お食い初めには鯛を食べるのが常ですが、その鯛はどこで買えばいいのかご存知でしょうか。スーパーでは見かけた覚えはないので、通販か専門のお魚屋さんで買わなければいけないと考えている人もいるでしょう。
結論から言うと、スーパーでお食い初め用の鯛を買う事は可能です。それどころか、鯛の調理や必要物販の調達までスーパーを利用するだけで賄うことができるのです。
今回は、お食い初めをするにあたってスーパーで鯛を買う時の注意点や、一緒に準備するものなどをまとめて紹介します。赤ちゃんが生まれ、お食い初めの時期が近づいてきた人はぜひ参考にしてください。
お食い初め用の鯛はスーパーで購入できる!
お食い初めに使われるのは一般的に頭尾のついた鯛ですが、冒頭でお伝えした通りこの鯛はスーパーで購入することができます。鮮魚売り場には見当たらなくても、売り場の人に聞くと用意してもらえます。
相場としては小さいもので1,500円程度、大きければ3,000円を超えるものもあります。当然赤ちゃんが直接食べるわけではなく、大事なのは気持ちなので、予算にあった鯛を購入しましょう。
購入方法が分かったところで、続いて鯛を買う際に気を付けるべき点を見ていきましょう。
スーパーでお食い初め用の鯛を買う時の目利き
スーパーで頭尾のついた鯛を買う際には、以下の点を注意して観察してください。
養殖ではなく天然ものを選ぶ
天然ものの鯛は養殖されたものより見た目が良く、味もしっかりしています。多少値は張りますが、お食い初めは見栄えも大事なので天然ものの鯛を選ぶとよいです。
見分け方としては、尾びれと色を見る事で見分けられます。
- 天然もの→尾びれが鋭くVの字になっていて、全体的にピンク色をしている
- 養殖もの→尾びれは丸みを帯びていて、色も全体的に黒っぽくなっている。
目が澄んで全体的に明るい色をしている
澄んだ目や明るめの体色は新鮮な魚である証拠です。せっかく一度しかない祝い鯛ですので、なるべく鮮度の高い鯛を購入しましょう。
もしわからなければ、売り場の人に聞いてみましょう。適切な助言を頂けるはずです。
スーパーはお食い初め用の鯛の調理もしてくれる?
鯛の買い方はわかったが肝心の調理に自信がないという人もいるでしょう。ですが安心してください、大抵のスーパーではお食い初め用の鯛の購入だけでなく、調理も行ってくれるのです。
お食い初めの鯛の焼き方は、基本的にシンプルな塩焼きにします。自分で調理できないという人は、購入の際にスーパーの人にお願いすることで調理をしてもらえます。
調理だけでなく、下処理だけお願いすることもできます。全部自分でやりたい人も、最後だけ手を加えたい人も全部やってもらいたい人もニーズを満たしてくれるので、自分の要望に応じてお願いしましょう。
スーパーに鯛が無かったらお食い初めはどうする?
鯛も売り物ですので、売り切れの場合もあるでしょう。そんな時はどうすればいいのでしょうか。
実際の所、お食い初めのお魚は鯛である必要はありません。お食い初めで一番大事なのはお祝いする気持ちなので、鯛がないからと他の魚で代用しても何ら問題はないのです。
ただし、頭尾つきの魚には長寿祈願の意味もあります。他の魚で代用するにしても頭尾つきであるという1点だけは必ず守ってください。
どうしてもめでたいとされる鯛で遣りたい場合には、通販サイトを使って鯛を買うという方法もあります。確実に鯛を購入できますが、すぐには届かないので余裕をもって注文しましょう。
お食い初め用に鯛と一緒にスーパーで買うもの
スーパーで鯛を買ったのであれば、一緒にお食い初めに使うものもまとめて買ってしまいましょう。一般的に用意されるのが以下のものです。
敷き紙
鯛を盛り付ける際には、下に緑の敷き紙を使うと見栄えが良くなります。特に松の葉や裏白を使った敷き紙は長寿祈願の意味も込められており、お食い初めにはうってつけと言えます。
他のお食い初めの献立
お食い初めの献立には鯛の他に以下のようなものがあります。
- 赤飯
- お吸い物
- 煮もの
買い忘れの無いようにまとめて買っておきましょう。
これらは全てスーパーでそろえることができます。場所が分からなければ店員さんに聞いてみましょう。
まとめ
お食い初めに使う頭尾つきの鯛は、スーパーで購入する事ができます。鯛の調理をお願いしたり、他の献立を買ったりも全てスーパーで賄う事ができるので、お食い初めの準備をするにはうってつけです。
鯛を買う時には、鮮度の高いものを選び、可能であれば養殖物ではなく天然ものの鯛を買った方がよいです。どうしても鯛がなければ他の魚でも構いませんが、必ず頭尾がついたものを選んでください。
お食い初めは普段から料理をあまりしない人には大変な献立かもしれません。ですが、困ったことはスーパーの人に相談すれば解決できることも多いので、キチンとした料理で赤ちゃんのお祝いをしましょう。