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松脂の落とし方|方法や注意点をご紹介!

松脂の落とし方ってどうやればいいの?

うっかり服や手についてしまった松脂。松脂(松ヤニ)は粘着力高くて厄介な存在で困りものですよね。

でも実は松脂は意外と簡単で効果的な落とし方があります。落とし方を知っておくことで松ヤニに悩まされることもなくなるでしょう。

今回の記事ではうっかり松脂が服や手についてしまった場合の松脂の落とし方!方法や注意点をご紹介いたします。ぜひ最後まで目を通してみて下さい。

意外に松脂がつく場面

生活の中では様々な場面で松ヤニ(松脂)が付着することがあるので落とし方を知っておく必要があります。

山道を走っていると車に松ヤニがついてしまうこともあるでしょう。

家を作る時にも木材として松の木が使われていることもあり、その木材から松ヤニが出てくることもあります。

子供が松林の中で遊んでいれば服や手、髪にも松ヤニが付着してしまうこともあります。

またクリスマスやお正月の飾りを作る時には、モミの木や松を使うので、手がベタベタになってしまったという経験をした人もいるでしょう。

このように、様々な場面で松ヤニが付着することがあるので、場所別で上手い落とし方を知って対処しましょう。

松脂の落とし方|場所別

松脂を取る基本的な方法はアルコールを使うことです。

ドラッグストアに行けばアルコールの一種であるエタノールを手軽に購入することができます。

アルコールを使って松脂を除去したあと、場所別でさらに洗浄、そして洗浄箇所によってのケアをオススメします。

松脂の落とし方①:体の場合

手についたときにはアルコールで洗い、髪についたときにはガーゼにアルコールを染み込ませて髪を挟むようにして拭き取ります。

手についた松脂をアルコールで拭き取った後は乾燥を防ぐためにハンドクリームなどで保湿をしましょう。

髪はアルコールで松脂をとったあとはダメージをおさえるために刺激の少ないアミノ酸系のシャンプーでお手入れすることをオススメします。

松脂の落とし方②:車の場合

車についたとき、家の床などにもエタノールは有効です。またホームセンターなどには専用のクリーナーもあるので、床に付着したものを落としたいときにはこのような専用クリーナーを使うのも良いでしょう。

もしご家庭に高圧洗浄機があるなら併用して使うと楽かもしれません。

松脂の落とし方③:床の場合

玄関先の床などではエタノールでは落としにくい素材もありますが、そんな時には酢酸を撒いてから固めのスポンジなどで擦ると効果的です。

床がフローリングの場合、松脂を落とした後はワックスも剥がれてしまう場合がありますのでワックスがけをしておきましょう。

松脂の落とし方④:服の場合

松脂は固まりやすく粘着力も高いので服についたときには洗濯しただけでは落とせないこともあります。

服についたときには紙などで挟み、上から低温のアイロンで温めながら吸わせて取り除く方法が効果的です。ただこの方法は応急処置になりますので松脂を取り除いた後はやはりプロのクリーニングでケアすることをオススメです。

目に見えないくらいの松脂成分でも残っていると変色の原因になってしまいます。季節ものの服などは衣替えのさいにクリーニングにだしておきましょう。


松脂の落とし方⑤:ペットの場合

犬を飼っている人は、散歩中に松ヤニが付着してしまい悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

そんな時には、台所用洗剤やオイルタイプのメイク落としを使って落としている人が多いようです。

広範囲でなければ、その部分だけを毛をカットしてしまうのも良いでしょう。

松ヤニはベトベトしているため、小麦粉をまぶしてから少しずつ取り除くのも良い方法です。

松脂の落とし方⑥のこぎりや剪定鋏(せんていばさみ)の場合

庭の手入れをしている人は、のこぎりや剪定鋏に松ヤニがついてしまい、切れ味が落ちたと悩んでいる人もいるでしょう。

のこぎりや剪定鋏では、使った後の手入れが必要です。

ヤニがついたときには水に浸けておくだけでもある程度は取り除けますが、専用クリーナーを使うと効果的です。

ヤニを取り除いたら、紙やすりなどで磨いてから油を塗ることで切れ味を取り戻すことができます。

それでもダメなら古いものは手放して新しいものを購入する方がストレスフリーかもしれませんね。

松脂の落とし方⑦革バッグの場合

何かの拍子に持っている革製品のバッグに松脂が着いてしまった場合、革製品の場合は色落ちしてしまう場合が多々ありますので革製品の場合はあきらめてプロのクリーニングにお任せした方が無難です。

松脂の落とし方|注意点

松ヤニは肌がかぶれることもあるので、付着した時には早めに取り除きましょう。炎症を起こしたときには皮膚科に行くことをおすすめします。

玄関先などでは広範囲に松ヤニが付着していて、取り除くことに時間がかかることもあるでしょう。

そんな時には手がかぶれないように、ゴム手袋を二重にしてから作業しましょう。

車に付着した時にもエタノールは有効ですが、ワックスを落とす原因ともなるので、松ヤニを落とした後はワックスをかけなおすことをおすすめします。


まとめ

松脂の落とし方はアルコールを使うのがポイントです。

固まった松脂はアイロンやお湯などで温めることで柔らかくなり、少しは落としやすくすることが可能です。

松脂はとても付着するととても厄介な存在ですが、上手い落とし方と注意点を守れば簡単に落とすことができますのでぜひお試し下さい。