さつまいもに含まれるヤラピンの効果が気になりますが、女性に悩みの多い症状に効果が期待できます。
悩みを解消できれば、快適な生活が送れるようになります。
ここでは、ヤラピンの効果、さつまいもの選び方などを紹介していますので、疑問もすぐに解消できるでしょう。
さつまいもに含まれるヤラピンとは
さつまいもには、ヤラピンという特有の成分が含まれています。聞いたこともない成分だと思う人も多いでしょうが、生のものを切ると白い乳液が出てきますが、それがヤラピンです。
切断した時には白い乳液ですが、そのまま放置すると黒いタール状の物質に変わります。
この成分の構造は糖脂質の仲間で、便通を良くする、健胃効果があると言われています。
ヤラピン以外にもさつまいもには色々な栄養素が含まれている
さつまいもには、ヤラピンの他にも
- 炭水化物
- 食物繊維
- カルシウム
- リン
- 鉄
- ナトリウム
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンC
- マグネシウム
- カリウム
などが含まれています。
意外に多く含まれている成分がビタミンCです。100gの中に29mg含まれ、熱を加えたり空気に触れたりすることで壊れやすいビタミンCですが、このような状況でも比較的安定しているのが特徴です。
食物繊維とヤラピンで便秘解消
さつまいもは、食物繊維が豊富で、ヤラピンも含まれているので相乗効果で便秘解消効果は抜群です。
便秘で悩んでいる人には、オススメの食材なのですが、食べるとおならが出やすいことが気になっている人も多いのではないでしょうか。
このおならは、6~7時間後に出るとされているので、この時間を目安に食べるタイミングを考えると良いでしょう。
良いタイミングで食べることで、おならを気にすることなく、便秘解消効果を実感することができます。
ただ、さつまいもは100グラムで132kcal程度あるので、カロリーが気になる人は食べ過ぎに注意しましょう。
ヤラピンを含むさつまいもの選び方
ヤラピンを摂取するなら、美味しいさつまいもで摂取したいものです。
そんな、さつまいもを選ぶ方法のポイントが、
- 重さ
- 形
- 蜜
- 表面の凸凹
です。
あまりにも細いものは味が悪いとされ、ラグビーボールのようにふっくらとした重みを感じるモノがオススメです。
さつまいもの皮に蜜が染み出ていれば甘い証ですし、表面にツヤがあり、あまり凸凹していないモノを選びましょう。
戦中や戦後は、食料不足のためにこの芋が活躍しましたが、今では品種改良されて、ブランド芋なども登場しています。
「サツマイモの世界 世界のサツマイモ」(著者:山川理)では、企業と連携した新品種開発や世界事情なども紹介されています。
この芋を購入する時には、スーパーで買うのも良いですが、ネットなどでないとなかなか購入できないブランド芋などを購入することで、今まで食べたことがないさつまいもが楽しめるでしょう。
美味しい焼き芋でヤラピンを摂取
「株式会社まつの」の「まつのベジフルサポータージャーナル」では、焼き芋にする温度について紹介しています。
芋は60~70℃で甘みが増すそうで、この温度帯でじっくりと加熱するのがポイントだそうです。
専用の焼き機がなくても、オーブントースターや魚焼きグリルでも代用可能とも紹介されています。
家で焼き芋を作りたいと考えている人は、温度に気をつけながら作ることで、美味しくヤラピンなどの栄養も摂取できます。
じっくりと低温で火を通したいなら、炊飯器に100cc程度の水を入れて炊くのも良いでしょう。
まとめ
さつまいもにはヤラピンが含まれ、便通を良くする効果があります。
その他にも様々な栄養成分が含まれ、熱などで壊れやすいビタミンCも摂取しやすい食材です。
食物繊維も豊富なので、ヤラピンとの相乗効果で高い便秘解消効果が期待できるでしょう。
美味しいさつまいもを選んで、温度に気を付けて料理をすれば、美味しくヤラピンを摂取できます。
ヤラピンを上手く摂取できれば、頑固な便秘も手軽に解消できるようになるでしょう。