アロマディフューザーの手入れで悩みますが、それぞれのタイプで手入れ方法が違います。
タイプに合った手入れをすることで、安心して楽しめるようになるでしょう。
ここでは、超音波タイプやフラスコタイプ、リードタイプの手入れ方法を紹介しますので、悩みや疑問もすぐに解消できるでしょう。
超音波式のアロマディフューザーは手入れが重要
超音波式のアロマディフューザーは、拡散力も高く、使い方も簡単なことから人気がありますが掃除などの手入れが重要です。
このタイプでは、タンクに水を入れますが、タンクの中に水を入れっぱなしにしていると雑菌が発生してしまいます。
加熱式の加湿器であれば、水を加熱した蒸気なので水の中の菌も死滅するのですが、超音波式のディフューザーは、超音波の振動で水を細かくしてミストを発生させる機械です。
加熱しないので、空気中に菌をばらまいてしまうことにもなります。
水の中のカビや雑菌の繁殖を抑えるためにも、1日1回は水を交換することが大切です。
また、1週間に1回は、タンクの中の水をすべて捨てて、中性洗剤を付けた布で軽く拭く、吹き出し口も綿棒などで拭くなどのケアをしましょう。
使う水は水道水がおすすめです。水道水には塩素が含まれていて、この塩素には殺菌効果があるので雑菌などの繁殖を抑えてくれます。
部屋の中に湿気が多いと雑菌も繁殖しやすいので、1日1回は換気をして部屋の環境も良くすることが大切です。
雑菌が心配な人は、水を使わないタイプを使うのも一つの方法でしょう。
超音波式アロマディフューザーは利点も多いが手入れなどの難点も多い
超音波式のディフューザーは、価格が安いものも多いですし、多くのメーカーから販売されていて種類も豊富です。
種類が豊富なことで、気に入ったデザインのディフューザーを使うことができるでしょう。
使用時には電気を使用しますが、消費電力はそれほど使わないため電気代もほとんど気にならないでしょう。
利点も多い超音波式ですが、難点と感じる点も多くあります。
超音波式ではミストを発生させるため、加湿効果も高いと思いがちですが、加湿器ではないため加湿効果はそれほどありません。
加湿器は目の細かい水蒸気を発生させますが、超音波式では水蒸気の粒が荒いので湿度を上昇させるほどの効果が期待できないようです。
また、ミストを発生させる機能によって、周辺が濡れてしまう商品もあり、置き場には気を付ける必要があります。
加湿効果が実感できないからとミスト量を最高にしてしまうと、周辺がびしょびしょになってしまうような商品もあるようです。
無印良品のアロマディフューザーは人気がありますが、水蒸気量が多いので、タンクなどの手入れだけでなく置き場にも十分に気を付ける必要があるでしょう。
上記でも紹介した通り、しっかりとケアをしていないと衛生面にも問題が発生します。
超音波式を選ぶときには、できるだけ水蒸気の放出量が少ないものをおすすめします。
手入れが難しいアロマディフューザーを使う時には精油選びも大切
誰でもディフューザーを使ったことで部屋中に雑菌をまき散らすようなことはしたくないものです。
雑菌が繁殖してしまえば、アロマディフューザーを使うと臭いと感じることもあるかもしれません。
このような雑菌の繁殖を防ぐ方法は、手入れだけでなく、精油にもこだわると効果的な対策になります。
ユーカリ、ペパーミント、ティーツリー、レモンなどの精油は、殺菌作用が高いとされています。
このような精油を活用することで、アロマの香りだけでなく、ディフューザーのケアにもつながります。
衛生的にディフューザーを使いたいと考えている人は、殺菌作用のある精油を活用しましょう。
フラスコタイプのアロマディフューザーの手入れ方法
フラスコタイプもオシャレな形のものが多く、人気があるディフューザーです。
このタイプは水を使わないタイプなのでカビや雑菌が繁殖する心配はないのですが、アロマオイルのケアが重要です。
フラスコの中にオイルを放置すると、オイルが気化してドロドロになってしまいます。
この状態では芳香しなくなってしまうので、使った後のオイルはボトルに戻すようにしましょう。
フラスコ内でドロドロになってしまった、固形化した時には、無水エタノールを使います。
フラスコの中に無水エタノールを入れて、スイッチをオンにして15分程度エタノールを噴霧させると綺麗になります。
手入れが簡単でオシャレなアロマディフューザー
ディフューザーを使いたいけど、少し手入れなどが面倒と感じた人もいるでしょう。
しかし、ディフューザーは多くの種類があり、その中でもオシャレで人気があるのがリードディフューザーです。
これは、オイルが入った容器の中にリードと呼ばれるスティックを入れるだけの簡単なものですが、そのスティックが入った様子がオシャレだと人気があります。
このタイプならとても使い方が簡単です。
香りを拡散させたいならスティックの量を増やすだけで香りが広がりやすくなります。
長く使っているとスティックの吸い上げる違らが弱まるので、上下逆にしたり、新しいスティックに交換したりすることで、いつまでも良い香りが楽しめるでしょう。
容器の中でオイルがドロドロした時には、無水エタノールを加えるだけで、また香りが広がりやすくなります。
リードディフューザーは見た目がオシャレだけでなく、手入れや使い勝手も簡単なのでおすすめです。
まとめ
超音波式は人気がありますが、難点も多いアイテムです。
使う時には、衛生的に活用するためにも、しっかりと手入れをする必要があります。
手入れ以外にも、殺菌作用のある精油を使うのも良い方法です。
ディフューザーにはいくつかの種類があり、タイプが変われば手入れ方法も違ってきます。
オシャレで人気のリードディフューザーなら、簡単なケア方法でアロマの香りが楽しめます。
自分に合ったディフューザーを選んで適切なケアをすることで安心してアロマが楽しめるようになるでしょう。