水を入れて重曹を溶かす
  2. 火にかけて10分程度煮込む
  3. 覚ました後、浮いた汚れを落とす

ほとんどの焦げはこの手段で対応可能です。ただし、アルミ製の鍋だけは重曹と相性が悪いため、他の方法を試してください。

酸素漂白剤を使う

重曹がだめなら、より強力な酸素漂白剤を使いましょう。酸素の力が焦げの油を分解し、汚れを浮かせるのです。
方法は以下の通りです。

  1. 水に漂白剤を溶かす
  2. 10分ほど煮込む
  3. 冷まして落とす。

方法は重曹と同様です。しかし重曹よりかなり汚れ落ちが良いので、頑固な焦げ付きを処理したい人は試してみましょう。

他にも、クエン酸といったお酢を入れて同様の方法をとっても汚れを落とせますが、臭いがきついので可能であれば上記の方法を試した方がいいでしょう。

 


鍋の焦げ付きを物理的に落とす方法

ただたわしでこすっても汚れは落ちませんが、以下の道具を使う事で汚れを落とすことが可能になります。

クレンザー

研磨成分が含まれており、普通にこするよりも格段に汚れを落としやすくなります。手順としては以下の通りです。

  1. 布などにクレンザーを付けてこする
  2. 水で洗い流す

煮込んで落とせない外側にも対応できるので、自宅にある人は試してみてください。

専用のたわしを使う

焦げを落とすためのたわしもあるので、何も道具がない人はそちらを購入してみてはいかがでしょうか。

  1. たわしと鍋を水でぬらす
  2. こすり落とす
  3. 水ですすいで完了

たわし以外の道具は必要ないので、手間がかからず便利です。

これらの方法で、こするだけでも落とすことが可能です。ただしあまり力を入れてこすると鍋が傷つく可能性もあるため、力加減は気を付けてください。

 


鍋の種類別、効果的な焦げ付きの落とし方

最後に、上記の方法でお勧めな方法を鍋の種類に応じて紹介していきます。鍋の素材によって適切な落とし方が異なるので、試す際には気を付けてください。

ステンレス、テフロン

これらの鍋は焦げ付き防止の加工が施されている場合があり、こすってしまうとその加工毎はがれる可能性があります。よって汚れを溶かして落とす方法をとったほうがいいです。

鉄鉄、銅鍋

これらの鍋は、洗剤などを使うとなじませた油まで一緒に落ちるので、こすって掃除したほうがいいです。どちらも傷に強い丈夫な鍋なので、安心して作業してください。

方法を誤ると、鍋の効果を損ねたり傷がついたりといったデメリットがあります。自分の使っている鍋の種類を把握し、最適な方法を選択してください。

 


まとめ

鍋の焦げ付きは、料理の脂や糖分が固まってできたものです。出来立てのものはすぐに取れますが、時間がたって大きくなると対処が大変になります。

対応策は、研磨成分を含んだものでこすって落とすか、汚れを溶かして落とす方法の二通りがあります。鍋の種類によって効果的な方法が違うので気を付けてください。

焦げのついていた鍋で料理をするのは気が引けますが、焦げ付きさえ落としてしまえば汚れがまた綺麗な鍋に戻るので、安心して料理を擦る事ができます。

今までこすって落ちなくて諦めていた鍋があるのなら、今回紹介した対応策を参考に対処してください。