古い通帳はどうするのか悩んでいる、捨て方を知らない人は、正しい処分やその重要性を知ることが大切です。
正しい処分方法を知ることで安全に破棄することができるでしょう。この記事では処分方法だけでなく、その方法の重要性についても解説しました。
ぜひ古い銀行の通帳を捨てる時にはトラブルのないように安全に処分して下さい。
通帳の安全な捨て方
貯金通帳の捨て方として、個人情報が書いてある部分を黒い油性のマジックで消してから破棄するという方法があります。
これなら黒い油性のマジックを用意するだけなので、誰でも簡単に処分することができるでしょう。
これだけでは不安がある場合には重要な部分をハサミで細かく切っておくのも良いです。
より安全なのは、ページをバラバラにしてからシュレッダーを利用して細かく刻むことです。
シュレッダーなんて持っていないという人がいるかもしれませんが、文房具屋さんに行けば1000円程度で購入可能です。
通帳の捨て方を考える前に保管期間を知っておこう!
通帳がいっぱいになっても通帳繰越機を使えば新しい通帳に繰り越すことが可能です。
この時には、古い通帳の処分をすぐにでもしたいところですが、処分を考える前に保管期間のことも考えることが重要です。
通帳には過去の入出金の記録がされています。このことでローンや公共機関の支払いが確実に行われたかどうかの証明にもなります。
また、過去の支出状況を確認することで家計の見直しもできるでしょう。
個人事業をしている人では過去の入出金を確認するためにも数年は保管しておく必要もあります。
そのため、繰り越したからといってすぐに処分するのではなくて、少なくても1年、できれば2~3年は保管することをお勧めします。
通帳の捨て方として銀行で処分してもらう方法は可能?
自分で処分するのは不安がある人は、銀行に持って行って処分してくれないのかと考える人もいるでしょう。
しかし残念ながら銀行では対応はしていません。これは、トラブルが発生したとしても責任が取れないことが理由です。そのため不要になった通帳は自分で処分する必要があります。
銀行では口座を解約する時は通帳や届け印、本人確認書類を持っていけばすぐ口座解約ができますが、その後の通帳の処分は自分で処分する必要があるということです。
通帳の捨て方を間違えると悪用される!
通帳をそのままゴミとして捨ててはダメなのかと思う人もいるかもしれません。しかしそんなことをすると悪用される可能性があるので適切な処分方法で破棄しましょう。
お金を引き出すためには、通帳だけでなく印鑑やキャッシュカード、暗証番号が必要なことから、通帳だけ捨てても問題ないと思ってしまいます。
しかし通帳に暗証番号をメモしている人は、キャッシュカードを盗まれると預金を引き出されてしまいます。
また、届け印を偽造されてお金を引き出されたという被害も報告されていることから、届け印のところは切り取って細かく刻んだ方が安全です。
口座番号や名義人が知られたことで、闇金業者が勝手に入金をして法外な金利を請求するケースもあるようです。
このように、安易に処分してしまうと犯罪に巻き込まれることもあるので注意をしましょう。
通帳のデータを保存してから捨て方を選ぼう!
使わなくなった通帳が複数あると保管するのも邪魔だと感じることもあるかもしれません。
そんな時には、記録をデータ化することをお勧めします。スキャナーやカメラで撮影して、パソコンなどにデジタル化して保存しておけば通帳は不要になります。
保管が面倒と感じる人は、このようなデータ化を考えてみましょう。
まとめ
処分する時には、個人情報が漏れないように油性の黒いマジックで塗りつぶしたり細かく刻んだりして処分します。
大切な個人情報を守るにはシュレッダーなど便利アイテムを日頃からすぐ使えるように持っておくのもオススメです。
古い通帳でもトラブルが発生することもあるので適切な処分が大切です。
正しい対策をすることで、トラブルに巻き込まれることもなく安全に破棄することができるます。トラブルを避ける為にも個人情報はちゃんと守りましょう!