基盤の意味が気になる人もいるでしょうが、色々な分野での使われ方を知ることも大切です。
色々な分野の使われ方、利用の仕方を知ることで知識の幅を広げることにもつながります。
ここでは、この言葉の意味だけでなく、色々な分野で使われている言葉を紹介していますので、意味の疑問がすぐに解消できるだけでなく、知識の幅を広げるきっかけにもなります。
基盤の意味
基盤(きばん)とは、土台、基礎、基本、ベースのことで、物事を成り立たせるための基礎となるものです。基岩と同じ意味としても使われます。
「生活の基盤ができる」、「基盤を固める」、「○○を基盤するテクノロジー」といった具合に使います。
基盤の間違った使い方に注意
基盤は物事の基礎となるものとして使われますが、電子部品の「きばん」と間違う人もいるようです。
電子部品の「きばん」は「基板」と書くので注意をしましょう。
基盤強化法とは
基盤強化法という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。
この基盤強化法は、農業経営基盤強化促進法の略称で、農業の経営を効率よく安定に行うための法律です。
自治体のホームページでは、農業経営基盤の強化の促進のために基本構想を紹介しているページもあります。
農業は手軽に農地が確保できないために新規参入が難しいと言われていますし、多くの食料を輸入に頼っている日本では、他国との関係が悪化すれば食糧不足が起こる可能性もあります。
そのため、各自治体で効率的、安定的に農業経営を営めるように、ホームページで基本構想などを紹介しています。
詳しい内容は、ホームページでダウンロード(PDF形式)できるようにしている自治体もあります。
基盤地図情報とは
基盤地図情報とは、国土交通省令で定める位置情報を電磁的方式で記録したもので、測量の起点、海岸線、公共施設などの境界線、行政区画などの位置情報が確認できます。
整備された基盤地図は、「基盤地図情報ダウンロードサービス」でファイルをダウンロードすることができます。
植栽基盤とは
植栽基盤とは、「植物が生育することが可能な状態の地盤」のことです。
植栽基盤は、十分な深さや広がりがあり、硬度や保水性などの物理条件、酸素や養分量などの化学的条件を満たす必要があります。
この土壌のスペシャリストの資格として「植栽基盤診断士」があります。
まとめ
基盤は、土台や基本、ベースという意味で、電子部品などで使われる「きばん」は「基板」と書きます。
この言葉は、基盤強化法、基盤地図情報、植栽基盤など、様々な分野で使われています。
様々な分野でどのようなことにこの言葉が使われているかを知るだけで、知識の幅を広げることができるでしょう。