人生設計というとスケールが大きすぎて、人生計画なんて大層で自分には無理だと諦めてしまいそうですよね。実はノートとペンが手元にあれば、誰でも簡単に人生設計を可視化することができるんです。
夢を叶えながら無理せず豊かな人生を送るための、自分にとって理想の人生計画の立て方をご紹介します。
人生設計で幸せな将来をデザインしよう
人生設計とは、進学、就職、結婚、出産、マイホーム購入といった大きなイベントを想定して必要な資金計画を立てたり、自分の夢や目標を明確にしたりして、幸せな人生を送る指針となる計画表のようなものです。
就職や結婚、大きな病気などを機に、これからの人生について初めて真剣に考える人もいるでしょう。人生設計を立てる方法を難しく考える必要はありません。本当に誰でもすぐに取りかかることができるのです。
1冊のノートで叶える!私の理想の人生設計
まずは1冊のノートを準備して、将来の設計書作りに取りかかりましょう。
どんな人生を送りたいか?と漠然と想像しても、パッと思い浮かばない人が多いでしょう。そこで、もう少し具体的に理想の人生を考えていきましょう。例えば、もうすぐ30歳になるという人だったら
- 30代の私はどこで誰と暮らしている?
- 40代になったらパートナーや子ども、友人、仕事相手の人などどんな人間関係を持っていたい?
- 50代では、どんな仕事をしていて、休みの日の趣味は何をしている?
- 60代になって仕事をリタイヤしたとしたらどんな生活を送りたい?
など具体的に自分に問いかけて、答えをノートに書き綴ってみてください。無理だと制限せずに、理想を追いかけてみてください。人生のイメージや可能性が豊かに広がっていくのを体感できるのではないでしょうか。
いくらかかる?将来必要なお金を知っておく!
自分の人生で起こりそうなライフイベントや叶えたい夢が明確になってきたら、年代別に1ページずつにまとめてみましょう。そこから、必要な金額をイベントや夢ごとに空きスペースへと書き足していきます。
希望する内容が具体的であればあるほど、必要なお金は計算しやすくなりますし、一覧になることで、優先順位も明確になってくるものです。
例えば子どもの教育費ならば、小・中・高・大のそれぞれで私立か公立か、自宅か下宿かなどパターンごとに費用シミュレーションしておくことで、親子で話し合う時にもお互いの意見や希望を伝えやすくなるでしょう。
人生設計を立てることで、いつどれくらいお金が必要かを想定できるので、明確な目的をもって目標の貯蓄額を貯めやすくなります。理想の人生を意識できていれば、日々の無駄遣いを減らすことも期待できますね。
まとめ
人生計画を立てるのは意外と難しいことではなく、理想の人生を生きやすくするためにも、気楽に取りかかれそうなことだとおわかりいただけたでしょうか?
人生という航海をするときに、目先ばかり気にした行き当たりばったりの不安な航路よりも、目的地へのわかりやすい地図である「人生設計」を指針として進んでいきたいものですよね。
いちど気楽に人生設計に取り組んでみることをおすすめします。特別なきっかけは必要ありません。まずはお手元に1冊のノートを準備して、将来の夢や憧れを書き込むことから始めてみてはいかがでしょうか。
【参考文献】