しゃがむとかがむの違いで迷いますが、どのような姿・かっこうになるかで判断すると良いでしょう。
違いが分かる姿のイメージを持っておけば、簡単に適切な言葉を選べます。
ここでは、姿勢などでの違いを紹介しますので、この二つの言葉の違いの疑問もすぐに解消できるでしょう。
しゃがむとかがむの違い
しゃがむを辞書などで調べると、ひざを曲げて腰を落とすこと、姿勢を低くすること、かがむことなどを紹介されています。
英語では、”squat”、”crouch”、”bend down”です。
辞書で調べると、しゃがむは、かがむと同じことだと表記されている場合もありますが、一般的には使い分けがされています。
どちらを選んだらいいか迷った時は、歩けるかどうかで判断すると良いでしょう。
かがんだ状態であれば歩くことが可能です。しかし、しゃがんだ状態では歩けないです。
これらの状態が良くイメージができない人は、ネットで画像やイラストを検索してみると良いでしょう。
ネットでは手軽に画像を検索することができて、サイトなどの素材として活用するだけでなく、状態を確認したい時にイラストや写真で見れるので状態を知ることができます。
しゃがむとかがむの意味の違いは姿勢で理解する
かがむの語源には、身を隠すような状況からきているという説もあり、姿勢を低くして隠れながら逃げられる状態とも言えます。
また、しゃがむは漢字では蹲むです。この漢字は、這いつくばるのつくばるとも読み、地面に這いつくばっている状態では歩くこともできません。
そのため、どちらを使ったらよいかと迷った時には、そのままのかっこうで歩くとができるかで判断すると良いでしょう。
かがむとしゃがむはどのように使うの?
写真やイラストでどのような姿なのかがが分かっても、文章としてどのように使われているのかと気になる人もいるでしょう。二つの言葉を使った例文を参考にしてみてください。
- 「ハンカチが落ちたのでかがんで拾った」
- 「彼は身をかがめるように部屋を出て行った」
- 「子供達がしゃがんで砂場で遊んでいる」
- 「コンビニの前で若者たちがしゃがみ込んでいる」
かがむとしゃがむの姿勢での違い
具体的に、姿勢での違いを挙げるとすれば、歩くことができないことだけでなく、しゃがむはお尻がひざより下にあり、かがむは一般的にはお尻がひざよりも上にある状態です。
また、関節の曲折具合で判断することもできるでしょう。かがむときには少しは曲がりますが完全に曲がってはいません。しかし、しゃがむでは完全にひざを曲げている状態です。
姿勢の違いをよく理解することで、文章などでの使い分けもしやすくなるでしょう。
しゃがむはかがむよりも腰への負担は少ない
ちょっとした荷物を拾う時にはかがんで拾う人がほとんどでしょう。
軽い荷物ならかがんで持ち上げても問題はないですが、重たい荷物を持ち上げる時にはしゃがんでから持ち上げるのが良いとされています。
しゃがんで、体に近づけて持ち上げることで腰への負担を減らしながら荷物を持ち上げられます。
この二つの言葉では、腰への負担の違いもあります。
まとめ
この二つの言葉は、辞書で同じような意味で解説されることもあります。
しかし、どのようなかっこうになるかで比較すると違いが分かりやすくなるので、どちらをえらんだらいいか迷った時は、姿勢をイメージすれば選びやすいです。
また、どちらの姿勢をするかによって、重い荷物を持つ時の腰への負担の違いもあります。
違いが分かりやすい姿勢のイメージを持つことで、どちらを選んだらいいかという迷いもなくなるでしょう。