とにかくお金に困った時に、まっとうな方法では手に入らないお金を手に入れるための方法として裏バイトがあります。名前は知っていても、内容まで詳しく調べた人はあまりいないはずです。
裏とつく以上、高収入だからと安易に手を出すと思わぬしっぺ返しをくう羽目になります。それでも今すぐお金が欲しいのであれば、利用を検討したほうがいいのでしょうか?
今回は、裏バイトの種類やリスクを詳しく解説していきます。どうしてもお金が必要で、手段を選んでいられない人はよりリスクを犯さずお金を手に入れるためにも、一度目を通してください。
裏バイトってなに?
裏バイトとは、読んで字のごとく表社会に出回らない裏のバイトの事です。ハローワークなどの求人には載る事がないため、普通に生活している人は目にする機会がない仕事といえるでしょう。
通常のバイトと違う特徴としては以下のものが挙げられます。
- 一般的な仕事よりも高収入
- 資格や経験を問わない仕事が多い
- 仕事によっては様々なリスクがある。
簡単に言えば、リスクを背負う分儲かる仕事です。そのリスクも千差万別で、単に肉体や精神に負荷がかかるものから法を犯すもの、中には命の保障ができない仕事も存在します。
今回は違法であったり命がけであったりしない、比較的取り組みやすいものを中心に紹介します。興味はあるが犯罪やトラブルは避けたい人も安心してみてください。
裏バイトはどこで探す?
前述の通り、一般的な求人雑誌や就職案内所では見つける事ができません。探すにはインターネットやアプリを使って求人を見つけ出し、直接応募する必要があります。
仕事内容をピンポイントで検索して求人を探す方法の他、闇の職業安定所といった裏バイト専用の求人サイト等もあるのでそちらを活用しましょう。基本的にこれらのサイトは違法なバイトは載っていません。
応募を終えたらその場で採用されるものもあれば、通常の仕事のように面接を受ける場合もあります。仕事によって応募以降の流れは違うので、応募要件をよく確認しておきましょう。
では続いて、仕事内容の一例を見ていきましょう。
裏バイトの一例
ここで紹介するのは、裏バイトの中でも比較的取り組みやすくリスクの少ない仕事です。とはいえ裏の仕事であることには変わりないので、安易な気持ちで応募しない方がいいでしょう。
特殊清掃員
アパートの一室や一軒家の掃除、修復が主な仕事です。通常の掃除と違う点は、掃除の対象となる部屋は故人の部屋であるという点に尽きます。
一人暮らしなどで発見が遅れたために遺体が長時間放置された部屋は、体液などがこびりついてひどい腐臭を放つとともに大量の虫も湧いています。まっとうな神経をしていれば視覚と嗅覚に大きなダメージを負います。
そのためなによりも、強靭な精神力が必要な仕事と言えます。幸か不幸か求人には事欠かない仕事なので、調べればすぐに見つける事ができます。
治験
簡単に言えば新薬の実験台になる仕事です。新薬と言っても最低限国の検査に合格しています。摂取しただけで死に至るような劇薬の実験台ではないので安心して下さい。
基本的に決められた期間で薬を投与し、経過を観察します。多少食事や運動に制限がかかる事もありますが、基本的には自由なので肉体や精神に大きな負荷がかからない仕事と言えるでしょう。
お金は欲しいが特別な事はしたくない人にはうってつけの高額バイトです。ただし極まれにですが副作用のリスクはあるため、自分の体を大切にしたい人にはお勧めしません。
マグロ漁船、カニ漁船
フィクションではお馴染みにマグロ漁船ですが、現実にも高収入の職業として存在してます。こちらはバイトではなく社員としての仕事ですが、最低でも年収600万円以上とかなり稼ぎのいい仕事です。
それに伴うリスクは、過酷な肉体労働です。何カ月も船の上で過酷な仕事をするため、体力は勿論精神力も必要とされます。また、船上の業務はまっとうな理由ながら当然命がけのものになります。
とにもかくにも体が資本の仕事なので、スキルはからっきしだが体には自信があるという人にはお勧めできるかもしれません。
これらの仕事は、裏家業ながら国に認められた公式の仕事です。仕事を選べないとはいってもなるべくこれらから選んだほうが賢明と言えるでしょう。
裏バイトをする上で考えられるリスク
上記のまっとうな裏仕事ですら相応のリスクが生じます。裏バイトをする上で以下のリスクは必ず頭に入れてください。
法に背く仕事も多い
裏バイトの中には犯罪すれすれのものや、一見まともそうでも実は犯罪である仕事も数多く存在します。気付いたら犯罪の片棒をかつがされていた、という事も珍しくないので全貌が不鮮明な仕事は避けましょう。
その場限りの仕事でも一生付きまとう
裏バイトを行う理由は大抵今のピンチを乗り切るためですが、そこで仕事をした事実は一生付きまといます。例えばビデオ出演であれば記録が残りますし、サイトのサクラならだました相手との遺恨が残ります。
どんなに今が大変でも、自分の人生に傷が残るような仕事はすべきではありません。
裏バイトに向いている人、向かない人
以上を踏まえた上で、裏バイトに向いている人、向かない人の特徴を解説します。自分がどちらなのか、応募する前によく考えましょう。
裏バイトに向いている人
- 失うものがない(少ない)人
- スキルはからっきしだが体やメンタルに自信がある人
- 想定外の事態に対応できる人
- 何があっても動じない人
裏バイトに求められるものは体力と精神力だけなので、それしかとりえのない人には向いています。また、仕事内容の関係で想定外の事態も頻発しますが、それに冷静に対処できる人は適任と言えるでしょう。
裏バイトに向いていない人
- 背負っているものが多い人
- 何かしら専門のスキルや技術を持っている人
- 人を疑わず正直な人
- 気の弱い人
裏バイトは経歴に傷が残る可能性があり、社会的立場や家庭のある人が行うにはリスクが高すぎます。また、なにかしらスキルがある人は、そのスキルを生かした職に就いた方が賢明です。
まとめ
裏バイトとは、肉体的、精神的にリスクを負う代わりに高収入なバイトの事を言います。基本的に経験や資格を問わないので、誰でも行う事ができるのが大きな特徴です。
職種は特殊清掃員や治験などの公に認められた仕事から、復讐代行や麻薬密売など完全に法に触れる仕事など千差万別です。自分の行う仕事が犯罪でないか、仕事を始めるまえに必ず確認してください。
裏バイトは短期間でお金を稼ぐの事ができる方法ですが、手段を誤ると一転して犯罪者の仲間入りや生命の危機に陥る多大なリスクも備えています。
今回紹介した内容を参考に、裏のバイトをするにしても比較的安全なものをチョイスしてください。いくら今困っているからと言って、一生を棒に振るリスクは負うべきではありません。