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二級建築施工管理技師の種別勉強方法|効率的な5つのステップ

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二級建築施工管理技士の資格取得したい!でも勉強の時間もそんなに取れないし、できれば効率的に短い時間で試験勉強をしたいですよね?

もしあなたが将来に向けて二級建築施工管理技士の資格を取りたい!できれば時短で効率よく試験勉強をしたい!と思われてるのであれば、この記事を参考に戦略的な勉強スケジュールを立ててみてください。

細かく5つのステップで分けているので、ぜひ最後まで読んでください。


二級建築施工管理技士の試験について:種目・金額・願書購入場所は?

建築施工管理技士は国家資格になります。

1級と2級に区別されて、さらに二級建築施工管理技士は建築、躯体、仕上げの3つの種別に分かれます。

建築は建築一式工事、躯体は大工やとび、コンクリート・鉄筋工事等、仕上げは屋根や塗装、内装仕上げ等です。

二級施工管理技士の資格を取得すればそれぞれの主任技術者及び管理技術者の有資格者として認められます。

3つの種別に分かれているためそれぞれの二級資格者となるには最低でも3回学科試験に合格する必要があります。

ちなみに一級建築施工管理技士であれば一度の合格で全ての担当になることができます。

受験料は学科・実地試験は9400円、実地試験のみ4700円、学科試験のみ4700円になっています。

受験料、受験資格、試験の日程の最新情報はこちらの公式サイトで確認してください。願書購入も公式サイトから購入できます。

それでは本題の勉強方法についてご紹介致します。


二級建築施工管理技士の勉強方法5ステップ

二級建築施工管理技士の有効の勉強方法を紹介していきます

  1. まずは二級建築施工管理技士の試験内容を理解しよう
  2. 「良い環境と習慣」で戦略を立て
  3. 二級建築施工管理技士:勉強方法を決める
  4. 過去の二級建築施工管理技士試験を繰り返し解き刷り込み学習をする
  5. 「二級建築施工管理技士になる」モチベーションを維持してゴール到達する

一つずつ、より解説していきます。

① まずは二級建築施工管理技士の試験内容を理解しよう!

建築施工管理技士の試験科目は学科試験実地試験の2つをクリアする必要があります。

二級施工管理技士の場合は学科と実地試験でそれぞれ建築・躯体・仕上げの3つに分かれています。

建築を選択した場合は施工管理法、躯体の場合は躯体施工管理法、仕上げの場合は仕上げ施工管理者法が出題されます。

学科試験に合格すると実地試験を受験可能です。学科試験がマークシート式なのに対し実地試験は記述式となっています。

一級建築士の有資格者か前年度に学科試験に合格したものの実地試験は不合格だった方は翌年の学科試験は免除されます。これは1級、2級とも共通しています。

二級建築施工管理技士の難易度としては合格率は毎年20%前後となっています。簡単ではありませんが独学でも十分取得可能な資格となっています。

二級建築施工管理技士の資格を取得するにはこれらの学科試験と実地試験の2つをクリアする必要があります。


② 「良い環境と習慣」で戦略を立てる

二級建築施工管理技士の試験内容についてお伝えしましたが、学科試験と実地試験対策が必要になります。

試験勉強は例えるならマラソンと同じようなものです。まずはどれくらいの距離を走るのかコースを確認して、ペース配分し、そしてランニングハイを使い走り続け、ゴール到達します。

走り始める前に効率的な戦略を立てて走り始めましょう。

A. コース確認

まずは『建築土木教科書 2級建築施工管理技士 合格ガイド』を参考に目次、テキスト全体を流し読みしてみましょう。

この全体図を流し読みすることで勉強の全体地図を俯瞰して見ることができ、ご自分の理解力や語彙力がわかり現在位置とゴールまでの距離がわかるでしょう。

B. ペース配分

次に建築土木教科書 2級建築施工管理技士 合格ガイド」の全体図を把握した上でご自身の理解力、語彙力に合わせて必要な勉強時間を割り出してみましょう。

必要な勉強時間は途中で軌道修正することもできますので、始めは大体目安でこれくらいという検討をつけて勉強時間と期間を割り出してみましょう。

大事なのは途中で軌道修正しながら時間調整をしていけるように時間に余裕を持って計算することです。

C. ランニングハイを使う

マラソンで走る際によく聞く「ランニングハイ」とは始めは辛い走りがある一定の走りを続けると気持ちよく走れるゾーンに入ることを言います。

試験勉強のランニングハイとはズバリ「習慣化」のことです。ではこの習慣化を定着させる方法を具体的にご説明します。

習慣化の習性を理解する

はじめの数日間は新しい分野、新しい習慣が辛く感じてしまうかもですがその辛さはランニングハイへの入り口だということを理解し続けていると勉強が楽しくなるゾーンに入ることができます。

新しい習慣がこの「楽しいゾーン」に入るには約3週間かかります。そのことを理解して、はじめはウォーミングアップ的な簡単な内容のものから勉強にとりかかることをおすすめします。

環境をつくる

毎日のスケジュールをGoogleカレンダーに書き出してみてどの時間帯に勉強時間を入れることができるのかを決めてください。

そしてその時間がきたらスマホなどでアラート設定しておき、決めた時間は集中する!と決め時間を区切り集中して勉強してください。

毎日の環境が将来の違いを作ることを理解して、毎日短い時間でも集中する環境を作り継続してください。

二級建築施工管理技士は建築系の資格の中では比較的取得しやすい資格ですが、それでも初学者にとっては十分難しいレベルです。しっかりと余裕を持って試験に備えましょう!

