ベランダでのバーベキュー(BBQ)は可能なのかと気になりますが、いくつかの注意点があります。
注意点さえクリアできれば、楽しい時間も過ごせるでしょう。
ここでは、マンションなどのベランダで楽しいBBQや焼肉をするためのコツなどを紹介していますので、悩みや疑問もすぐに解消できるでしょう。
ベランダでバーベキューしてもいいの?
持ち家の場合にはベランダでバーベキューをしても問題はないでしょうが、マンションのベランダやバルコニーでBBQをする時には、管理会社の規定の確認、近所への配慮が重要です。
管理会社の規約で、ベランダでBBQをしても良いとなっているかをまず確認します。管理会社の規定に違反項目などが記されていることもあります。
ただ、当該違反項目に「BBQをしてはいけない」という項目などがなくても、集合住宅のベランダでBBQをすると近所の人に迷惑がかかる可能性があります。
煙に寄って洗濯物に匂いがついてしまうこともありますし、話し声がうるさいと感じる人も多いです。
また、シックハウス症候群の予防のために2003年に施行された法律で、全ての建造物で24時間換気システムの設置が義務付けられています。
この換気システムによって、外で焼き肉などをしてしまうと近隣の室内にも煙や臭いが入ってしまいます。
バルコニーなどの屋外で騒いでしまうと、近所の人が窓を開けてくつろぐことも難しくなってしまいます。
そのため規約で問題ないとされていても、近隣住民の人のことを考えればやはりベランダでのBBQは控える方が良いでしょう。
近隣住民のことを考えずにBBQをしてしまうことでトラブルに発展してしまうこともあります。
マンションのベランダから煙が出ていると、火事と勘違いされて、消防車や救急車などを呼ばれて大騒ぎになってしまうことも考えられます。
どうしてもベランダでBBQをしたい時には、できる限り物音を立てないようにする、無煙バーベキューコンロを使うなどの工夫は大切です。
ベランダにもバーベキューがしやすいロースターがある
話し声の大きさは気をつければ抑えることができるのですが、煙はどうしようもないと思っている人もいるでしょう。
しかし、本格的な炭火BBQが楽しめて、煙が少ないロースターも販売されています。
そんな商品の一つが「LotusGrill」です。
煙を抑えてくれるロースターは意外に多く販売され、無煙ロースター(家庭用)をランキング形式で紹介しているサイトもあります。
しかし、そんな多くある無煙ロースターでも、炭火が使えるものは意外に少ないです。
このロースターは炭が使える上に、火力調節ファンと炭専用コンテナによって煙を最小限に抑えてくれるアイテムです。
炭に火をつけるのは慣れないと難しいですが、このアイテムには火力調節ファンによって酸素を送り込むので、初心者でも手軽に炭に着火ができます。
火力の調節もダイヤルを回すだけで調整可能です。
食材から出る水分や油はしたからファンで風を送ることでガードして、煙を最小限に抑えます。
使い方もとても簡単で、専用のコンテナに付属のチップを入れて、着火ジェルを塗り、ライターで着火します。
後は、コンテナを着火プレートの上に置いて焼き網もセットすれば完了です。
このようなアイテムを利用すれば、マンションのベランダでも煙による苦情は軽減できるでしょう。
その他にもベランダでのバーベキューに最適なアイテムがある
上記で紹介したアイテム以外にも、蓋つきのグリルも販売されています。
鋼鉄にホウロウ加工されて、耐久性・耐錆性に優れ、サイズは直径37cm×高さ43cmのコンパクトサイズなのでベランダでも活用しやすいです。
蓋がついているので、燻製用のチップを入れれば燻製を作ることも可能です。
ネット通販であれば、このようなグリルも販売され、自宅まで届けてくれるので手軽に入手することができます。
ベランダでBBQをしたことで苦情が出ないためにも、ネットで良いアイテムを見つけて効果的な対策をしましょう。
ベランダでバーベキューをするときにはグリルやプレートにこだわろう
焼き肉などをするときの煙の原因は、肉などから出た油が火で燃えて出ることがほとんどです。
そんな煙も、煙の出ない焼肉プレートを使用するだけで軽減できます。
おすすめのグリルやプレートが、伊賀焼きグリル、溶岩プレートで、これらのアイテムはほとんど煙が出ないと評判になっているアイテムです。
野菜や肉からの水分が蒸発するときの湯気は出ますが、どちらもほとんど煙や臭いが出ず、ホットプレートのような飛び散りもありません。
溶岩プレートや伊賀焼きグリルは、食器のように洗うこともできて、手入れが簡単なこともおすすめする理由の一つです。
どちらも遠赤外線効果によって美味しく焼くことができるでしょう。
ベランダでバーベキューをするときには焼く肉を変えよう
煙の原因は、肉の脂でもあることから、脂身の少ない肉を焼けば煙も軽減できることになります。
そのため、ベランダで肉を焼くときには、できるだけ赤身肉を選ぶようにしましょう。
また、たれにつけこんだ肉も避けます。たれにつけこんでいるので、焼けばすぐにでも食べられるのですが、臭いや煙の原因となるので、焼いてからたれにつける食べ方がおすすめです。
まとめ
マンションなどのベランダでは、管理会社の規約に問題がなければBBQをすることができますが、近隣住民への配慮が必要です。
煙対策は、煙が出にくいロースターを利用すると良いでしょう。
使用するプレートや脂身の少ない赤身肉を焼くなどして煙を減らすことも可能です。
近隣のことも考慮して、楽しい時間を過ごしましょう。