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妊娠中にお餅を食べも良いの?上手い食べ方や注意点

妊娠中にお餅(おもち)を食べても良いのかと気になりますが、上手な食べ方をすれば大丈夫です。

上手な食べ方を知ることで好きなお餅も楽しめるでしょう。

ここでは、上手な食べ方や注意点などについて紹介します。

ちょっとした工夫で安全に食べることができるので、すぐにお持ちの悩みも解消できるでしょう。

 


妊娠中にお餅を食べても大丈夫?

妊娠中は食べ物に気をつける必要があり、お正月に食べるお餅を食べ過ぎても大丈夫なのかと気になっている人もいるでしょう。

お餅は妊婦さんでも問題なく食べられる食材ですが、注意が必要なのが食べ過ぎです。

お餅は、一個でご飯一杯分とほぼ同じカロリーがあります。

ご飯は100gで約170kclですが、切り餅(50g)では1個で約120kclで、餅を2~3個も食べてしまえば多くのカロリーを摂取することになります。

お正月ではいくつもお餅を食べる人も多いですが、食べ過ぎれば太る原因になってしまいます。

お餅は50%程度が糖質です。この糖質を摂りすぎると血糖値が上昇しやすくなります。

血糖値が上昇すればインスリンが分泌され、余分なエネルギーは脂肪として蓄えられてしまいます。

妊娠中に太りすぎると色々なリスクがあるため体重管理が重要です。

この体重管理をするためにも、お餅の食べ過ぎには注意しましょう。

お餅を食べない方が良いのではと思ってしまいますが、お餅は胃を温める効果があるので、寒い時期には最適な食材です。

お正月には、みんなと一緒にお餅や様々な料理を食べながら楽しい時間を過ごすことで、赤ちゃんにも良い効果が期待できます。

適度な量のお餅を食べて楽しい時間を過ごすことが大切です。

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妊娠中は餅の食べ方に注意しよう

好きなものを我慢するのは精神的にも良くないのですが、とはいっても食べ過ぎれば太り過ぎの原因になってしまいます。

そんなお餅も食べ方次第で血糖値の上昇を緩やかにすることができます。

お餅を食べながら体重管理もしっかりとしたい人は、食べ方に工夫をしてお餅を楽しみましょう。

【おろし餅】

お餅だけを食べると血糖値が上昇しやすいですが、食物繊維の多いものと一緒に食べることで血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。

大根おろしと一緒にお餅を食べることで、大根の食物繊維によって血糖値の上昇を緩やかにしてくれますし、大根に含まれる消化酵素で炭水化物の分解を促進してくれるので胃にも優しいです。

【きなこ餅・納豆餅】

大豆製品にも血糖値を緩やかにしてくれる効果が期待できます。

きな粉餅にして食べるのも良いですし、納豆餅や納豆と大根おろしを合わせて食べても良いでしょう。

ただ、きなこ餅を食べる時には砂糖の量には注意をしましょう。

【チーズ餅】

乳製品にも血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果があり、チーズを使ってピザ風に餅を食べてみましょう。

チーズだけでなく他の具材も合わせることで、美味しく太りにくい食べ方になります。

【豆乳餅】

お餅がない時には、大豆製品の豆乳やきな粉を使った豆乳餅を作ってみてはいかがでしょうか。

用意するものは、

  • 豆乳200ml
  • 片栗粉大さじ4
  • 砂糖大さじ2~3
  • きな粉大さじ3
  • 塩少々

です。

レシピは、まず、きな粉と塩を混ぜておきます。鍋に片栗粉と豆乳を入れてよく混ぜてから砂糖を入れます。

砂糖を入れたら、弱火にして固まるまで混ぜましょう。固まってきたら火からおろし、粗熱が取れるまでさらに混ぜます。

粗熱が取れたら、一口サイズにしてきな粉をまぶして完成です。

これらの食べ方をすることで、血糖値が急激に上昇して太りやすくなることも少ないでしょう。

【注意点】

高カロリー

ただ、ぜんざいやおしるこ、あんこ餅は、多くの砂糖が使われているものも多く、高カロリーとなってしまうこともあるので注意が必要です。

よもぎ

また、よもぎには子宮収縮の原因となるとされ、妊娠中はよもぎ餅を食べるのは控える方が良いでしょう。

カビ

お正月の餅が余ってしまってカビが生えることがあります。

多くのカビは60℃で10分以上加熱すれば死滅するのですが、中には耐熱性のあるカビもいるので、カビが生えた餅を食べるのは控える方が良いでしょう。

 


妊娠中に食べた餅は母乳に影響するの?

母乳はお母さんの体から作られるということもあり、今まで食べたものが悪影響を及ぼすのではないか、お餅が母乳に影響を与えるのではと心配な人もいるでしょう。

妊娠中に食べた餅が産後の母乳に影響することはありませんが、授乳中の餅は控えた方が良いとされています。

高血糖になると母乳が詰まりやすくなると言われています。

餅は消化が良くてすぐに糖質として吸収されて母乳の出が良くなり、乳腺炎の原因になりやすいとも言われています。

食べる物が少ない時代では、授乳中に餅を食べる方が良いという考え方もありましたが、飽食の時代では、逆に悪影響を与える可能性があります。

そのため、授乳中は餅を食べるのを控えましょう。

 


妊娠中に餅を食べ過ぎて太ってしまった時のリスク

妊娠中は赤ちゃんに栄養をとられているということもあり、いつも以上につい食べ過ぎてしまうこともよくあります。

食べ過ぎてしまって太り過ぎた時にはどんなリスクがあるのかと心配な人もいるでしょう。

太り過ぎると妊娠中毒になる可能性が高まります。妊娠中毒になると高血圧や尿蛋白などが見られ、胎盤の機能が低下してしまうことがあります。

胎盤の機能が低下すると、赤ちゃんに上手く栄養を渡せないようになってしまいます。

太り過ぎると産道に脂肪がついてしまい、このことで出産のトラブルも起きやすいです。

その他にも、糖尿病になって流産や早産のリスクが高まる、産後に腰痛や膝痛の原因となる、妊娠線ができやすくなるなどのリスクがあります。

 


妊娠中に餅を食べ過ぎた時には運動をしよう

餅を食べ過ぎた時には、ウォーキングやヨガ、スイミングなどの運動をする、部屋の掃除をして体を動かすことでダイエット効果が期待できます。

食べ過ぎたと感じる時には、消費カロリーを増やす工夫をしましょう。

運動することで良いリフレッシュにもなりますし、マタニティスイミングなどに参加することで妊婦さん同士の交流を深めることもできるでしょう。

ただ、安定期に入るまでは激しい運動は控える、医者から止められている人は絶対にしない、お腹に違和感があればすぐに運動を中止するなどの注意点があります。

一人だけの体ではないので、運動する時には注意しながら行いましょう。

 


まとめ

餅は、意外にもカロリーが高いため、太る原因になってしまいます。

ただ、食べ方を工夫すれば、血糖値の上昇を緩やかにすることが可能です。

食べ過ぎた時には運動することも大切ですが、無理をしないように気をつけましょう。

お餅が好きな人でも、赤ちゃんのために我慢をする人もいるかもしれませんが、好きなものを我慢することは精神的に良くありません。

精神的な影響が赤ちゃんに悪影響を与えることもあります。

上手な食べ方をすることで精神面も安定して、安産にもつながるでしょう。