 

③ 二級建築施工管理技士:勉強方法を決める

二級建築施工管理技士の勉強をマラソンに例えましたが、優秀なスポーツ選手には優秀なコーチがつきものです。

二級建築施工管理技士の勉強のコーチとしては以下のコースがあります。

  1. 参考書などを購入して独学する
  2. 専門教師のいる学校に通学する通学コース
  3. 専門教師のいる通信講座を使う通信コース

以上のコーチコースにはそれぞれメリットデメリットがあります。以下にそれぞれのメリット・デメリットのご説明を致します。

A. 独学コース

例えば独学であれば誰にも邪魔されず自分のペースで勉強はできますが、わからないことがある時は質問できる相手もいません。必要な情報等は全て自分で探さないといけないというデメリットもあります。

勉強を進める時間、わからない点を調べる時間、過去問等問題集を解く時間等自分で好きに時間割ができますが、スムーズに行かない時は予定より遅れてしまうこともあるかもしれません。

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B. 通学コース

通学であればわからないことはどんどん質問できるし周りを見渡せばライバルばかりです。モチベーションは維持しやすいですがその分お金はかかってしまいます。

勉強の進め方や時間割は学校側が管理してくれて、わからないことがあってもすぐに質問ができるので計画通り進み易いと思います。

C. 通信コース

通信講座は独学、通学の中間のような、質問できる環境だがモチベーション維持が必要で、お金も多少必要になると言った具合です。

時間割は通信講座に合わせて進めればいいと思いますが、自身のモチベーションによっては時間割通り進まなかったり課題が山積みになってしまうかもしれません。

初学者であれば平均1年程度の準備期間を設けるのがベストです。試験日から逆算してスケジュールを管理して自分に合った勉強スタイルを築きましょう!試験日はこちらで最新情報を確認してください。

2級建築施工管理技士 テキスト おすすめ:試験内容が想像できる

ここで、試験内容が想像できる2級建築施工管理技士の試験準備におすすめのテキストを紹介していきます。

<戦略を立てるためのガイドブックはこちらがオススメ>

<過去問を繰り返し解き刷り込み学習をするテキストブックはこちらがオススメ>

建築施工管理技士の試験問題は出題範囲も広く、最近では難易度が年々上がっていっている傾向にあります。

また、細かいところが出題されることもあり決して容易な試験ではありません。

しかし過去問から似たような問題が出されることも多いため過去5年分程度の過去問を解いておけば問題の傾向は掴めると思います。

また、過去問の解答で勉強になることも多いため繰り返し解くことをおすすめします。

出題傾向を掴むため、そして試験実戦で用いられる問題を解くために過去問の入手は必須です。

⑤ 「二級建築施工管理技士になる」モチベーションを維持してゴール到達する

今まで二級建築施工管理技士の勉強方法についてお伝えして参りました。あとは自分に合ったスタイルで少しずつ実力をつけていくだけ。

っと思ったけどモチベーションが続かないこともよくありますよね。スマホが気になったり甘いものが食べたくなったり…。

誰しもがそう言った経験があるはずです。私も高校や大学受験の時はそうでした。結局妥協して受験先の学校のレベルを下げて受験しました。

しかしこの二級建築施工管理技士にはすべり止めなんてものはありません!モチベーションをしっかりと維持して目標に突き進まないと取得するのは難しいものです。

モチベーションを維持するためにはまず目標を明確にすること。つまりなぜ自分がその資格を取得するのかというのを認識することが大切です。

「大手ゼネコンに絶対に入ってやる!」
「街作りを担いたい!」
「安全な工事現場を実現させたい!」
とか様々あると思います。その思いを忘れずにしっかりと心の中に留めておいて下さい。

また、資格を取得した後のことを思い浮かべるのもモチベーションアップに繋がります。

大手ゼネコンでバシバシ現場を捌くかっこいい自分を想像したり、自分の活躍で出来上がった街を想像してみたり、無災害無事故の現場を実現させたところを想像してみたり。

資格を取得した後のそんな自分を思い浮かべるとやる気も出てくると思います。ぜひ思いつめた時などは少し手をとめて明るい将来のことを思い浮かべて見て下さい!

オススメなのは「クレドカード」を使うことです。クレドとはラテン語で「信条」や「約束」を意味する言葉です。

一枚のカードにどうしてこの二級建築施工管理技士の資格を取ろうと決めたのかという理由を書いて参考書のしおりなどに使い、モチベーションが低くなった時、エネルギーが切れそうな時に読み返して下さい。

モチベーションはマラソンでいうところでいう水分・栄養補給です。

上手にモチベーションを上げることも効率的に勉強をすすめてゴール達成する為には必要事項です。


まとめ

二級建築施工管理技士の勉強方法についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

  1. まずは二級建築施工管理技士の試験とはどんなものかを理解しよう
  2. 戦略を立てる
  3. コーチを決める
  4. 過去問を繰り返し解き刷り込み学習をする
  5. モチベーションを維持してゴール到達する

以上を手順にぜひ資格所得のゴールを勝ち取ってください。

<戦略を立てるためのガイドブックはこちらがオススメ>

<過去問を繰り返し解き刷り込み学習をするテキストブックはこちらがオススメ>


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