シリコンの匂いって気になりませんか?
この頃色んな製品に使われて人気のシリコンですが、あの匂いが苦手という人も多いのではないでしょうか?
実はシリコンの匂い取りは意外と簡単でコツと方法を知っていればあのいやな臭さを取ることは可能なんです。
今回の記事では今人気のシリコンのいや〜な匂い取りのいくつかの方法をご紹介いたします。ぜひ最後までお読み下さい。
シリコンの匂いのもとは何?
まずシリコンの匂いのもとは何かというと、ズバリ!『ゴム』です。
シリコンは地球上で酸素の次に多く存在するケイ素という元素です。
そのシリコンを原料として2種類以上の元素を化合してできたものが普段私たちが色んなことに使用しているシリコン製品なのです。
シリコン樹脂には200度以上の温度に耐えられる耐熱性や表面張力の低さ、また電気絶縁性に優れている特性があるので色んな製品に使われています。
そしてその中でもシリコン樹脂にゴムが練り込まれたシリコンゴム製品は哺乳瓶の乳首、ベーキングカップやヘラ、トングなどの調理用品、スマホのカバーなど私たちの身近に沢山あります。
耐熱性や形をどんなものにでも合わせられることからとても使い勝手が良いのですがゴムが練り込まれてることでゴム臭さが気になってしまいます。
ゴムの匂いが気になるものの、キッチン用品としてはとてもつかいがって
シリコンの匂い取りには○○を使う!
では、そのシリコンのゴムの匂い取りですが、一番簡単によく使われるものは、ズバリ!『重曹』です。
重曹は料理に使うこともありますし、掃除や洗濯でも良く汚れが落ちると活用されていますが脱臭効果もあるのです。
この重曹は消臭効果もあることから、シリコン製品の臭い取りにも有効です。
スマホケースなどの臭い消しの時には、まず中性洗剤で洗います。この時には色落ちしないか目立たない場所で確認しましょう。
中性洗剤で洗ったら、1リットルのお湯に対して重曹大さじ一杯、お酢を大さじ一杯入れます。
後は、シリコン製品を1時間程度つけておくことで臭いを軽減させることができます。
料理で使うシリコン製品では1回でうまく取れないこともあるので、2~3回程度はこの方法で臭い取りをする方が良いでしょう。
その他のシリコンの匂い取り
もし重曹が手元にないという場合は以下のような方法もあります。割と簡単にシリコンの匂い取りができますので試してみてください。
【レモンを使う】
レモンを半分に切って、レモン汁をシリコン製品に絞り、レモンの皮も刻んで入れます。
後は電子レンジで3分程度を温めるだけで、レモンの香りでゴム臭さをなくすことができます。
【緑茶の出がらしを使う】
1リットルのお湯に緑茶の出がらしを約60g入れます。
その中に1時間程度シリコン製品を浸け込むことでゴム臭さを軽減できます。
【消臭剤を使う】
最もお手軽な方法が消臭剤を使うことです。
やり方はとても簡単で、スマホケースに消臭剤をスプレーして風通しの良い所に干しておくだけで臭いを軽減させることができます。
料理に使う製品では少し心配がありますが、今は食品にも安全な消臭剤もでていますのでお試し下さい。
シリコンスチーマーの臭い取り
シリコンスチーマーを使えば電子レンジで簡単に料理ができるので人気ですが、ゴムの臭い以外にもお料理の匂いが移ってしまい匂いが取れないお悩みもありますよね。
お料理の後のシリコンスチーマーの臭い取りでは、スチーマーに直接お湯を入れて臭い消しを行います。
重曹とお酢を使う場合では、スチーマーに湯を入れて、重曹と酢をそれぞれ大さじ一杯入れます。
2時間~半日程度をそのまま放置してから洗うことで臭いを軽減できるでしょう。
シリコン臭い取り専用の洗剤を活用する
酢や重曹、緑茶、レモンなど、シリコンの臭いを取る方法がありますが、もっと確実な方法で臭いを取りたいと思う人もいるでしょう。
そんな人は匂い取り専用の洗剤スプレーを活用してみるのも良いでしょう。
ただシリコン製品はお料理に使ったり、口に入れるものが多くありますので口にいれても安全な洗剤スプレーをオススメします。
まとめ
臭い取りには、酢や重曹、緑茶、レモン、専用洗剤などを使った方法があります。
どれもそれほど難しいことではないので手軽に臭い消しをすることができるでしょう。