妊婦さんは梅ジュースを飲んでも大丈夫なのかと気になりますが、妊娠中でも安心して飲めるジュースです。
ただ、飲む際にいくつかの注意点もあるので、よく確認してから飲むことで良い効果が期待できるでしょう。
ここでは、効果や注意点、飲み方などについて紹介します。
梅ジュースのことをよく知ることで、梅ジュースで妊娠中のつらい症状の改善効果を得ることができるようになるでしょう。
妊婦が梅ジュースを飲んでも大丈夫なの?
妊婦さんは飲み物や食べ物に気を使いますが、梅シロップや梅ジュースは飲んでも大丈夫なのかと気になる人も多いことでしょう。
結論から言うと飲んでも大丈夫です。
妊娠中は、普段の状態とは違って様々な体調の変化が起こります。
そんな体調もこのジュースを飲むことで改善させる効果が期待できます。
お腹が大きくなると、腰などを痛める人も多いですが、このジュースには疲労回復効果もあるので、腰の違和感を軽減させることができるでしょう。
その他にもカルシウムの吸収を高める、食欲促進や血圧を安定させる、インフルエンザ予防などの効果も期待できます。
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妊婦さんが梅ジュースを飲むときには実には注意
梅ジュースが好きな人は、ジュースだけでなく実を食べるのも好きな人も多いことでしょう。
梅ジュースを飲むのは良いのですが、実を食べるのは控えるようにします。
成熟していない実を守るために、青梅には毒性のある成分が含まれています。
特に多いのが種で、実の10倍~20倍含まれていると言われているので注意が必要です。
毒性があると聞くと、実だけでなくジュースを飲むのもためらってしまいます。
しかし、加熱したり漬けたりすることで成熟した状態と同じになるため、梅ジュースなどは毒性がないとされています。
もし気分的に実に毒のある梅ジュースはやっぱり避けておこうと思われるのなら妊婦さん用に開発された飲みやすい青汁なんかもさっぱりとしていて栄養豊富で良いかもしれません。
妊婦さんも安心の梅ジュースは毒性の心配はないがアルコールが心配?
青梅には毒性の成分が含まれていますが、梅シロップや梅ジュースは製造する段階で毒も分解されて、実を食べなければ体への影響はまずないでしょう。
ただ、アルコール分を心配する人もいます。
ジュースであるためアルコールは含まれていないのですが、発酵すると微量のアルコールができてしまうことがあります。
ごく微量なので、妊婦さんでもそれほど心配する必要はないでしょう。
微量のアルコールでも影響が心配という人は、温めてアルコールを飛ばしてしまうことで安心して飲むことができます。
アルコールを飛ばしてしまえば、カフェインも含まれていないので妊婦さんにも安心して飲める飲料となります。
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妊婦さんに安心な梅ジュースを作ってみよう!
梅ジュースは自分でも手軽に作ることができます。
用意するものは、梅1kg、砂糖1kg、5リットルの瓶です。
作り方は、まずは青梅をきれいに洗ってキッチンペーパーなどで水分を拭き取ります。竹串などを使ってヘタ部分などの汚れも一つ一つ取り除きましょう。
下準備をした梅を冷凍庫に入れて一晩凍らせることで、梅のエキスが出やすくなります。
後は、煮沸消毒した瓶に青梅と砂糖を交互に入れて、1ヶ月ほど漬ければ完成です。
出来上がった後の梅の実は、取り除いておくと食べてしまう心配もなくなります。
作った梅シロップお好みの濃度に薄めて梅ジュースを楽しみましょう。
初めて梅ジュースを飲む妊婦さんが知っておきたい飲み方
今まで梅ジュースを飲んだことがなくて、どのようにして飲んだらいいのかと思う人もいるでしょう。
一般的には、梅シロップを水で薄めたり炭酸水を入れたりして飲みます。これなら暑い夏でもごくごくと飲むことができるでしょう。
その他では、かき氷のシロップとして梅シロップを使ったり、牛乳に入れて飲んだりするのも良い飲み方です。
寒い冬ならホットがおすすめです。ホットで飲めば体の中からポカポカと温まります。
まとめ
妊娠中に口にする食材は、赤ちゃんのためにもとても気を使うため、ネットでも様々な質問や回答がされています。
そんな妊婦さんでも梅ジュースなら安心して飲むことができます。
ただ、青梅には毒成分が含まれている可能性がありますし、梅ジュースが発酵したらアルコールが発生する可能性もあります。
実は食べない、微量のアルコールも摂取したくない場合には加熱するなどの工夫も必要です。
工夫さえすれば、疲労回復やカルシウムの吸収を助ける、食欲増進など、様々な良い効果が期待できます。
梅ジュースや喉を通りやすい栄養豊富な飲み物をうまく活用することで、妊娠中のつらい体調の変化にも対応しやすくなるでしょう。