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薬剤師の将来性?!自分の強みを生かす方法?!

今薬学部の皆さん、または薬剤師となり3~4年業務に携わり目の前の業務は回せるようになったけど、将来について悩んでいる薬剤師の方へ、将来活躍するためにどうしたらよいか、薬剤師の将来性について調べてみました。



薬剤の将来性は? 飽和説に不安になるけど・・・

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ネット上では薬剤師の飽和説、反対に薬剤師の飽和など数十年先のことで問題にならないなど、相反する意見がでていますね。平成24年度の研究報告書内の図をご覧ください。現時点では地域による差もあるため、薬剤師の不足を感じている現場も多いと思います。

しかし、長期でみるとやはり薬剤師が過剰になるという予測を否定するのは難しそうです。また、厚生労働省の「患者のための薬局ビジョン」でも「対物業務から対人業務へ」とうたわれており、薬剤師の担う業務内容が変わっていくことは必須ですね。



薬剤師の将来の役割はより多様になる! 多様化はすでに始まっている?!

生活者のセルフメディケーションが適切に行えるようサポート、在宅医療(薬剤師の訪問)、地域医療推進、病棟で医療チームに参加、認定/専門薬剤師、日本語を母語・第1言語としない旅行者、駐在員、留学生などへの対応などすでに薬剤師に求められる役割は広がってきています。

訪日外客数が伸びているニュースはよく聞かれると思います。

しかし以下のアンケート結果によると外国籍の患者さん達の対応は多くの薬剤師が経験しているが、外国語対応できる薬剤師やスタッフが不足し、十分な対応ができていないという結果です。

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出典:くすりの適正使用協議会

訪日外客総数は、年々のびる傾向にあり薬剤師の外国語対応の必要性はそれに比例し高まっています。



薬剤師に外国語(英語)は必須になるかも?!

英語の聞き取りや会話に不安がある薬剤師さんもいるかと思います。確かに様々な地域からやってきてアクセントや発音にクセのある英語で話しかけられても満足いく対応は難しいかもしれませんね。

そんな場合には、カード/用紙に必要フレーズを印刷しておき話しながら該当する部分を指差す、スマホアプリを入れておきテキストでのやり取りも行うなど工夫することで、リスニング・スピーキングの苦手意識をカバーすることができます。

『厚生労働省医療通訳育成カリキュラムテキスト後半にある単語集』でも病名やお薬に関する用語について日本語、中国語、英語、スペイン語、ポルトガル語による用語・フレーズの使用例が確認できます。

外国籍の方への対応は英語が多いと思いますが、他に中国語、ベトナム語など対応する頻度の高い外国語があれば、挨拶やお大事にといったフレーズだけでも覚えておいて声をかけてあげましょう。

やはり、不安な時・体調がすぐれない時の母国語は外国籍の患者さんにホッと安心してもらえますよね。



海外の大学・大学院で学ぶ

現在学生の皆さんの中には、通う大学で留学制度が利用できる場合もあるでしょう。その場合、留年・休学することなく留学先で単位認定されますから是非制度内容をチェックしてみてください。

少人数かもしれませんが、海外大学薬学部卒業を目指す方もあるかもしれません。

その場合、現地で大学薬学部を卒業し外国人である日本人留学生が就労ビザサポートを得て薬剤師の業務につける可能性について調査しておきましょう。

また、海外の進学先の環境・状況が帰国後日本で「薬剤師国家試験の受験資格」が得られる基準を満たしているのかもチェックしてみましょう。

すでに日本で薬剤師免許取得し業務経験もあり、さらに海外で学んでスキルアップするなら海外大学の薬剤部編入/薬剤部一般入学、大学院入学、留学生専用の博士課程コース入学などいくつかの選択肢はあります。

仕事しながらの入学準備や海外での学生生活もハードでしょう。しかし、留学前に自分のやりたいこと、目指す強みを今後のキャリアへどう繋げるか考えることで留学中に得られる成果も変わります。

留学で得られた知識・経験・人脈はきっと、あなたの人生の大きな糧となるでしょう。そして日本の医療環境の変化をリードし、後輩の薬剤師たちを導く存在になれるに違いありません。



青年海外協力隊・日系社会青年ボランティア 

世界には沢山の薬剤師として参加できるボランティア・プログラムがあります。

おそらく日本ではあり得ない経験や困難が派遣先の途上国でまっているかもしれません。しかし、それらを乗り越えた時に謙虚で忍耐強く、あらゆる人や状況に適応できる新たな自分がいることに気がつくはずです。



海外で働く

下記のグラフは海外在留邦人数を示しています。ご覧のように海外で暮らす日本人の数は年々増えてきています。

海外在留邦人数調査統計

出典:海外在留邦人数調査統計

海外にある日系の病院・クリニックで働くというチャンスもあります。海外のお薬と日本のお薬の両方の知識をもつ薬剤師が日本語で薬の説明をするというのは、海外で働く日本人の強い味方です。

日系の大手ドラッグストアチェーンは近年、海外進出し始めています。現地の文化、人を知り現地スタッフとともに在留日本人や現地の人に信頼される新しい薬局作りにも関わるなどキャリアの幅を広げる可能性があります。

その他、高い語学力と薬学の専門知識があれば、日本国内に支店がある外資系企業、日本市場への進出を計画している外資系企業、日本企業の海外支店などへの就労の機会もあるでしょう。

グローバルに展開している人材紹介会社への登録も一つの方法かもしれません。



まとめ

今回は多種多様化、そしてグローバル化している薬剤師の将来性について調べてみました。今は薬剤師は国内だけに止まらず国際的にも活躍できる職業です。

特に働きたい国・企業があるならグローバル展開の人材紹介会社のホームページよりCountry pageに行き直接メールや履歴書を送るなど行動してみましょう。

将来の夢を描き、そして具体的なプランを作り、ゴールに向けて動き出してみたいという方の少しでもお役に立てれば幸いです。

※将来の夢を描き、具体的なプランを作り、ゴールに向けて動き出す時、コーチがついていれば心強いですよね?!

成功者にはいつもコーチがついていますが、英語の成功者になるにもコーチング方式が効率が良い方法の1つです。

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【参考文献】


 


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