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熱が出た時はクーラーを使うべき?使い方や注意点

熱が出た時にはクーラーを使うべきなのかと悩みますが、適切な使い方が大切です。

適切な使い方をすれば、夏風邪などの治りも早めることができるでしょう。

ここでは、熱が出た時にクーラーを使うべきなのか、使い方や注意点などについて紹介します。

事前に対応方法を知ることで、熱が出た時もすぐに適切な対応ができるようになるでしょう。

 


熱がある時にクーラーをつけてもいいの?

熱がある時にクーラーをつけてしまうと、体調が悪化してしまうのではないかと心配な人もいるでしょう。

しかし、室内の温度が高く、汗がかきやすい状態だと体力も消耗してしまう原因になりますし、室内の温度が高すぎれば熱中症の原因にもなってしまいます。

赤ちゃんでは、気温などの環境の順応力が低いので、エアコンで適切な温度にすることはとても重要です。

ただ、冷やしすぎたりクーラーの風が直接当たったりするのは体に良くありません。

設定温度は28℃前後にして、風が直接当たらないような使い方をしましょう。

 


発熱した時にはクーラーを使わず汗をかいて熱を下げる方法の方が良い?

夏風邪を引いた時には、しっかりと汗をかいて熱を下げた方が良いという考え方もあります。

これは民間療法の一つですが、暑い季節では体温調整がうまくできないために、この方法ではうまく熱が下がらないこともあります。

そのため、夏風邪の場合には、無理に汗をかくよりも体の負担の少ない環境を整えて休むことが大切です。

 


熱が出た時にはクーラー以外の対策もしよう

クーラーで部屋の温度を適温にすることも大切ですが、水分摂取をして尿を増やすことも効果的です。

尿の頻度が増えれば、体の熱を下げる効果が期待できます。

汗がかきやすい夏は脱水症状起こしやすいです。こまめに水分摂取をすることで脱水症状を防ぐことにもつながりますし、尿の頻度が増えて熱も下がりやすくなるでしょう。

この時の水分は、スポーツドリンクや経口補水液などがおすすめです。

また、この時にスイカを食べるのも良いでしょう。スイカにはカリウムやβカロテンが豊富に含まれています。

カリウムは、体に余分なナトリウムを排出する働きがあり、むくみ解消にも効果があるとされる成分です。

βカロテンは、体の中でビタミンAに変換され、喉や肺など呼吸器系を守ってくれる働きがあります。

スイカは水分も豊富なので、熱が出た時の水分補給にも良いでしょう。

夏風邪では、室温を下げる方が良いのですが、39℃以上のような高い熱が出た時には、冷房で部屋の温度を下げたとしてもなかなか下がらないこともあるでしょう。

こんな時には、冷えピタやアイスノンなどの冷却剤を活用すると効率よく熱を下げることができます。

冷却剤はおでこではなく、太い血管が通っている脇や足の付け根、首などを冷やすために使います。

このことで、高い熱も効果的に下げられるでしょう。

 


熱が出た時にはクーラーよりも扇風機の方が良いの?

扇風機はクーラーよりも体に優しいというイメージがあることから、クーラーを使うのではなくて扇風機を使った方が良いのではと考える人もいるのではないでしょうか。

しかし、扇風機は直接風を当てるため、体を冷やしすぎる可能性があります。特に小さな子供の場合では、汗をかいている時に扇風機をあてることで体を冷やしすぎてしまうことになるでしょう。

そのため熱が出た時には、扇風機よりもクーラーで室内の温度を適温にする方が体に優しいと考えられます。

 


熱が出た時にクーラーで冷やしすぎると喉を痛める原因にもなる

夏に熱が出た時には冷房を使うのは効果的なのですが、空気が乾燥してしまうと鼻や喉の粘膜も乾燥しやすくなってしまいます。

クーラーをつけて冷やしすぎたことで、喉や鼻に炎症を引き起こしやすくなってしまっては、夏風邪もなかなか治らないでしょう。

そのため、クーラーで冷やしすぎない、クーラーを使う時にはマスクなどをして鼻や喉を守るなどの工夫も大切です。

 


まとめ

夏に発熱した時には、クーラーで室内の温度を適温にすることはとても大切なことです。

ただ、冷やし過ぎれば悪化させる原因にもなることから注意が必要です。

こまめに水分を取りながら適切な温度で休むことで、風邪の治りも早くなることでしょう。