雛人形の処分法で悩みますが、処分方法は色々あります。自分に合った方法を選ぶことで、納得できる処分ができるようになるでしょう。
ここでは、色々な処分方法を紹介していますので、どのように処分したらいいのかと悩んでいた人もすぐに悩みが解消できるでしょう。
雛人形の処分の時期はいつ?
雛人形を処分したいと考えているけど、みんなはどのようなタイミングで処分しているのかと気になります。
処分を考えるタイミングとしては、
- 子供が結婚した
- 厄年を迎えた
- 子供が成人になった
- 飾ることがなくなった
- 保管する場所の確保が難しくなった
などのタイミングで処分を考える人が多いようです。
処分しなければいけないという時期はありませんが、不要と感じた時には処分方法を考える必要があるでしょう。
雛人形の処分方法・捨て方をご紹介
雛人形の処分方法、捨て方は以下のような方法があります。
【供養してもらう】
お雛様を供養してくれるお寺などもあります。
このようなお寺はネットで検索すれば手軽に見つけることができるでしょう。ネットで検索する時には、お布施の目安なども確認することが大切です。
手軽な方法で供養したいと考えるのなら、日本人形協会に依頼するのも良い方法です。
ここでは供養の代行サービスをしていて、受け付けたお雛様を東京大神宮の「人形感謝祭」で供養します。
【知人にあげる】
お雛様は高価なものも多く、お雛様を飾りたくても購入にためらっている人もいます。不要と感じるお雛様があれば、そのような知人に譲ってあげると良いでしょう。
【全国各地のイベントに寄付】
全国各地でひな祭りの大きなイベントが行われています。そんなイベントの中には100段もあるひな壇が立ち並び、全国から集められたひな人形が飾られます。
不要なお雛様をこのようなイベントに寄付することで安心して処分することができるでしょう。
【自治体や団体に譲る】
自治体の中にはお雛様の引き受けているところもありますし、老人ホームや保育園などの施設で必要としているケースもあります。
近くにこのような自治体や団体があれば譲るのも良い処分方法です。
【フリマやオークションで売る】
不要と感じるお雛様でも、必要としている人は意外に多くいます。日本だけでなく海外でも人気があるようです。
少しでもお金に変えたい人は、フリーマーケットやオークションなどを活用してみると良いでしょう。
【ゴミとして処分】
自治体によって対応は異なりますが、お雛様をゴミとして処分可能です。
ただこの場合は、自治体のルールに沿った形で分別するなどして出す必要があります。
【民間のゴミ処理業者を利用する】
ゴミの分別が面倒な人は、民間のゴミ処理業者が活用できます。民間業者であればそのまま引き取ってくれるので分別する手間もありません。
ただ、民間のゴミ処理業者の中には悪質な業者もあるので注意が必要です。
政府が発行している登録番号を明示されているか、見積額は適正か、電話などでも誠意ある対応をしてくれるかなどをよく確認して業者選びをしましょう。
【買い取り業者の利用】
お雛様の買い取り業者もあります。状態によっては値段がつけられない時もありますが、この場合は無料で引き取ってくれて手軽に処分が可能です。
お雛様を処分前に飾ろう
処分前には、一度飾ることをオススメします。この時に写真を撮っておくのも良いでしょう。
飾ることで、汚れの確認、付属品の有無も分かるので、買い取り業者の利用を考えている人にも最適です。
買い取り業者では、汚れがなく、付属品が揃っているほど高額の買い取りも可能になります。そのため汚れ箇所が見つかれば綺麗に落としておくことも大切です。
ただ、汚れているからと無理に落とすことはやめましょう。無理に落とそうとして破損してしまえば逆に価値を下げてしまいます。
仮に破損してしまった場合でも、捨ててしまうのではなくそのまま置いておきましょう。破損していてもパーツが揃っている方が評価も高まります。
海外途上国の子供達を喜ばせる雛人形の処分方法
NGO団体や国際ボランティア団体では、お雛様などを集めて海外途上国の子供たちのために役立てています。
途上国では、人形が欲しくても購入できない人たちは多いです。そんな国で暮らしている子供たちにいらなくなった人形を贈ることで、人形で楽しい時間を過ごせるようにもなるでしょう。
今まで大切にしてきたお雛様を、より大切にしてくれる人に譲りたいと考えている人は、このような団体への寄付を考えてみましょう。
雛人形の処分で宅配を利用する時には梱包が大切
買い取り業者を利用したり寄付したりする時には、ダンボールに入れてしっかりと梱包することが大切です。この時に梱包が不十分では、運送している時に破損することもあります。
梱包する際には柔らい布で顔の部分を覆います。髪や着物につかないようにセロテープなどで布を固定すると良いでしょう。
そして、覆った布の上からタオルやエアーキャップ(プチプチ)で全体を覆います。
少し大きめのダンボールを用意して、チラシやエアーキャップを底に敷き詰めてから人形を入れて、さらに動かないように隙間に詰め物をします。人形の上にもプチプチなどをあてがって梱包は終了です。
破損しないように送るためにも、梱包はしっかりと行いましょう。
まとめ
お雛様の処分時期は、多くの人が不要と感じた時に行っていています。
処分方法には、お寺などでの供養、オークションなどで売る、ゴミとして処分する、買い取り業者を利用があります。
処分前には、一度飾ってみましょう。写真に残すこともできますし、汚れや付属品の確認もできて、買い取り業者の利用を考えている人にもオススメです。
団体によっては、人形を途上国の子供達に届ける活動をしていて、大切にしてくれるところに譲りたいと考えている人は、このような団体の利用も良いでしょう。
宅配で送るときには、一つひとつ丁寧に梱包することが大切です。
良い方法を選ぶことで、納得できる形で処分ができるでしょう。